イランの国営テレビはイスラエルが占領するゴラン高原に向けてミサイルが発射されたと伝えました。 今月1日にシリアにあるイラン大使館が、イスラエルによるとみられる攻撃を受け、革命防衛隊の司令官らが殺害されたことへの報復とみられます。
イランの国営テレビはイスラエルが占領するゴラン高原に向けてミサイルが発射されたと伝えました。 今月1日にシリアにあるイラン大使館が、イスラエルによるとみられる攻撃を受け、革命防衛隊の司令官らが殺害されたことへの報復とみられます。
イスラエルとイスラム組織ハマスとの衝突では、これまでにガザ地区でおよそ3万人が死亡し、住民は飢えや感染症のリスクにもさらされ、危機的な状況に置かれています。そんな中、国際司法裁判所ではいま、イスラエル軍による攻撃が国際法で禁止された、集団殺害などを意味する「ジェノサイド」にあたるかどうかをめぐる論争が続いています。ジェノサイドとはどのような罪で、果たしてガザへの攻撃はそれにあたるのかを考えます。 ガザ地区のほぼ全域を制圧したイスラエル軍はいま、「ハマスの最後の砦を破壊する」として、エジプトとの境界に近い最南端のラファへの侵攻に乗り出そうとしています。150万人もの住民や避難民が劣悪な状況の中で身を寄せているラファに地上部隊が突入すれば、夥しい犠牲者が出るとして、国際社会には強い懸念が広がっていて、戦闘の停止に向けたぎりぎりの仲介交渉が続いています。 その傍らでオランダのハーグにある国際司法
イスラエルからの証拠「ない」 職員の襲撃関与疑惑―UNRWA幹部 2024年02月16日16時15分配信 清田明宏 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長(本人提供) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の清田明宏保健局長は16日、昨年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲にUNRWAの職員12人が関与した疑惑について、イスラエル側から関与を裏付ける具体的な証拠は国連側に提示されていないことを明らかにした。東京都内で記者団に語った。 「日本もか」ガザで怒りと失望 UNRWAへの拠出金停止 イスラエルからの情報提供で疑惑が発覚し、国連は関与したとされる職員を解雇。調査を開始した。これについて清田氏は、職員の雇用を継続した場合に国連への反発が広がることを懸念して、疑惑段階で解雇に踏み切ったと説明した。疑惑の12人のうち2人は死亡しているとされる。 また、日米など十
イスラエル首相、ラファ侵攻「行う」と明言 国連施設地下にハマス拠点か 2024年02月11日22時09分配信 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部施設地下で、イスラム組織ハマスが使っていたとされるトンネルの内部を案内するイスラエル軍兵士ら=8日、パレスチナ自治区ガザ(AFP時事) 【カイロ時事】イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエルのネタニヤフ首相は、米ABCテレビとのインタビューで、パレスチナ自治区ガザ最南端の都市ラファへの本格侵攻に関し「われわれはやる」と明言した。ABCが11日、同日放映予定のインタビューの一部を公開した。 UNRWAに新たな資金拠出 難民支援撤退「あり得ない」―ノルウェー ネタニヤフ氏はハマスとの戦闘に関し、「勝利は手の届くところにある」と主張。ハマスの大隊が残るラファへの侵攻に反対することは「戦争に負けろと言っているに等しい」と語った。ガザ住民
アメリカ軍は兵士3人が死亡した攻撃への報復措置として、イラクとシリアの領内にあるイランの軍事精鋭部隊の関連施設などを空爆し、この攻撃で少なくとも45人が死亡したとみられます。イランや空爆された国から反発の声があがるなか、アメリカがさらなる報復措置に踏み切るのか今後の対応が注目されます。 アメリカ軍は先月28日、中東のヨルダンでアメリカ軍の拠点が無人機で攻撃され、兵士3人が死亡したことへの報復措置として、2日、イラクとシリアの領内で活動するイラン革命防衛隊や関係する武装組織の施設を空爆しました。 この空爆で▽イラク政府は複数の民間人を含む16人が死亡したと発表したほか、▽シリアの人権団体は29人が死亡したと発表しています。 この両国に加えて、イラン外務省の報道官も3日、声明を出し、「イラクやシリアの主権を侵害しており、アメリカ政府はまた、戦略的な過ちを犯した」とアメリカ軍による攻撃を非難しま
アメリカ中央軍は現地時間の2日夜、日本時間の3日朝、イラクとシリアの領内で活動するイラン革命防衛隊の「コッズ部隊」やそれに関係する武装組織に対し、空爆を行ったと発表しました。 ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は記者団に対し、先月28日、中東のヨルダンでアメリカ軍の拠点が攻撃され、兵士3人が死亡したことへの報復措置だと説明したうえで、「攻撃はイラクとシリアの合わせて7か所に向けて行われ、標的は武装組織の指揮所やミサイル、それに無人機の関連施設など85に上る」と述べました。 カービー調整官は「報復措置は今夜、終わるわけではない」と述べ、攻撃は一定期間続くとの考えを示しましたが、「アメリカはイランとの衝突も、中東での衝突の拡大も望んでいない」と強調しました。 これに対し、イラン外務省の報道官は3日、声明を出し、「イラクやシリアの主権侵害であり、アメリカ政府はまた、戦略的な過ちを犯した」と非
