ミャンマーでは、2013年6月にノルウェーのTelenorとカタールのOoredooの2社に通信事業者としての免許を発行した。免許期間は15年で900MHz、2.1GHzが付与され、2014年中にはサービスを開始する予定である。サービス開始に向けて各社では基地局設置やカスタマーセンターの充実など、既に動いている。 そのミャンマーで2014年6月、過激派仏教徒らがカタールのOoredooは「イスラム教国の事業者」であるということでボイコットを呼びかけている。ムスリムの国の通信事業者に免許を付与したことに対して、政府に抗議を行っている。 ミャンマーは人口の90%以上が仏教徒であり、さらに多民族国家である。軍事政権下では抑圧、弾圧されており自由に意見を言えなかった人々も多い。その反動なのだろうか、ミャンマーでは過激派仏教徒らによる事件のニュースをよく耳にする。今回の過激派仏教徒によるOoredo