13日未明、兵庫県尼崎市と大阪市淀川区で相次いで起きた牛丼チェーン店「すき家」を狙った強盗未遂事件。大阪、兵庫両府県警によると、いずれの店舗も店員が1人で店番をしていたという。 13日午前4時ごろ、兵庫県尼崎市東園田の牛丼チェーン店「すき家東園田店」で、刃物を持った男が男性店員(39)に刃物を見せて「金を出せ」と脅した。店員が店の奥に逃げ込んだところ、男は何も取らずに逃走した。 約30分後には、南東に約3キロ離れた大阪市淀川区加島の「すき家淀川加島店」でも刃物を持った男が侵入。女性店員(38)が首から下げていた防犯ブザーを鳴らすと、男はそのまま逃げたという。 両府県警によると、逃げた男はいずれも20代ぐらいで身長約170センチ。上下とも黒っぽい服で、マスクで顔を隠していた。 12日未明には同県西宮市と伊丹市でも、店員が1人で勤務していたすき家で強盗、強盗未遂事件が2件発生。両府県警