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ヒップホップ・モンゴリア、あるいは世界の周縁で貧富の格差を叫ぶということ 島村一平 文化人類学・モンゴル研究 文化 貧富の格差や政治腐敗といった社会問題にするどく切り込むドキュメンタリー『モンゴリアン・ブリング』が、今月17日渋谷にあるミニシアター、アップリンクファクトリーで初めて上映される。日本初公開にあわせ、今をざわめくモンゴル・ヒップホップとその厳しくも驚くべき社会・文化的背景を解説しておこう。 「ヒップホップの発祥地は、モンゴルなんだよ」 映画の冒頭、民族衣装(デゲル)で身を固めた中年の男が大真面目に語る。どこかの国のとんでも起源説みたいだと切って捨てるのはたやすい。しかし、そう思わせるような文化的背景がモンゴルにあるのは事実だ。実はこの男は、れっきとした伝統的な口承文芸の担い手、ユルールチ(祝詞の語り部)である。 彼の「ヒップホップ・モンゴル起源説」については、あとで検討するとし
夏休みも今週で終わりです、今年はモンゴルツアーもやってない、実家にも帰ってないためやけに長い気がします。皆さんはどう過ごしましたか? 必要な材料 小麦粉肉玉ねぎ塩クミン温水 生地を作る小麦粉 250グラム 微温湯 110mlくらい 中型のボウルに小麦粉、塩と水を一緒に混ぜます。 まとめたらラップして15分間そのまま休ませます。 具を作るミンチにしたマトン 300グラム タマネギ 1/2個 塩 小さじ1 コショウ 適量 クミン 適量 ボウルにすべての材料を入れて混ぜます。具が少しジューシーを作るために、適量な水を追加します。 ワンポイントアドバイス 好みで具に野菜、チーズ、さらには魚介類なにかを入れても大丈夫です。 ボーズを作る生地を手で細長く伸ばし、1〜2センチの厚さのスライスに生地をカットするカットした面を円形に伸ばす 円の中心に具を入れて
モンゴルで家畜の大量死「世界一寒い首都」ウランバートルを持つモンゴル。緯度の高さはフランス・パリとそう変わらないにもかかわらず、シベリア大陸で冷やされた空気に包まれる冬は、マイナス数十度の厳寒な世界に閉ざされます。 このただでさえ寒さが厳しいこの国に、今冬は例年以上の寒波が襲っています。 【2月16日AFP】 「国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は15日、モンゴルが2年連続で「ゾド(dzud)」と呼ばれる厳しい気象に見舞われ、多数の遊牧民が家畜を失う破滅的な事態に直面していると発表し、国際的な緊急支援の要請に乗り出した。 当局の統計によると、「ゾド」が原因で死んだ家畜は2月上旬時点で少なくとも4万2546頭に上っている。またモンゴル国内の21県のうち、17県に暮らす15万7000人以上の人々が「危険」にさらされているという。」 「ゾド」の正体ゾドとは、夏の乾燥した天候の後の、冬の厳しい寒
By Evgeni Zotov 日本では住所を「都道府県→市区郡→町村→大字・小字→番地」などといった順番で表記することが当たり前とされており、諸外国でも順番が逆になったり、字(あざ)のかわりにストリート名が使われたりしますが、基本的には大きな区域から細かい場所へと絞り込む表記方法が採用されています。そんな中、モンゴルでは「constants.stuffy.activism」というように単語3つを組み合わせるだけで、国内全ての場所を特定できる仕組みが導入されることになっています。 Mongolia is changing all its addresses to What3Words' three-word phrases — Quartz http://qz.com/705273/mongolia-is-changing-all-its-addresses-to-three-word-p
「神なる山」 チンギス・ハンが眠るブルハンガルドン Antonia Tozer -AWL Images/GETTY IMAGES 遊牧民の男が羊の群れを追って河辺にやって来た。近くの工場で働く中国人たちが水に向かって小便しているのを見つけて、穏やかに注意した。 水源を汚す者には死刑を科す。これは古今東西を問わず、ユーラシアの乾燥地帯の知恵から生まれた鉄則だ。ところが彼らは謙虚に謝るどころか、遊牧民の男に殴り掛かった。数日後、草原の民は馬に乗って中国大使館を包囲し、説明を求める騒ぎに発展した。3年ほど前、モンゴルの首都ウランバートルでの一幕である。 ほぼ同じようなことが先月、またもやモンゴル北東部で起こった。ブルハンガルドンという山に無断で登ろうとした中国人たちと、彼らの侵入を制止しようとした地元の遊牧民が衝突。在ウランバートル中国大使館と北京当局が「極右の民族主義団体の襲撃を受けた」と事実
