※しれっと、はてなからnoteに乗り換えてみました。これまで書いたWEEKLY人工無脳の記事はこちら ① Googleが圧倒的な自然言語処理手法を発表。東ロボくんの仇はGoogleが討つのか?機械学習クラスター周りで今週最も話題になってたのはこれでしょうか。 Googleが公開した自然言語処理手法(新たな汎用言語表現モデル)が、これまでの自然言語解釈タスクでぶっちぎりの精度を出したという話。すごくざっくりいうと、機械による文章読解精度が劇的に上がったということ。 人工知能が昨今こんなに注目されている理由の根っこには、『「画像処理タスク」において人間のような高い精度を出せるようになったから』というところが始まりだったりします。2012年の画像解析コンペにおいて初めて深層学習手法であるCNNが使われ、二位にダントツの差をつけて優勝したあたりから社会的にも「AI(≒深層学習)がなんか凄いことにな
インターナショナルチームでプログラミングの仕事をしていると、いろんなところで同僚との差を感じてしまう。いろんな国の人がいて、レベルは人によりそれぞれなんだけど、一般的にいうと、アメリカのプログラマのレベルは平均してとても高い場合が多い。とにかくコードがきれいでシンプルで仕事が早い。 彼らがなぜそれができるのかを観察しているが、一つ気が付いたことについてその対策も含めて書いてみたい。 彼らがプログラマとして優れているところ USにいるとお客様の技術レベルが高いとか、新しいことにチャレンジするとかいろいろ要素はあるのだけど、個人の生産性、コードの美しさをみても、平均値を観察するとアメリカの人が一番に感じる。その他にも、ドキュメントを見てすぐ理解できる能力は、アメリカの人はおろか、ヨーロッパ圏やインドの人と比べても、私は圧倒的に負けていると感じる。 Williams 衝撃の読解力 新しいライブラ
今日はプログラミングの生産性に対して気づきがあったのでシェアしてみたい。 なぜ米国の人は生産性が高いのだろう プログラミングの生産性に関しては以前から興味がありいくつかのポストで考えたことをシェアしてきた。私は職業柄、いろんな国でいろんな人々とプログラミングを一緒にする機会が多い。その時に頻繁に感じるのは、平均的に言うと、アメリカの人プログラマが生産性が高い確率が高くて、しかもコードもきれいだという傾向にある。アメリカでお客さんと一緒にコードを書くと、お客さん自体が物凄く良く知っているし、実行力もある。アメリカの次と言うことでいうと、英語がネイティブの国もそれに近く、フランスなどの言語が近いところが続く感じなので、英語が物凄く影響すると思っていたし、実際すると思う。そのあたりの話はこちらのポストに書いてみた。 simplearchitect.hatenablog.com 定義での理解と、例
The new style versus test-driven developmentAs part of Limbo on the Cheap, we invented a new programming workflow. I introduced “test && commit”, where every time the tests run correctly the code is committed. Oddmund Strømme, the first programmer I’ve found as obsessed with symmetry as I am, suggested that if the tests failed the code should be reverted. I hated the idea so I had to try it. The f
@rana_kualuさんの2018年の最先端バックエンドエンジニアになろうという翻訳記事がとても興味深かったのですが、記事内で提示されているロードマップに関して微妙に違和感を感じる部分もありましたので、 記事に記載されているスキルは現場でどの程度必要なのか 記事に記載されていないが現場において重要なスキルは何か といった辺りを、自分なりの意見を交えてちょっと書き出してみました。 自分をエンジニアとして最先端だとは全く思っていないのですが、最近のバックエンドのトレンドに一応多少なりともきちんとキャッチアップしてるかなとは思うので、若い方や、まだ経験の短いエンジニアの方たちのご参考になりましたら幸いです。 言語 ロードマップに記載されていた言語のうち、私は一応 Elixir Scala Java .NET (C#とVB.NET) Python Ruby PHP TypeScript Gola
テクノロジー×人~Evolutionするメルカリで起きていること―メルカリCTO名村卓氏、執行役員VP of Engineering是澤太志氏に訊く 2018年10月に開催されたMercari Tech Conf 2018。日本から世界に挑戦するテックカンパニーメルカリの、エンジニアリングの現状と未来を思う存分堪能できるイベントでした。 gihyo.jpでは、メルカリCTO名村卓氏、執行役員VP of Engineering是澤太志氏の両名に独占インタビューを実施したので、その模様をお届けします。 名村卓氏(左)と是澤太志氏(右) 2017→2018のEvolution Q:前回のMercari Tech Conf(MTC)から1年が経過しました。昨年と今年で、メルカリとして変わったこと、変わってないことについて教えてください。 名村:まず、最も変わったのは人数が増えたことですね。昨年のM
