国立天文台および東京大学の研究者からなる研究チームは、かみのけ座銀河団内にあるRB109において、銀河から延びるフィラメント状の不思議な構造を発見しました(発表資料)。写真や解説画像を見ると、RB109から外側に向けて、レーザービームが発射されるように光の固まりが延びていることが分かります。明るい固まりは3000~6000光年の大きさを持つ若い星の集団で、活発に星が生成されている最中だそうです。また、細いレーザービームのようなフィラメントは、星生成がすでに終了してしまっている星の集団で、これらのような特徴からRB199からはぎ取られたガスが星を作りながら銀河間空間を伝播しているものと思われるそうです。 # 銀河にはまだまだ沢山の未知の出来事があると思うと、ワクワクしてきます。