元に服属していたサハリンのニブフが(吉里迷)が,アイヌ(骨嵬)が毎年やって来て境界を犯すと訴えたため,元軍がアイヌを攻撃する(「元史」巻2)
北海道のオホーツク海地域は18世紀後半から19世紀初めに日本の歴史に登場する。だが、それ以前にもアイヌやツングース系の人びとの豊かな歴史があった。 北海道のオホーツク海地域、すなわちオホーツク世界が日本の歴史に登場するのは、18世紀後半から19世紀初めにかけて、千島列島を南下して来たロシア人とそれを排除しようとした日本人の間に衝突が頻繁に発生した以降のことである。しかしながら、北海道に居住していたアイヌ民族は13世紀ごろから北はサハリンに、東は千島列島からカムチャツカ半島に進出して北方の諸民族と交易や交流を展開していた。 アイヌ民族のサハリン進出――13世紀―― 図1 『元史』巻5、フビライ統治期の至元元年(1264年)11月、骨嵬を征討した記事(右から4~6行目)が記載されている。 1263年11月に、モンゴル帝国の第5代皇帝フビライはアムール川下流域を支配下に組み込むと、そこに居住し
大相撲界でこれまで記録を塗り替えることが不可能といわれていた伝説の横綱・大鵬の優勝回数を超え、今も破竹の勢いで活躍を続ける平成の大横綱・白鵬――。朝青龍の時代から大相撲ファンに強烈なインパクトを与え続けているモンゴル人の驚異の身体能力と闘争心は、やはりユーラシアに大帝国を築いた稀代の猛将、チンギス・ハンから受け継がれたものなのだろうか。最新の研究で、今も世界で1,600万人がチンギス・ハンの直系の子孫であることが判明して話題を呼んでいる。 ■アジアの11人の“偉大な父” 英レイセスター大学のマーク・ジョブリング教授らの遺伝学研究チームが1月14日にオンライン版「Nature」で発表した論文では、アジア人男性のDNAを分析して先祖のルーツを辿った研究が報告されている。研究によれば、現在のアジア人男性の約4割が、チンギス・ハンを含む11人の“偉大な父”のいずれかの血脈を受け継いでいるというのだ
(英エコノミスト誌 2014年10月11日号) モンゴルがその輝きと、これまで大事にしてきた自主性の一部を失っている。 少し前までモンゴルは世界の羨望の的となる成長率――2011年は17%、2012年、2013年はそれぞれ12%前後――を誇り、恵まれた地に見えた。 国民1人当たりの年間国内総生産(GDP)がわずか5年前に2000ドル足らず、現在4000ドルの国において、成功を約束するのが鉱業だった。 ざっと3兆ドルの手に入れやすい鉱物が、フランス、ドイツ、スペインの国土合計よりも大きな国の地下に眠っていると見られている。300万人近いモンゴル国民に割り振ると、1人当たりざっと100万ドルに上る資源だ。 多くの人にとって、自然のまま手つかずの風景の破壊と首都の汚染――ウランバートルは空気汚染が世界で2番目にひどい都市――は、政治家を裕福にし、街頭をかっこいい新車と高層マンションで埋め尽くした
図1:モンゴル政府の外貨準備高の推移。「モンゴル経済概況(2014年1月)」(作成:日本貿易振興機構<ジェトロ>/「ジェトロ HP」より) 2012年11月、モンゴル政府は総額15億ドルの国債(通称:チンギス国債)を発行した。内訳は、5億ドル分が期間5年の利回り4.125%、残りの10億ドル分は期間10年の利回り5.125%である。しかも、国債はドル建てだった。当時、アメリカは量的緩和政策の最中であり、当然政策金利はゼロだった。つまり、ドル建て金融商品の金利はかなり低迷していた。 このチンギス国債は当時としてはかなりの高金利商品だったため、世界中の投資家が群がり、文字通り飛ぶように売れた。 しかし、当然そこにはリスクもあった。最大のリスクは、モンゴルが国家破産して期限までに償還できないことである。では、この国債の償還が可能かどうか、以下の事実を総合的に勘案して考えてみよう。 (1)モンゴル
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