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員が昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲攻撃に関与したとされる疑惑で、教師を含む約190人の職員がハマスもしくはガザの過激派「イスラム聖戦」のメンバーだった可能性がある。2023年11月撮影(2024年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh/File Photo/File Photo) Dan Williams Gabrielle Tétrault-Farber [エルサレム/ジュネーブ 29日 ロイター] - 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員が昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲攻撃に関与したとされる疑惑で、教師を含む約190人の職員がハマスもしくはガザの過激派「イスラム聖戦」のメンバーだった可能性がある。イスラエル情報当局の文書で明らかになった。 ロイターは6ページからなる文
パレスチナのガザ地区で活動する国連機関のスタッフが、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃に関与した疑いが出たことで、資金拠出の停止を表明する国が相次いでいます。 日本政府は、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関への追加の資金拠出を一時的に停止すると発表しました。拠出額の多いアメリカや日本などを中心に、これまでに10か国を超え、ガザ地区での支援の継続が危ぶまれる事態となっています。 イスラエル軍は、ハマスの重要な拠点があるとするガザ地区南部ハンユニスを包囲して攻勢を強めていて、28日も空挺部隊をハンユニス中心部に投入し、市街地で建物の中に潜むハマス側の戦闘員と激しい銃撃戦を行っていると発表しました。 ガザ地区の保健当局は、イスラエル軍の攻撃でこれまでに2万6422人が死亡したとしています。また、ハンユニスにあるナセル病院は、多くのけが人が運び込まれているものの物資の補給ができず、
パレスチナのガザ地区で、国連機関の複数の職員が、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃に関与した疑いが出ていることを受け、この国連機関への資金の拠出を一時的に停止すると、複数の国が相次いで表明するなど、影響が広がっています。国連機関の代表は、人道支援活動を継続するためとして、各国に対して資金の拠出の停止を見直すよう訴えました。 ガザ地区で支援にあたるUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関は、ハマスが去年10月にイスラエルに攻撃を行った際に、複数の職員が関与した疑いがあるとするイスラエル側からの情報提供を受けて、調査を始めています。 UNRWAは、活動資金のほとんどを欧米諸国などからの支援で賄っていますが、この疑いを受けて、拠出額の多いアメリカやドイツ、それにカナダなど、複数の国が追加の資金の拠出を一時的に停止すると相次いで表明するなど影響が広がっています。 これについて、UNRWA
イスラエル軍戦車の攻撃で破壊されたUNRWAの建物=26日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス(ゲッティ=共同) 【エルサレム、ワシントン共同】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は26日、複数のスタッフが昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑いがあるとして、契約を打ち切り、調査を開始したと発表した。UNRWAはパレスチナ自治区ガザで人道支援に携わる。米国務省は疑惑を受け、UNRWAへの資金拠出を一時的に停止した。 国務省によると、スタッフ12人が関与を疑われている。UNRWAはイスラエル当局から情報提供を受けて調査を決定。ラザリニ事務局長は「テロ行為に関与したスタッフは、刑事訴追を含め責任を問われる」と強調した。 イスラエルのガラント国防相は「人道支援を装ったテロは国連の恥だ」と非難した。国連はガザでの「過剰な攻撃」を批判し、イスラエルとの対立が深まっ
イランの軍事精鋭部隊は、司令官らを殺害された報復として、隣国イラクにあるイスラエルの情報機関の拠点を弾道ミサイルで攻撃したと発表しました。両国の間で報復の応酬がエスカレートすることが懸念されます。 イランの国営通信によりますと、軍事精鋭部隊・革命防衛隊は16日、声明を出し「イラク北部のクルド人自治区にあるイスラエルの情報機関モサドの拠点を弾道ミサイルで攻撃し、破壊した」と主張しました。 詳しい被害の程度は分かっていませんが、現場だとされる映像には、暗闇の中で立ち上る炎や煙が確認できます。 今回の攻撃について、声明では、イスラエルによって革命防衛隊の司令官らが殺害されたことへの報復だとしています。 イランは12月、シリアに軍事顧問として派遣していた司令官ら3人が、イスラエルによるミサイル攻撃などで相次いで殺害されたとして、報復を行うと警告していました。 ガザ地区の情勢などをめぐり、イスラム組