[レベル: 上級] SEO と相性がいい Lazyload の実装を解説するドキュメントを Google はデベロッパー向けサイトで公開しました。 3つのアドバイス ドキュメントには3つの指針が書かれています。 1. viewport 内で見えるようにする viewport 内にあるコンテンツは、必ず Google にも見えるようにしておきます(viewport は簡単に言えば、スクリーンに表示される領域)。 つまり、重要なコンテンツが viewport に入ったときは確実に読み込ませます。 IntersectionObserver API と polyfill を実装するように Google は指示しています。 2. 無限スクロールでは paginated loading を使う 無限スクロールを採用している場合は、paginated loading を実装します。 paginated
Text by 塩谷舞(@ciotan)[PR] アート作品が買われることを、すこし古風に「お嫁に行く」だなんて言うこともある。 が、お嫁に行った数多の作品たちが、その後どんな過ごし方をしているかを知ることは、少々難しい。生みの親は「どうか幸せに暮らしてくれ」と祈るばかりだ。 もしあなたがアーティストで、死後、あなたの回顧展が開かれるとすれば、一体何が起こるだろうか。 おそらく関係者は、数多の「お嫁に行った」作品たちを大捜索。ある作品は転売され、ある作品は譲渡され、ある作品の所有者は死亡していて……様々なケースがあるだろう。だからこそ、「ウチの物置にずっと眠っていた古い置物が、とんでもない値段になっちゃった!」という鑑定ショーが長寿番組であり続けるのだ。 しかし、テクノロジーの発展によって、様々なアートの情報を管理することが出来たなら? 「あぁよかった、この作家はかなり初期から、ブロックチ
以前、「デバッグを支える知識」として次の記事を書いています。 デバッグを支える知識 デバッグを支える知識(2) また、デバッグの科学的手法を「デバッグの科学的手法」で述べていますが、再度『ビューティフルコード』の第28章から引用すると以下の通りです。 1. プログラムの失敗を観察する 2. 観察と矛盾しない失敗の原因についての仮説を立てる 3. 仮説を使って予想する 4. 予想を実験でテストして、さらに観察する a. 実験と観察が予想を満たすなら、仮説をさらに精緻なものにする b. 満たさないなら、別の仮説を立てる 5. 仮説がこれ以上精緻にできなくなるまで、手順3と4を繰り返す。この「仮説」を立てるために必要なのが「知識」です。バグに直面したときには、仮説を立てるために必要な知識が不足していても、今日ではある程度ネットで調べて補えます。しかし、本質的な知識の欠如は、デバッグを阻みます。
経営に関する名著「 High Output Management (邦題:ハイアウトプット・マネジメント(=高い成果を可能にするマネジメント))」の中でAndy Groveは、”トレーニング(訓練・教育)はマネージャーの仕事”であり、組織の成果を向上させるためにマネージャー(経営者・管理者)が実践できる最高のレバレッジ活動だと述べています。 多くの組織のマネージャーにとって、この言葉は現在においても参考にできる素晴らしいアドバイスでしょう。しかし、現代のソフトウェア開発チームのマネージャーに関して言うと、その中心となる考え方はシフトしています。 > エンジニアリングチームの成果向上にとっては、GitHubのプルリクエストなどで実行するコードレビューが、今では最大のレバレッジポイント(レバレッジの作用点)である。 品質管理以上の役割 従来、コードレビューのプロセスは品質管理のツールと見なされ
note版に寄せて noteにて『これからの本屋読本』の本文をすべて、無料で公開することにしました。版元であるNHK出版さんの許可も得ています。 なぜ全文を無料公開するのかについては、本書の第2章(あるいは2013年刊の前著『本の逆襲』の第2章)あたりから推察していただけるでしょう。著者としては、自分が書いた文章を「一つの流動的な構築物」の一端にしたいという思いで、このnoteという場所を選びました。 ぜひ多くの人に読んでいただき、自由にコピペして引用して、議論の土台にしたり、本屋の開業の参考にしたりしていただければと思っています。結構がんばって、読みやすいように記事を分けたりしました。何事も起こらなかったらさびしい気持ちになるので、どうかよろしくお願いします。 もし〈1600円+税〉以上の価値を見出していただけたら、紙の本や電子書籍をお買い求めいただければうれしいです。特に紙版はモノとし
フロントエンドエンジニアとデザイナーさんは日々協力してプロダクトを作っていく関係にあります。デザイナーさんが作ってくれたものをエンジニアが素早く実現できるよう、いくつかエンジニアから意識してほしいことをまとめました。 なんでこんな話になったのか(前置きなので次の章まで飛ばしてOKです) デザイナーさんから「この画面をこんな風に作ってください」とXDやSketch、PSDなどいろいろな形で渡されることがあると思います。 僕の個人的な意見・経験ですが、いざ実装するぞとなったときに 「あれ…ここってどうしたらいいんだろう?」 と迷って作業のスピードが落ちてしまうことがとてもストレスに感じていました。できればノンストップでいきたいなあと思うわけです。 手が止まるたび、デザイナーさんに「ここってどうしたらいいですか?」と質問するのが何か新しい画面を作るときに必ず発生していました。 「(いつも聞いてる
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