【山本一郎】無知を騙す仕組みになっちゃった「NFTゲーム」界隈の行方 ライター:山本一郎 昔からあることですが,それっぽいバズワードをまぶしておくと,会社の偉い人が「最先端の物事に乗り遅れるな」とばかりに見事に騙されて,部下が総萎えになりながらも巨額投資を巻き上げられたり,大事故を起こしたりする事例って多いじゃないですか。 最近だとその最たるものが「NFTゲーム」なわけです。 ついぞ先日も,宇宙へ跳んだおカネ配りおじさんと上場ゴール事件の人が黄金タッグを組んで,派手に打ち上げていたNFTゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」で,結構なやらかし事案が発生しました。本来の挙動制限を超える出金ができてしまう,“出金貫通”なる事故です。 ローンチ直後にちょっと躓いた「キャプテン翼 -RIVALS-」。さまざまに修正を加えながら,現在も絶賛運営中 キャプテン翼 -RIVALS- 公式サイト しかし
以下、①暗号資産、②前払式支払手段、③為替取引、④ポイント、⑤有価証券、それぞれの定義および要件について解説します。 暗号資産 暗号資産とは、以下の( i )ないし( iii )の要件をすべて満たすもの(「1号暗号資産」)または、不特定の者との間で、1号暗号資産と相互に交換できるものであって、( ii )および( iii )の要件を満たすものをいいます(「2号暗号資産」)(資金決済法2条5項)。 上記要件( i )・( ii )に関して、ビットコインなどの暗号資産には特定の発行者が存在しない場合があり、発行者等の特定の者に対してのみ使用することを想定しているものではありません。そのため、発行者や加盟店など、特定の者のみに対する使用を想定しているSuica等の電子マネーに代表される前払式支払手段は暗号資産には該当しないものと考えられます(金融庁「事務ガイドライン第三分冊:金融会社関係16 暗
始動!分散型金融の規制へ 金融庁を事務局とする金融審議会の資金決済ワーキング・グループ(WG)が12月28日に開催され、これまでのWGの議論をとりまとめた報告書が公表されました。 Fintechの進展とともに多くの皆さんがデジタル金融の分野に関心を持ち、また起業家やアドバイザー・コンサルタントをはじめデジタル金融まわりを専門とする方々が増えてきたこの数年は、まさに「金融の民主化」にふさわしい動きを見せてくれたと思います。 日本で仮想通貨が規制の舞台に取り上げられた2015年以降、日本の金融規制は伝統的な中央集権型金融と、ブロックチェーン技術を用いた暗号資産やセキュリティトークンに代表される分散型金融の大きく2つに分けて、それぞれ別のパラダイムのものとして規制のデザインが進みました。すごく大きくとらえると、金融規制の立場からは、中央集権型金融と分散型金融は大きく以下の点が異なるものと整理され
Draft updated Guidance for a risk-based approach to virtual assets and VASPs Table of contents Update of FATF Guidance for a risk-based approach to virtual assets and VASPs – Consultation draft Error! Bookmark not defined. Annex A. Draft updated Guidance for a risk-based approach to virtual assets and VASPs 1 Table of contents 1 Acronyms 3 Executive summary 4 Section I - Introduction 6 Background
※一部発言は英語により行われたため、仮訳を付しております。 【神田座長】 おはようございます。それでは定刻でございますので始めさせていただきます。仮想通貨交換業等に関する研究会の第4回目の会合を開催させていただきます。 皆様方にはいつも大変お忙しいところをお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。 前回の研究会ですが、仮想通貨、仮想通貨というのは、最近のグローバルな議論では直訳すると「暗号資産」という表現がよく使われていますが、そういったものや、その取引をめぐりましてはグローバルに様々なプレーヤーが関与していること、仮想通貨あるいはその暗号資産と、それに関する取引や技術については各国当局者等から、その可能性というか将来を指摘する声もあれば、留意点というのでしょうか、問題点というのでしょうか、を指摘する声もあると。そして日本においても、新しいデジタル通貨の開発に向けた取組みやブロック
