ピエール・シュール・オート軍用無線局(ピエールシュールオートぐんようむせんきょく、フランス語: Station hertzienne de Pierre-sur-Haute)は、フランスの軍事通信施設。敷地面積は30ヘクタールに及び、ロワール県のコミューン・ソヴァン (fr) およびピュイ=ド=ドーム県のコミューン・ジョブ (fr) の境界点に位置する。なお、隣接する民用中継無線局は電話会社TéléDiffusion de France社によって建造されたものである[1]。 歴史[編集] 1913年、フランス語で「シャップ信号」と呼ばれる腕木信号機が、現在軍用無線局がある場所に建造された。この時はまだ、頂端に腕木信号機がついた小さな石造建築物にすぎなかった[1]。 冷戦下の1961年、ヨーロッパの信号網「ACE Highシステム」を構築するべく、82の無線局のひとつとしてこれを建造するよう