第二次大戦で活躍したイギリスの戦闘機、スーパーマリン・スピットファイアによる世界一周飛行が2019年8月5日(現地時間)、イギリスのグッドウッド飛行場からスタートしました。日本にも9月中旬から下旬にかけ、全国6か所に立ち寄る予定です。 スイスの時計ブランドIWCがメインスポンサーとなり、イギリス政府も後援する「シルバースピットファイア」の世界一周プロジェクト「The Longest Flight」。ピカピカのシルバークロームに磨き上げられたスピットファイアMk.IX、元イギリス空軍「MJ271」号機が、4万3000km以上の距離を飛行します。 この飛行に使用されるスピットファイアMk.IX・MJ271号機は、自動車メーカーのモーリスが保有するキャッスル・ブロムウィッチ工場(スーパーマリンの工場が空襲被害を受けたため、1940年に生産施設を移転させた秘匿工場。現在はジャガーの工場)で1943