こんにちは。株式会社ココナラでデザインマネージャーをしている外崎(@TakumiTonosaki)です。2021年の8月、ココナラは9年間使い続けたロゴ・VIのフルリニューアルを行いました。 1年間かけて戦略策定からデザインまでの全てプロセスをデザインチーム中心に行いました。インハウスのデザイナーがどのようにして事業会社のリブランディングを行ったのか、プロジェクトのプロセスや裏側をお伝えできればと思います。 この記事について ・参考になりそうな人:デザイナーや事業会社でこれからリブランディングをやろうとしている人たち ・書いてあること:事業会社のVIリニューアルの戦略〜実行まで。7000文字くらい。 1.リブランディングの背景サービスや事業フェーズの変化 ココナラはスキルシェアのマッチングプラットフォームを運営しています。簡単に言うとスキルがある人と、スキルが必要な人をオンラインでつなぐサ
BizMakeサービス終了に関するお知らせ 平素より「BizMake」をご利用いただきましてありがとうございます。 誠に勝手ではございますが、2023年6月30日(金)をもちまして、BizMakeのサービス 提供を終了させていただくこととなりました。 これまで長らくBizMakeをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。お客様には 大変ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。 【お問い合わせ】 サービス終了に関するご質問やお問い合わせがございましたら、以下のURLよりお問い 合わせください。 https://www.tsh-world.co.jp/inquiry/otherproduct/ 改めまして、BizMakeをご利用いただいたすべてのお客様に、心より感謝申し上げます。 東京システムハウス株式会社 質問 回答 サービス終了の理由は何ですか? 事業整理、リソースの集中をするため
こんにちは。UXデザイナーの村上です。この「意外と知らないUXデザイン」シリーズでは、主にサービス開発のプロセスに必要な考え方や手法、A.C.O.が独自に工夫していることをお伝えしてきました。そして今回はシリーズ最終回となります。 これまでの記事で紹介してきたデザインスプリントなど、サービス開発のワークショップにおいて参加者は未来志向で理想的なサービスの構想を描きます。新しい価値を考えているため、それは当然のことです。 しかし、どんなに理想的なサービスでも実現できなければ「絵に描いた餅」になってしまいます。その構想を実現可能かつ最大限の価値を持ったものにするためには、何にどれくらいのコストと時間をかけるのかという取捨選択、すなわちMVP(Minimum Viable Product)の決定が必要です。これはサービスの初期のあり方と将来像に大きく影響する大事な工程です。 そこでシリーズ最終回
なぜ必要なのか? アジャイルにしたら全体像が見えなくなる。 なんて、よく聞くことはありませんか? スクラムの場合、製品の全体像を決めるものは、プロダクトバックログです。 プロダクトバックログを単調な優先順位とストーリーポイントのリストにしてしまうと、確かに全体像が見えにくい場合があります。 例えば、以下の様なユーザストーリーのリストを見ると、確かに少しわかりづらいです。 電子メール管理システムの場合 1.ユーザは電子メールを検索できる。 2.ユーザは電子メールをファイリングできる。 3.ユーザは電子メールをキーワードで検索できる。 4.ユーザは電子メールを移動できる。 5.ユーザはサブフォルダを作ることが出来る。なぜならそこに電子メールを移動させたいからだ。 6.ユーザはひとつのフィールドで電子メールを検索できる。 7.ユーザはひとつ以上のフィールドで電子メールを検索できる。 8.ユーザは
はじめに こんにちは、DevOps導入支援担当の藤村です。 今回はアジャイル開発において、初期プロダクトバックログを作成する上でとても有益なプラクティスであるユーザーストーリーマッピングのワークショップを、株式会社パソナテックの皆様と実施してきたので、その内容をご紹介したいと思います。 ユーザーストーリーマッピングとは ユーザーストーリーマッピングとは、ストーリー(ユーザーにとっての価値)を付箋紙などに書き出し、ユーザーの体験順に時系列で左右に整理、似た機能は上下(基本機能を上、派生的な機能は下)に整理して壁などにマッピングしていく手法です。 二次元の表に整理することでストーリーの抜け漏れに気づくことができるだけでなく、会話を通してプロダクトオーナーがストーリーに込めた思いを理解することができたり、複数のストーリーを分割する線を左右に引くことでリリース計画を表現することもできます。 やった
はじめにTIG DXユニット 1 真野です。元々バックエンド開発を中心にしていますが、ここ3,4年でいくつかのユーザーストーリーマッピング作成に関わるなど、プロダクトオーナー的な視点も求められることが増えてきました。 アジャイルで仮説検証を繰り返しながらソフトウェア開発を行っていると、全体感が見えにくくなることが多々あるかと思います。特に開発タスクをプロダクトバックログのチケットで管理していると、そのチケットの背景にあたる、その機能が、「だれが」、「どういったユースケースで使用して」、「何を解決するか」といった認識が薄くなりがちです。 そんな時にユーザーストーリーマップがあると、全体像の認識をチーム全体で共有できて便利です。ユーザーストーリーマップは視覚的にわかりやすく、特殊な構造もしていないため共通理解しやすいことがポイントです。 また、ユーザーストーリーマップはこれから何を作ろうかとい
