フランス政府、ネットからイスラム国の駆逐をねらいSNS各社に協力要請2015.02.25 08:00 福田ミホ 検閲で存在感をつぶそうと。 ソーシャルメディアでの存在感という意味では、イスラム国(ISIS)は西側諸国を凌駕しています。実際、ISISとその支持勢力は合計で1日最大9万件のツイートやポストをし、米国やイギリスもソーシャルメディア戦略の見直しを迫られるほどです。でもフランスはちょっと違うアプローチをとり、ネットにおけるISISの存在感を打ち消そうと動いています。 フランスの内務大臣、ベルナール・カズヌーブ氏はグーグルとフェイスブック、ツイッターに対し、彼らのサービス上にテロ組織のプロパガンダがポストされたとき、政府の要請で即削除できるようにすることを求めています。ツイッターとフェイスブックはAP通信に対する正式声明で「暴力を煽るようなコンテンツを自社プラットフォームから削除すべく