mubou.seesaa.net ↑の話、しんざきさんの体験談自体は事実なんだろうけど、2歳上のほぼ同世代の77年産まれで、同じくゲーム大好き人間の私の体験とはまったく違うので、ちょっとその辺についてでも。 文化的貧困地区に、本屋など無い 思うにしんざきさんの体験談は、ある程度の都会…まぁ、「通学路とか地元の小学生の活動範囲圏内に本屋がある」程度には、都会な場所の話だと思うんですよね。「PCゲームの知識は雑誌から得た」って書かれてますけど、置いてある本屋がなければ、雑誌自体が手に入らないし立ち読みもできませんから… 私は学生時代、埼玉の辺境に住んでいたんですが、本屋も電気屋もゲーセンも、大人が自転車で30分以上は余裕でかかる、駅前商店街かジャスコまで行かないとありませんでした。第二次性徴期前の小学生がジャスコまで行くのは、かなりキツい。普段の活動圏内にあったのは公園と、せいぜい個人経営の駄
先制攻撃を仕掛けてきたのはサブカルだった 竹熊健太郎氏が「オタクvsサブカルはオタクの妬みから始まったもの」と言っているのは以前も見て知ってはいるのですが、違うよ、ぜんぜん違うよ!と、ここはひとつ主張しておきたいところ。 以前↑の記事で書いたように、私の認識では「オタクvsサブカル」ってのは、サブカルが優越感を得るためにオタクをダシに使い始めたことで始まった「消費センス競争」なんですよ。 サブカルってのは、「消費センスに優れたオレかっこいい」のナルシシズムを基本とする文化なので*1、「センスの悪いあいつら」という外敵を構造上必要とする文化なんですよね。で、その「外敵」としてターゲットにされたのがオタクだった。 サブカル側の人間である、中森明夫氏の「おたくの研究」や宮沢章夫氏の「80年代地下文化論」を読むと、当時のサブカルがいかに壮絶にオタクを馬鹿にしていたかが分かって非常にムナクソ悪い気分
「近頃の若いやつときたら…」という枕詞は、「なっとらん」と続き、さらに「わしが若い頃は…」と説教モードになる。これは「たらちねの→母」や、「とりあえず→ビール」と同様、慣用句として扱われるべき。したがってこの場合は、「母」や「ビール」と言いたいように、「わしが若い頃は…」と自慢話がしたいだけ。 そんなジジイババア連中も、「若いやつ」だったときがあり、その当時は、やっぱり「最近の若者は…」とやり玉に挙げられてた。そして、耳に痛い「なっとらん」部分を更生しないまま、オッサンになり、ジジイになる、オバサンになり、ババアになる。 ■昔から言われていた「最近の若者は…」 変わったのはツラの皮の厚さだけという爺婆に向かって、「そのセリフ、大昔から言われてたんですよね」なんて返すと、途端に防御の姿勢をとる。自分がそう言われていたことと、その「欠点」がエエトシこいても直っていないことに思い至るのか、顔を真
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