英イングランド北西部の都市ブラックプール(Blackpool )の名所、ブラックプールタワー(Blackpool Tower)。水圧破砕法を用いた天然ガス採掘による地震はブラックプールの近くで起きた(2011年9月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDREW YATES 【11月6日 AFP】今年の春、英イングランド地方沿岸で相次いで起きた地震は、水圧破砕法(フラッキング)と呼ばれる方法による天然ガスの掘削によって引き起こされていた可能性が「極めて高い」という報告が2日、発表された。 英エネルギー会社クアドリア・リソーシズ(Cuadrilla Resources)は、同社がイングランド地方北西部ランカシャー(Lancashire)沿岸で行った水圧破砕法による天然ガスの掘削によって、いくつかの弱い地震が引き起こされた可能性が極めて高いと発表した。 同地域では4月にマグニチュード(M)2.