令和元年資金決済法等改正に係る政令・内閣府令案等に対するパブリックコメントの結果等について 1.パブリックコメントの結果 金融庁では、令和元年資金決済法等改正に係る政令・内閣府令案等につきまして、令和2年1月14日(火)から同年2月13日(木)にかけて公表し、広く意見の募集を行いました。 その結果、172の個人及び団体より延べ398件のコメントをいただきました。本件について御検討いただいた皆様には、御協力いただきありがとうございました。 本件に関してお寄せいただいたコメントの概要及びコメントに対する金融庁の考え方は別紙1を御覧ください。このほか、本件とは直接関係しないコメントもお寄せいただきましたが、これらにつきましては、今後の金融行政の参考とさせていただきます。 主な改正等の内容は以下のとおりです。 (1)暗号資産交換業に係る制度整備 暗号資産交換業の登録の申請、取り扱う暗号資産の名称又
お知らせ 2019年6月19日 ・BlockRecordベータ版をアップデートし、以下の点を修正・改善しました(Ver.1.0.8)。 - Agreement投稿時の生体認証処理を追加(iOSのみ) - ユーザ名が長い場合に他の表示とかぶる問題を修正 - Agreement投稿時にDropbox連携できない問題の修正(iOSのみ) 過去のお知らせ 2019年5月30日 ・BlockRecordベータ版をアップデートし、以下の点を修正・改善しました(Ver.1.0.7)。 バグ修正 - TwitterにShareできない問題の修正(iOSのみ) 機能改善 - 認証マークをフレンド一覧、フレンド検索でも表示するよう修正 - フレンド承認画面のUIを改善 - 一部エラーメッセージの改善 2019年5月10-11日 ・BlockRecordベータ版(iOS・Android)をアップデートし、位置情
文化審議会で、違法ダウンロード対象拡大の方針が了承されたと朝日新聞が報道。このニュースを受け、違法ダウンロードの被害者であるはずの人気漫画家からも異論が出ている。 違法にアップロードされたことを知りながらコンテンツをダウンロードする行為が違法とされる範囲を、漫画などに広げる方針が2月13日、文化庁の審議会で了承されたと朝日新聞が報じた。このニュースはネットで注目を集め、13日午後2時半現在、「著作権侵害」など関連ワードがTwitterトレンドに。「ネットの利用を萎縮させる」「やり過ぎでは」など反対意見のツイートも多く、違法ダウンロードの被害者であるはずの人気漫画家からも異論が出ている。 映画・音楽の著作物については、違法にアップロードされたことを知りながらダウンロードした場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金を科す(親告罪)いわゆる“ダウンロード違法化”が2012年に始まった。漫
本日スーツでネクタイなの私だけですがこの跡金融庁に行かなければならず、このような恰好なのをお許しいただければと思います。 前提として知っておいていただきたい予想される今後の規制の方向性 仮想通貨、暗号資産と呼ばれるものは金融規制がかかってくる可能性が高い。どういう方向成果頭に入れておく必要がある。 ご存知のように金融庁ではだいたい2週間に1回程度有識者会議が開かれている。そこで方向性が見えてきて、これまで9回実施されていて、年末まで、か年明けには答申が出るのではないかと思います。 どういうものが変わっていくか。 いくつかポイントを上げてみました。Exchange、これはすでに登録制ですが、より厳しい規制が入ってくると考えてよいだろう、体力が必要。 OTC取引も同様の規制がかかっています。より厳しくなるでしょう。 ICOとSTOはご存知の通りほとんどのトークンというものは日本では仮想通貨ある
コンテンツのデジタル化とインターネットを介しての配信が進むにつれ、その管理とマネタイズ、そして無断利用に対する対応が困難になってきている。例えば、ネット検索で見つけて来た写真の転載や、文字コンテンツの再利用、音楽ファイルのダウンロードなど、どこまでが合法であるかかも含め、非常に分かりにくい時代になっている。 一方、クリエイター側から考えてみても、デジタル化の波はコンテンツの作成、配信、販売、保護の全ての領域において大きな変化をもたらし始めている。例えば音楽であれば、MP3やYouTubeの発達でCDの販売による売り上げを得る事が困難になり、写真家もいつどこで無断に写真が利用されているかが分かりにくくなっている。 ブログの記事だって簡単にコピペ出来てしまう為,無断転載が後を絶たない。これにより以前まではクリエイターの収益源であったコンテンツがインターネットを通じて無料で簡単に取得可能になり、
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