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ブックマーク / blog.sigbus.info (3)

  • 正しくオブジェクト指向できているどうかという意味のない議論

    僕はプログラマをしていて、数千万行以上の規模で10億ユーザ以上が使うようなプログラムの開発にもかかわっていたりしたけど、そういう仕事環境で「(ある何かが)オブジェクト指向かどうか」という議論をほとんどしたことがない。デザインのレビューでもAPIが十分シンプルかどうか議論にはなるけど、そのやり方がオブジェクト指向かどうかなどという観点でものを見る人はいなかった。日頃のコードレビューでも、やるべきことが普通にわかりやすく行われているかという観点でコードを見るのが普通で、オブジェクト指向ではどう、ということをいう人はいなかった。 一方でプログラミングの入門書などをみると「オブジェクト指向とはなにか」という説明に多くの分量が割かれていて、オブジェクト指向というものが、なにかまるである時点で悟りを開くように理解すべきものであるかのような解説がなされていることがよくある。しかもその解説が哺乳類と犬と

    t-wada
    t-wada 2017/04/06
    "わかりやすくまとまっていて、不必要に複雑なことはしていなくて、十分にテストされているかどうかだけをだいたい気にしている" わかる
  • アメリカではIT企業はコンピュータサイエンティストが経営しているケースが多い気がする

    アメリカではコンピュータサイエンスに長けた人が経営を行っている例が目立つよなぁと思っていた。ちょっと思いついたものをリストアップしてみた。 エリック・シュミット Googleの元CEOで現会長。UCバークレーで電子工学・コンピュータサイエンスの博士号を取得。コンパイラを書くときに使われるLexのオリジナル作者の一人としてコンピュータサイエンスの歴史に名を刻んでいる(論文)。1990年台後半にNovellの社長を務めたあと、2001年から2011年までGoogleの社長を務める。総資産83億ドル(1兆円)で、創業者でもなくこれだけの財を成した人物は珍しい。社長をできる人物を探していたラリー・ページとサーゲイ・ブリンを感銘させてCEOとして雇われたらしいが、確かに彼は話がいちいち説得力があって面白い。趣味としてパイロット免許も持っている。 ビル・ゲイツ マイクロソフトの共同創業者で、1995年

    t-wada
    t-wada 2015/05/12
    "アメリカではコンピュータサイエンスに長けた人が経営を行っている例が目立つ" "上の人のほうが異常に詳しい" 面白い
  • ダメなコードを改造しなくてはいけなくなったときは、ダメさを片っ端から潰していくしかない

    仕事としてプログラミングをしていると、ときどき、どう見てもダメなコードを扱わないといけないことがある。そういうコードでも動いている以上はそれなりの価値を提供しているわけだけど、ときどき触るのすら嫌悪感を感じるようなものがある。 なぜ嫌悪感を感じるのかといえば、自分で最低限だと思っている想定すら守られていないからだ。常識の通じない人たちの書いたコードには身の毛もよだつような何かがある。 コーディングスタイルが統一されていない インデントが狂っている 到達不能なデッドコードがたくさんある 無意味なコメントやコメントアウトされたコードがある コメントの文章が文章としておかしい コピペの繰り返しがたくさんある ネストが恐ろしく深い 関数が絶望的に長い 無意味に複雑 こういったコードを触らなくてはいけなくなったとき、そのままで編集するのはかなり難しい。コードの内容以前に、不自然な部分でいちいち引っか

    t-wada
    t-wada 2015/03/30
    "機械的に等価で、しかし簡潔なコードに置き換えるつもりで、ひたすらブルドーザーのように小さな改良パッチをチェックインし続ける"
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