先週開催したデザイン思考関連のイベントでご講演いただいた中に、日本の消費者のプライバシーとセキュリティ感覚に関する興味深い調査結果があり、出典元の EMC Privacy Index 2014 を見てみました。 この「EMC Privacy Index」は、世界15の国と地域、15,000人の消費者を対象に、オンライン プライバシーに対する消費者の意識と動向を調査したものです。 他にも様々な調査項目(質問項目)があるのですが、日本人の意識に焦点をあててピックアップしてみるとその極端さぶりが浮き彫りとなりました。 調査対象の15か国中、もっともプライバシーに関して保守的であり、情報漏えいをもっとも恐れている国民であり、また政府の対応に関しても15か国中でもっとも不満足に思っているのです。 しかしながら、個人個人のプライバシー対策に関しては、15か国中もっとも対策を行っていないという調査結果と