左からダニエル・トラウブ、リリー・イェー、グレン・ホルステン 「裸足の芸術家たち」を意味する“ベアフット・アーティスト”を立ち上げた芸術家、リリー・イェーが、自身を題材にした映画『ザ・ベアフット・アーティスト(原題) / The Barefoot Artist』について、共同監督グレン・ホルステン、ダニエル・トラウブと共に語った。 本作は、リリー・イェーが60年代に中国からアメリカに移住し、フィラデルフィアにある放置された敷地にモザイクの壁画や彫刻を施した樹木の公園を作った経緯から、その後“ベアフット・アーティスト”を設立して世界中の廃墟、ジェノサイドのあった場所で芸術作品を手掛け、そこで暮らすコミュニュティーに平和をもたらしていく活動を描いたもの。 リリーの息子である共同監督ダニエルは「僕は(アメリカ出身だが)1998年~2007年まで中国に住んでいて、さまざまな場所で活動している母に随