リーンキャンバスとは、1枚のシートでビジネスモデルを可視化・一望できるフレームワークです。 起業家のアッシュ・マウリャ氏が著書『Running Lean ―実践リーンスタートアップ』において提唱しました。 リーンキャンバスの「リーン(Lean)」は英語で「効率的な」という意味の単語です。 新規事業を成功させるためには、ユーザーの声を聞きながらビジネスを高速で軌道修正し、磨き込んでいく必要があります。 そのためにリーンキャンバスは、ビジネスモデルキャンバスを改変し、スタートアップ企業や新規事業向けに最適化されたものになります。 リーンキャンバスとは、ビジネスのPDCAを最速で回すためのツールなのです。
SUUMO注文住宅の「成果につながるリニューアル」 片山雄介氏:「成果につながるリニューアル」というテーマで、リクルート住まいカンパニーの片山からご説明させていただきます。よろしくお願いします。 簡単に自己紹介させていただきますと、私は今リクルート住まいカンパニーの「SUUMO」というサービスの中で、新築マンションと注文住宅の領域のマネージャーをやっております。学生時代はもともとエンジニアでしたが、リクルートに入社してからはずっとUXデザインに関わる業務を行っています。 業務の内容としては、SUUMO内の複数のプロダクトにおけるUXデザイン・ディレクションや効果改善チームのプロダクトオーナー、VRを使ったモデルルーム案内の技術の企画開発のチームリーダーなどをやっていました。最近は大規模リニューアルのUX責任者を経た上で、現在の部署のマネージャーをやっております。加えて、リクルート横断のナレ
サービスやプロダクトの開発やデザインの分野でしばしば耳にする「デザインスプリント」。会社でデザインスプリントを実施してみたい方、もっと良く知りたい方にオススメの記事です。 目次 デザインスプリントとは?デザインスプリントプロセスどんな時にデザインスプリントを使うべき?デザインスプリントの特徴デザインスプリントの準備デザインスプリントのフォローアップ デザインスプリントとは? デザインスプリントの生みの親、Jake Knappは著書「Sprint」の中で、デザインスプリント(略称:スプリント)をこのように定義しています。 The sprint is a five-day process for answering critical business questions through design, prototyping, and testing ideas with customers.
新規事業という魅惑的な言葉の反面、残念ながら多くの新規事業が失敗に終わるのが現実です。一方でデジタルサービスの場合、市場調査、ユーザー調査、企画に1-2年を掛けていると市場環境が大きく変わっています。場合によって既に類似のアイデアを他社がサービス提供、ということにもなりかねません。デジタルを使った新規サービスの開発においては、スピード感を持ちながらも、十分に練り込まれたサービスを市場に投入しなければならないという二律背反した状況を打破する必要があるのです。この時に有効なフレームワークが「デザインスプリント」です。このフレームワークはシリコンバレーベンチャーでも多く採用されていますが、どのようなメリットがあり、具体的にどのように実施するのでしょうか。ここでは、デザインスプリントの概要、メリット、進め方、そして成功のポイントについて解説します。また、デザインスプリントが向いていないプロジェクト
この記事はUX for the Massesからの翻訳転載です。配信元または著者の許可を得て配信しています。 Making 5-day designs sprints more user-centred もし1つだけ超常的な力が手に入るとしたらなにを選びますか? 私なら未来を予見できる予知能力を選びます。想像してみてください。株式市場はもちろん、あらゆるギャンブルで大儲けできるだけでなく、プロダクトやアイデアが実現されるのかずっと前にわかってしまいます。たとえばFacebookやTwitterが世に出る前にそれらをつくることができます。フラットデザインが主流になるずっと前にそれをつくり出して、友達をあっと言わせることもできました。いつでもどのデザインがうまく行って、どのようなアイデアが成功するのかを知ることができるでしょう。時代遅れのデザイナーになることは決してなく、いつでもスーパーデザイ
こんにちは、U-NEXTカスタマーインサイトリサーチャーの毛利と申します。 2019年にCXOのJasperが参画してから、U-NEXTのプロダクトチームではカスタマーインサイトにもとづいた改善をスピーディに進めるべく、デザインスプリントを導入しています。 デザインスプリントは、ステークホルダーを一か所に集め、短期集中で問題特定から解決策の発案、プロトタイプ作成、ユーザーテストまでを一気通貫で行う、Google発のデザイン改善プロセス。このあたりは、ご説明するまでもないかも知れません。 U−NEXTでは2019年後半から取り入れはじめ、サイクルが回るようになってきたのが2020年の頭頃。徐々に成果も見え「さぁ、がんがんスプリントを回していくぞ!」と意気込んでいたところに起こったのが、新型コロナウイルスの影響によるフルリモート化でした。 通常、スプリントでは執務スペース以外で専用の場を作り、
