3Dプリンタで食べ物を出力することが可能になったり、リチウムイオンを印刷して作成する技術が発表されるなど、3Dプリンタはさまざま分野で活用され始めています。人間の手で作成すると緻密な作業が必要である小さなものまで出力可能な3Dプリンタは医学の分野にも進出しており、3Dプリンティング製品の開発・販売を行う3D SystemsはEkso Bionicsと共同で開発した世界初となるロボット型の歩行支援機を発表、実際に下半身不随の人が歩行支援機を使用して歩行する様子が公開されています。 3D Systems Prints First Hybrid Robotic Exoskeleton Enabling Amanda Boxtel To Walk Tall | http://www.3dsystems.com/press-releases/3d-systems-prints-first-hybri
≪地元メディアの反応≫ 日本のロボット会社であるCYBERDYNE株式会社が設計・開発した、障害者歩行を支援するロボットスーツHALが、ドイツの第三者認証機関から欧州医療機器指令に適合していることを証明する認証を受け取った。これは、日本発の革新技術を用いた医療機器としてのロボット治療機器が、世界で初めて誕生したことを意味する。この認証をうけ、このロボットスーツHALが英国を含むヨーロッパの他の地域で販売される医療機器のための道を切り開いたこととなる。本認証により、医療機器としてCEマーキングが貼付されたロボットスーツHALを、世界の医療機器市場の34%を占めるEU(欧州連合)全域で、医療機器として自由に流通・販売できるようになるのだ。 Hybrid Assisted Limbの略であるHALは、着用者の皮膚上で検出された生体反応に応答して、ロボットから手足の動きを作る筋肉に信号が送られる仕
脳波によって制御する義手を使い、「コーン」を積み上げる四肢まひ患者のジャン・シュールマン(Jan Scheuermann)さん(2012年12月17日、米ピッツバーグ大健康科学大学院提供)。(c)AFP/University of Pittsburgh Schools of the Heath Sciences/Ronald Fontana 【12月18日 AFP】米国防総省関連機関が支援する研究チームが、脳波で制御する義手の最先端をいくロボットハンドを製作したと、17日付の英医学専門誌ランセット(The Lancet)に発表した。 さらに開発を重ねれば「長期のまひを抱える人も、日常生活を営むための手の位置や向き、動作などを命じる自然で直感的な指令信号を回復しうる」とチームは期待をかけている。 研究者たちが長年関心を持っているのは、動作に関連する脳の部位の脳波をインプラントによって拾い、そ
アメリカで開発された脳に電極を埋め込むことで思い通りに動かせる「念じて動かすロボットアーム」がスゴイ!!人間の腕に精度に近づく!! Tweet アメリカ・ピッツバーグ大学メディカルセンターの研究者らが開発した「念じて動かすロボットアーム」は、過去に開発された同様のロボットアームに比べ、最も人間の腕に近い精度で動かすことができるといいます。人間のサイボーグ化を進める驚きのロボットアームをご覧ください。 13年前に脳の疾患と診断され、首から下が動かなくなった52歳の女性Jan Scheuermannさんは、このロボットアームを使って物をつかんだり、目的の場所まで運んだりできるようになりました。完璧に使いこなすには数週間を要しましたが、初めの2日間で動かすことはできるようになったといいます。 医学誌ランセットに掲載された研究結果によれば、女性の脳の運動皮質に2つの小さな電極を埋め込み、複雑なアル
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