9月2日、連邦最高裁がすべての州で同性婚を認める判断を下した米国で、南部ケンタッキー州の郡担当者(写真)が宗教的信仰を理由に同性カップルへの結婚証明証発行を拒否していることが物議を醸している。写真は1日撮影の動画から(2015年 ロイター/REUTERS/WLEX/LEX18.com) [モアヘッド(米ケンタッキー州) 2日 ロイター] - 米国では連邦最高裁判所が今年6月にすべての州で同性婚を認める判断を下したが、南部ケンタッキー州の郡担当者が自身の宗教的信仰を理由に、同性カップルへの結婚証明証発行を拒否していることが物議を醸している。 結婚証明証の発行を拒否し続けているのはローワン郡のキム・デービス書記官。1日に郡事務所を訪れた同性カップルからどういう権限で証明証の発行を拒否しているのかと聞かれ、「神の権限だ」と主張するなど、強硬な姿勢を崩していない。 連邦最高裁は6月、同性婚の権利は