プログラマーとしての存在理由を知る 「ワンダと巨像」が「Game Developers Choice Awards」で5冠制覇した同日の現地時間22日、米国サンノゼで開催されているゲーム開発者を対象とした「Game Developers Conference 2006」(以下、GDC 2006)にて、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より発売済みのプレイステーション 2用ソフト「ワンダと巨像」の開発チームによるパネルディスカッションが行われた。 このセッションでは、「ICO」を開発したチームが本作を製作するにあたって特徴的だったと思われる状況を事後分析ものであり、リードプログラマーの杉山一氏とリードゲームデザイナーの細野純一氏、そしてアニメーターの田中政伸氏と福山敦子氏が登壇。本作プロデューサーの海道賢仁氏とディレクターの上田文人氏に見守られながらのパネルディスカッションが展
「Game Developers Conference(GDC) 2006」での人気セッションの1つ、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「ワンダと巨像」を扱った「事後分析:『ワンダと巨像』における情緒的キャラクタ制御」。SCEのプロデューサー海道賢仁氏、そしてディレクターの上田文人氏が見守る中、同作のリードプログラマーである杉山 一氏、リードゲームデザイナーの細野淳一氏、アニメーターの田中政伸氏、福山敦子さんが登壇した。 このセッションが行なわれた夜、「6th Annual Game Developers Choice Awards」において、同作はBest Game of The Yearをはじめ、多数の部門で栄冠を勝ち取ったが、このセッションはフロア2つを使ったもので、開場前には長蛇の列ができ、人気の高さを図らずともこの時点で証明していたわけだ。 ■ プログラマの視点から見
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