プロダクト開発の開発内容を意思決定する際に、 デザインスプリントというフレームワークを頻度高く実践しています。 この記事は通常よりも短いオリジナルな1日版について紹介していきます。 【TL;DR】・デザインスプリントを1日版で実践している ・1日版内容をご紹介 ・チームで意思決定をでき、デザインや仕様の手戻りが少ないので活用すると 仕様が策定しづらいチームなどは有効的 デザインスプリントとは? デザインスプリントとは、デザイン上の問題を解決するために、5日間という短い期間で高速にプロトタイピングと検証を行う方法論(フレームワーク)のこと。Google Venturesが、投資先で実践しているようです。 どーもお世話になっております。AID(Ameba Innovation Designers)所属の武本(通称ジーザス)です。 今回は、巷でも耳にすることが多いDesign Sprintを無料
最新情報や新たな取組など、活動の様子をお届けします。スタートアップテクノロジーがよく分かるオウンドメディアです。
Googleで生まれた「スプリント」――新規事業のリスクを減らし組織で学習する方法 GV デザインパートナー / 「スプリント」の生みの親 ジェイク・ナップ氏 講演レポート 「スプリント」は、Gmail や Google Chromeなど様々なサービスの新規開発や改良に使われ、グーグル社内で浸透した後、ベンチャーキャピタルのGV(旧グーグル・ベンチャーズ)に取り入れられ、Slackやブルーボトルコーヒーなど100以上のスタートアップが実践する開発プロセスだ。その生みの親で元GVのデザインパートナーで、先日、IDEO客員研究員就任の発表があったジェイク・ナップ氏が来日した。当メディアでの連載も好評な池見氏が代表を務める株式会社groovesの主催にて、ジェイク・ナップ氏による講演とスプリントを体験するワークショップが開催された。ここでは、氏の講演の内容をお届けする。 “やってみないとわからな
Design systems are so hot right now, and for good reason. They promote a modular approach to building a product, and ensure organizational unity and stability via reusable code snippets and utility styles. They make prototyping a breeze, and provide a common language for both designers and developers. A design system is a culmination of several individual components, which can include any or all o
Featured image: Business vector created by Freepik UXエンジニアという言葉を聞いたことがありますでしょうか。 私もここ数年で聞くようになった言葉です。UXエンジニアという仕事はまだ生まれたばかりで、定義が曖昧ですが、私は一言で言えば「UXデザインをする、もしくはその工程に関わるエンジニア」のことだと考えています。最近クックパッドさんでもUXエンジニアを採用しており、「UXエンジニア」って何する人? クックパッド流・開発力を高めるDesignOpsの進め方は私の印象に残っている記事の一つです。 グッドパッチがチーム全員でデザインをしているように、UXデザインはデザイナーだけの仕事ではありません。例えばUIデザインがよくてもページの読み込みが遅いとユーザーの体験は悪くなってしまいます。その他にもエラーメッセージの言葉や見せ方、フォームのバリデ
生まれ変わったらデザインシステムになりたいと思っているくらい、デザインシステムが好きなエンジニアの乗田です。 僕の入社の経緯や業務内容についてはこちらからご覧いただけます! デザインシステムとは デザインシステムとは、ソフトウェアやグラフィックなどにおけるデザインの原則や指針と、それらを実現するための仕組みの集合体です。デザインシステムのメリットは、低コストで高速に一貫性のあるデザインを実現しやすくなるという点にあります。 一般的にデザイン原則にはタイポグラフィ・カラーシステムやボイス&トーンなどが含まれ、仕組みにはコードベースのUIコンポーネントやデザイントークンなどが含まれます。 しかしデザインシステムにおける必須要素の定義はありません。それ故にデザインシステムは、各組織にとって必要なデザイン原則やデザインアセットが集合した物と言い換えることもできるでしょう。 古い物ですと1975年に
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