「JSCがザハ氏に口止め依頼…新国立競技場問題」という記事を読みました(引用元と思われる英デイリーテレグラフの記事も読みました)。 日本スポーツ振興センター(JSC)から、現在の契約を修正し、デザイン料の残額を支払う代わりに旧計画の著作権をJSC側に譲り渡すよう求められたことを明らかにした。ザハ氏側は拒否したという。 (中略) 英紙デイリー・テレグラフ(電子版)は、ザハ氏側は、JSCから納得できる対応がなされなければ、法的措置も検討していると報じた。 だそうです。 今までも書いてきた(過去記事1、過去記事2)ように、著作権に基づく権利行使は難しいのでないかと思えますが、なぜ、ザハ側はこれほど強気なのでしょうか?いくつか理由を考えてみました。 理由1:JSCの条件後出しに怒っている翻訳記事では、JSCは、違約金支払の条件として「著作権の譲渡」を求めたと書いてありますが、テレグラフの元記事を読