この記事を書いた弁護士西川 暢春(にしかわ のぶはる) 咲くやこの花法律事務所 代表弁護士 出身地:奈良県。出身大学:東京大学法学部。主な取扱い分野は、「問題社員対応、労務・労働事件(企業側)、クレーム対応、債権回収、契約書関連、その他企業法務全般」です。事務所全体で400社以上の企業との顧問契約があり、企業向け顧問弁護士サービスを提供。 ・弁護士のプロフィール紹介はこちら パワハラをした従業員について解雇を検討する場合、どのような手順を踏む必要があるのでしょうか? また、どのような注意点があるのでしょうか? 実は、パワハラを理由に従業員を解雇した事例の中には、後日、裁判所で不当解雇と判断され、使用者側が敗訴しているケースも存在します。 事例1: 前橋地方裁判所平成29年10月4日判決 国立大学で部下9名のうち5名からパワハラ被害の申告があり、多くの部下が退職あるいは精神疾患に罹患するなど
注意点 「CEDEC2020のPERACONが参加人数が多すぎて、提出物の質が低くなった」という問題については、書いてません。あくまで審査員の質についてだけを書いています。*1 記事を書くにあたって、審査員は匿名で書きたかったのですが、 審査員全員の名前が公開されていて、中途半端に匿名にしても無意味なこと。 根本的な問題では、反省はしてなさそう。 審査員にも責任があるべきといっていること。 なので、審査員の実名を出しました。ただ、悪い部分だけをピックアップすることはないように、できるだけ多くのデータを出し、客観的に判断するように心がけました。 はじめに CEDECというゲーム業界のカンファレンスで、PERACONというゲーム企画コンテストがあります。今年からはCESAというゲーム業界最大の団体の人材育成部会で引き取って、毎年人材を育成するという目的で行っていくことになったようですが、これか
当社の従業員が,上司のパワハラにより精神疾患に陥ったとして休職しています。パワハラに関して,会社はどのような対策を採るべきでしょうか。 1 パワハラとは 今や日常的な言葉となりましたが,職場におけるパワハラ(パワーハラスメント)とは,「同じ職場で働く者に対して,職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に,いじめ,嫌がらせなど業務の適正な範囲を超えて,精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」を言います(平成24年1月30日厚生労働省円卓会議ワーキング・グループ報告)。 したがって,業務の遂行上必要かつ適切な指示の場合や,正当な教育指導の場合にはパワハラには当たりませんが,そのように言えるかどうかは,行為のなされた状況,行為者の意図,その行為の態様,行為者の職務上の地位・年齢,両者のそれまでの関係,当該言動の行われた場所,その言動の反復・継続性,被害者の対応,他者との共謀関係等
みんなの仕事場 > オフィスの考え方 > ためらいなくハラスメントを起こす「職場のサイコパス」があなたの隣にもいる?~筑波大学人間系教授 原田 隆之氏インタビュー 筑波大学人間系教授 原田 隆之氏 ハラスメントの話題が相変わらず止まりません。スポーツ界、官公庁、政界、そして企業や学校。ハラスメントを30種類以上も分類する人もいる中、なかなか消えることのないハラスメントを生み出しているのは、じつはサイコパスとしてのパーソナリティにあると主張するのが、犯罪心理学の専門家、原田隆之氏です。おそろしい凶悪犯罪者というサイコパスのイメージとハラスメントは、どのように結びつくのか、お話を伺いました。 ■増加の一途をたどるハラスメント事案 ――ご略歴をお聞かせください。 一橋大学大学院と、カリフォルニア州立大学大学院を修了しました。その後、東京大学大学院医学系研究科でPh.D.を取得しています。臨床心理
パワハラは,被害従業員に対して身体的又は精神的苦痛を与え,職場における職場環境を阻害し,企業秩序を乱す行為であることから,会社による懲戒処分の対象となります。いかなる処分が可能かについて、労働問題専門の弁護士が分かりやすく解説します。 当社の部長代行Yが複数の部下に対して、「お前、アホか」「お前、クビ」「お前なんかいつでも辞めさせてやる」との暴言、「私は至らない人間です」という言葉を何度も復唱させるなどの行為を行い、ある部下は異動を余儀なくされ、ある部下は精神疾患になり休暇を余儀なくされました。当社としては、Yの言動はパワーハラスメントに該当するものと考えていますが、この事案でYをいかなる懲戒処分にできるでしょうか? 上司からの嫌がらせ目的等による強い叱責に起因して精神障害を発症した場合などは、民法上の不法行為が成立します。懲戒処分としては,いきなり懲戒解雇や諭旨解雇することはできないと考
別表記:アサーション 「assertion」の意味 「assertion」とは、主張や断言という意味である。何かを強く主張することや、自分の意見や考えを確信して述べることを指す。例えば、議論の中で自分の立場を明確にし、他者に理解させるために行われる主張が「assertion」に該当する。 「assertion」の発音・読み方 「assertion」の発音は、/əˈsɜrʃən/であり、IPAのカタカナ読みでは「アサーション」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「アサーション」と読むことが一般的である。 「assertion」の定義を英語で解説 An assertion is a confident and forceful statement of fact or belief. It is an act of stating something clearly and strongl
知っておきたいパワハラ対策 まずはじめに パワハラ対策の必要性は感じていますが、どこから手をつけてよいかわかりません。 取組内容のカテゴリーを紹介します。何から始めるかは、緊急性のある取組み、優先順位が高い取組みや着手しやすい取組みなどから、企業によってそれぞれの職場に即した形で取り組み、継続して充実させていくことが重要となります。 1 トップのメッセージ 2 社内ルールを決める 3 社内アンケートで実態を把握 4 管理職向けの研修・一般社員向けの研修 5 社内での周知・啓蒙 6 相談窓口の設置、相談対応 7 再発防止 ※職場のハラスメント予防・解決に役立つ参考資料はこちら 外国人労働者に対するいじめ・嫌がらせは、法律で事業主の対応が求められるハラスメントに該当するのでしょうか。 外国人労働者も労働関係法令の適用の対象であり、事業主は適切に対応しなければなりません。外国人であること、特定の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く