政府の行政刷新会議の事業仕分けの運営方法を疑問視した農林水産省局長の質問状に対し、第3グループ取りまとめ役の蓮舫参院議員は25日、枝野幸男民主党元政調会長との連名で反論を公表した。 農水省の高橋博総合食料局長は24日、同省の農産物の流通加工事業を批判した委員について「対象事業と競合する事業にかかわる人物が民間仕分け人として参加していたのではないか。小売業の立場を代表している。公平・公正な観点から疑義がある」と書面で批判していた。 これに対し、蓮舫氏らは「(この仕分け人は)大規模スーパーは8年も前に辞め、その後は長く公職についた。小売業の立場を代表しているとは言い難い」と反論。逆に農水省に対して「市民感覚からずれているのではないか」と批判した。