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ブックマーク / note.com/rshimada (2)

  • 生活保護世帯から東大で博士号を取るまで②|R. Shimada

    勉強を始めるきっかけ生活保護世帯になってからしばらくは、ありがたいことに、べ物に困ることは無くなりました。 でも、今思えば、ただ生かされているだけだったようにも感じます。 私が生まれ育った地域は貧しい家庭も多く、中学には(私自身も含め)素行の悪い生徒が沢山いました。 警察のお世話になるような事件は日常茶飯事で、少年院まで行った同級生も複数人います。 そんな環境で私が勉強を始めたきっかけは全くの偶然でした。 中学3年生になる直前、友人に地元の小さな個人塾へ誘われました。 そこの体験授業で、英語の授業を受けました。 先生は「be動詞」の説明をしていました。 私はそれを「B動詞」だと勘違いし、 「先生、B動詞とはなんですか?A動詞やC動詞もあるんですか?」 と聞きました。それくらい勉強が出来ませんでした。 当然、私は笑いものにされ、大変な屈辱を味わいました。 一方で、私は今まで必ず受けた屈辱を

    生活保護世帯から東大で博士号を取るまで②|R. Shimada
    shodai
    shodai 2024/04/28
    “そこで私は、数学者になるために、文系で東大に合格し、その後数学科に進学して大学院にも行き博士号を取るという計画を立てました。 この時私はまだ15歳でした。”
  • 生活保護世帯から東大で博士号を取るまで①|R. Shimada

    最近東大で博士号を取りました。専門は数学です。 数学の道を志すと決めたのは15歳のときでした。 この時の私は生活保護受給世帯で暮らしており、他の人より多くの困難を覚悟してこの決断をしました。 そして、実際に、ここまで来るには多くの困難がありました。 ここではその困難についてと、私がそれをどう打開したのかについてを書きたいと思います。 稿は私の経験を共有することにより、次の世代を励まし、生活保護制度や大学・大学院の問題点を明らかにすることを目指して書いています。 一方で、私の事例がこれとは逆の使われ方をすることがあります。 例えば「生活保護世帯出身でも努力すれば大学に行ける。行けない奴は努力が足りないんだ。」というような主張の根拠として使われることがあります。 このような使われ方は、私の意図するところとは全く異なります。 むしろ私は、どんなに努力してもくじ引きで当たりを引かなければ前に進め

    shodai
    shodai 2024/04/28
    “本稿は私の経験を共有することにより、次の世代を励まし、生活保護制度や大学・大学院の問題点を明らかにすることを目指して書いています。 ”
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