イランの精鋭部隊、革命防衛隊はシリアで活動していた幹部が敵対するイスラエルのミサイル攻撃で殺害されたと発表しました。イランのライシ大統領は「イスラエルはこの代償を必ず払うことになる」としていて、報復の応酬により中東情勢がいっそう不安定化することも懸念されます。 イランの国営通信によりますと、革命防衛隊は25日、声明を出しシリアに軍事顧問として派遣していた幹部が、首都ダマスカス郊外でイスラエルのミサイル攻撃により殺害されたと発表しました。 この幹部は革命防衛隊の中でも主に国外での特殊任務を担う「コッズ部隊」に所属し、イスラエルやアメリカとの対決を掲げた武装組織を支援する活動にあたっていたということです。 また、かつてコッズ部隊を率いてイラン国内で英雄視され、2020年に当時のトランプ大統領の指示を受けたアメリカ軍に殺害されたソレイマニ司令官の側近でもあったということです。 イランのライシ大統
はてブに反イスラエルなんて「いなかった」よ。 すまん、いたわ。でも大枠以下のような認識の人が多いんじゃないかな。 ①ハマスが音楽フェスを急襲。世界中がドン引き。日本のネットも「やっぱイスラムテロリストやばいね、皆殺しにすべき」というのが初動の反応。 ②この結果パレスチナに注目が集まり、ここ数年ウクライナ関連で名を上げたような学者や有識者、歴史オタ・ミリオタ・国際政治学オタが背景を解説。 「前段として、イスラエルは何十年もの間パレスチナ人の土地を奪い、空爆し、誘拐し、搾取してきた背景がある」「そもそもブリカスの三枚舌外交が発端」という情報がやや広まる ③イスラエルの地上作戦という情報に呼応して、有識者たちが「民族浄化をやる可能性が高い」と注意喚起。 ④地上作戦開始。民間人はもちろん、大量の国連職員や国境なき医師団、現地NPOなども虐殺される。今度は世界がイスラエルにドン引き。 ⑤イスラエルは
何年もかけてイスラエルを油断させつつ武器を溜め込み、何百人かのイスラエル人や他国の人を殺害し、拉致した。その結果として、イスラエルがマジギレしてパレスチナが壊滅的な被害を受けている。僕はてっきり二の矢三の矢があるのかと思ったけどそうでもなかった。もしかしてそれをイスラエルに阻止されたの? それとも、あの10/7の攻撃が最大の攻撃で目標を達成できなかった?あるいは、世界の注目を浴びることが目的だったのならそれは成功はしていると思うけど… 何年もかけて準備した結果、「相手に痛い目見せてやりましたぜ。一矢報いた。その結果俺達ぼろくそやられることになったけど知るもんか」ってことなのかな。この辺が全然わからない。
★フルバージョンは「テレ東BIZ」で配信中(無料でお試し)⇒https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/world/vod/post_286677?utm_source=youtube&utm_medium=video&utm_campaign=world_yt_OiwPMb4908o イスラエルは、なぜガザでの人道危機を悪化させてまでも容赦なく戦い続けるのか。苛烈な軍事報復を行うのか。テレビ東京の豊島晋作がイスラエルとユダヤ人社会に内在する「イスラエルの論理」を徹底解説する。 10月7日にハマスによる民間人の大量殺害と拉致への報復、被害者救出のためイスラエル軍は地上侵攻を本格化させたが、軍事作戦はガザの人道危機が悪化する中でも続いている。イスラエルが世界の非難を浴びながらも作戦を続ける理由をユダヤ民族の歴史や聖典タルムードから、現代のモサドなど諜報機関の暗殺作戦なども振り
まさかこれほどの蛮行を21世紀の現在、リアルタイムで見せられるとは思わなかった。 アルジャジーラTV:ガザのシファ病院では11日(土)から電気がないため、新生児室の保育器からすべての未熟児を出して、ベッドに集めている。土曜以来34人が死亡し、27人は集中治療室の患者、7人は未熟児。病院長は「未熟児のうち4人は母親が外傷または帝王切開で死亡し、母親がいない」と語る。映… pic.twitter.com/B32g2vF2pT — 川上泰徳 /中東ジャーナリスト◆新刊『戦争・革命・テロの連鎖 中東危機を読む』(彩流社) (@kawakami_yasu) November 15, 2023 イスラエルは南部が「安全」だからとパレスチナ人に避難しろと言ったはずだが、ガザ地区の中南部で3500人以上が殺されている。「安全」なんてどこにもない。 https://t.co/EYu1YxbnaA — 早尾貴
パレスチナのガザ地区で、イスラエルとイスラム組織ハマスが日本時間の午後2時から4日間の戦闘休止の期間に入り、これ以降、双方の間での戦闘は伝えられていません。 このあと日本時間の24日午後11時ごろ、ハマス側が解放に合意している人質50人のうち最初の13人が解放されるかが、当面の焦点となっています。 イスラエルとイスラム組織ハマスは24日午前7時、日本時間の24日午後2時、カタールなどが仲介した双方の合意に基づき、4日間の戦闘休止の期間に入りました。 イスラエル軍は、戦闘休止の期間に入った1時間後、「戦闘の休止に関連した準備を完了した」と発表し、合意を順守する姿勢を示したものとみられます。 このあとイスラエル軍とハマスの間での戦闘は伝えられていないほか、双方は攻撃を行ったという発表を行っていません。 一方、複数の地元メディアによりますと、イスラエル軍がガザ地区の南部から北部に戻ろうとした住民
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