君よ憤怒の河を渉れ(きみよふんどのかわをわたれ)は、上記小説を原作とし、1976年に公開された日本のサスペンスアクション映画。監督:佐藤純彌。主演:高倉健。151分、カラー、シネマスコープ。高倉健の東映退社後の第1作目であるとともに、大映社長だった永田雅一の、映画プロデューサーとしての復帰第1作目でもある。 タイトルの「憤怒」の読みは原作と異なり、冒頭・終了時のタイトル表記やポスターでも「ふんど」と振り仮名がつけられている(なお上記の通り、原作本の裏表紙には「ふんぬ」とルビが振られている)。 日本公開3年後に中華人民共和国で公開され、社会現象を巻き起こした(#中国での公開、影響)。 ストーリー(映画)[編集] ある日、代議士の朝倉がホテルの高層階にあるレストランから飛び降り、即死した。目撃者である政界の黒幕・長岡了介の証言を受け、警視庁捜査第一課警部・矢村は飛び降り自殺として処理したが、東