裕福で、子供と同居している人ほど炎上に参加する傾向がある――こんな結論を導いた、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの助教/専任研究員の山口真一氏の"ネット炎上"に関する論文が各種メディアで取り上げられ、話題を呼んでいる。 同論文では、炎上を「「ある人物が発言した内容や行った行為について、ソーシャルメディアに批判的なコメントが殺到する現象」と定義している。 例えば、自分がアルバイトとして勤める店舗にいたずらをして、その様子をとらえた写真をTwitterに投稿した結果、警察沙汰になるなど、深刻な炎上も増えている。一方、ある女子専門学校生がおじいちゃんの印刷所が作っている「方眼ノート」についてTwitterに投稿したことで、一気に注文が殺到したという"よい"炎上も起きている。 今回、炎上は多発するようになってから日が浅く、炎上の実態や炎上加担者について確立した定説があるわけではなく