![難病を持った人も自宅から仕事できる分身ロボ「テレバリスタ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3b9573c2600204d0c99864d5dc1920008522a46e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fipw%2Flist%2F1276%2F141%2FP2120583.jpg)
今や「ALS」という病気は多くの人が知るほど有名になった。 アイスバケツチャレンジも話題になったし、ドラマにもなったし、有名漫画でも取り上げられ、世界初のALSの寝たきりの国会議員も登場した。 だが、未だ原因もはっきりしていない不治の難病であり続けている。 解っている事は、呼吸器を装着しなければ診断を受けてから個人差はあるものの2年~5年ほどで呼吸ができなくなり死亡してしまう事、感覚や思考には何の影響もないまま身体の動きが眼球などの一部を除いてほぼ動かなくなってしまう事、年間国内で1000人ほどが発症している事、そして呼吸器があっても装着する人の数は3割ほどで、7割は呼吸器をつける選択を行わず死を選択する事。つまり、年間700人、平均で1日2人がALSで呼吸器をつける選択をせず亡くなっている計算になる。 これがALS(筋萎縮性側索硬化症) まだ世間的にもまったく有名ではなかったこの病気との
横浜音祭り2019 『OriHime』プロジェクト コンサート観覧者募集 横浜音祭り2019 『OriHime』プロジェクト ~コンサート観覧者募集~ 音楽フェスティバル史上初 障害など身体的制約がある方も 分身ロボット『OriHime』を活用し遠隔での音楽鑑賞が可能に この秋開催する、横浜の「街」そのものを舞台とした日本最大級の音楽フェスティバル「横浜音祭り2019」(会期:9/15~11/15)では、「クリエイティブ・インクルージョン」をコンセプトの一つとして掲げ、国籍、ジェンダー、世代や障害の有無を越えてあらゆる人に音楽の楽しみをお届けする取り組みを行います。 この度、「クリエイティブ・インクルージョン」の一環として、障害など身体的制約があり外出することができない方にも、会場の座席に設置した分身ロボット『OriHime』を通じてコンサートを観覧していただける『OriHime』プロジェ
少し長くなるけど、聞いてもらいたくて書く事にした。 【 ALSという病気と出会って5年 】 日本に9500人いるALS患者のうち、7割の人は延命、すなわり呼吸器を装着せず消極的に自死に至る。その事を「尊厳を守る死」と呼ぶ。 「尊厳」というのはマズローの欲求5段階説でいうと上から2段目だ。 日本はたとえ寝たきりになっても在宅介護ができ、障害者年金などで生きる事の最低限は保障される。だが、ひきこもり時代の私が生きる気力を失いかけたように、医療と安全、衣食住が保証されただけでは人は必ずしも生きる事を選択しないのだ。 たまに勘違いされるが、OriHimeはALS患者にだけ使われているわけではない。(むしろ、福祉より育児中の方のテレワークツールとしての導入事例の方が多い。)だが、分身ロボットの研究をする上で、ALSをはじめ難病患者とその関係者らには大きな影響を受けてきた。 この機会に私とALSとの出
11/27-12/7の2週間、分身ロボットカフェなるものがオープンし、私もそこでウェイターをさせてもらいました。 アニメーション映画の「イブの時間」のカフェをまねたセットを組み、「当店内では人間とロボットの区別しません」の看板も設置してありました。 もしかすると世間の多くの人は「ロボットやAIというバズワードに引っ掛けた、はやりもの企画」ととらえているかもしれないと思い、障害者の視点でこの試みを紹介したいと思います。 ウェイターへのお誘い 吉藤オリィさんに出会ったのは、ALSとの告知を受けてから数か月が過ぎた、2015年の夏ごろでした。友人の紹介で、オフィスに遊びに行ったのです。 その後、自宅に遊びに来てくれていろいろ話す中で、「いま興味を持っていることは何ですか?」と聞かれたので、「ソフトバンクのペッパー君に、自分の代わりに身体表現をしてもらいたい」と答えた記憶があります。 オリヒメはま
寝たきりの人でも遠隔操作できる分身ロボット「OriHime-D」を使って接客する実験的なカフェが期間限定でオープンする。オリィ研究所がクラウドファンディングを開始した。 オリィ研究所(東京都三鷹市)は10月4日、寝たきりの人でも遠隔操作できる分身ロボット「OriHime-D」を活用した実験カフェ「DAWN ver.β」のクラウドファンディングを開始した。ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者なども目で操作し、遠隔から接客できるという。目標金額は150万円で、期限は10月30日まで。支援額は3000円から。 東京・赤坂の日本財団ビルに、11月末から10日間オープンする。OriHimeは、カメラ、マイク、スピーカーを搭載した“分身ロボット”。ネットとPCに接続すれば、ビデオ会議ツールのように遠隔でコミュニケーションが取れる。視線入力インタフェースの「OriHime-eye」を使えば、ALSなど寝た
新プロジェクト!大きなOriHimeを使った働き方実験に参加してもらえるパイロットユーザーを募集開始!! このたび、OriHime、OriHime-Dを活用した新しい働き方、 社会参加の実験に参加していただける方を10名募集致します! 病気に限らず、様々な理由で外出困難な方を対象とし、ネット上のミーティング、 OriHimeの操作をして研究に参加していただきます! 分身ロボットで離れた場所から”遠隔出社”、 外出困難者によるロボットテレワークの実験に参加するパイロットを募集開始! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000019066.html
筋萎縮性側索硬化症(ALS)で身体を動かせない患者が、視線入力でロボットを動かし、来客にコーヒーを出してもてなすことに成功しました。 トレイを持って付きそう客へ前進 コーヒーをつかんで…… はい、どうぞ ロボットはコーヒーの乗ったトレイを持ち、患者に付き添う客へ少しずつ前進。ゆっくりとコーヒーをつかみ、そっと差し出しました。患者は同様に、来客たちへチョコレートをふるまう操作にも成功しています。 この様子をTwitterに投稿したのは、オリィ研究所所長の吉藤オリィ(@origamicat)さん。用いられたロボットは、インターンによる研究チームが手がけた研究用の機体だそうです。システムには視線でPCを操作できる「OriHime eye」(関連記事)で採用した技術を導入。このおかげで、身体が動かない患者も、ロボットの視界を確認しながらコーヒーなどを運ぶことができたわけです。 この試みの根底にある
テレビ朝日の日曜の朝番組「サンデーlive」のコーナー、松岡修造さんの「2020できる宣言」に、5月27日に出演しました。 もちろん主役は私ではなく、オリィ研究所の代表、吉藤健太郎さん(以下、オリィさん)と、彼が生み出した「分身ロボット オリヒメ」です。 そのオリヒメのユーザーとして、出演させてもらいました。 松岡修造さんといえば、ファブリーズの除菌とか、暑苦しくていなくなると日本の気温が下がるとか言われていますが、間違いなく日本テニス界のレジェンド。 私は高校の部活でテニスを始めたのですが、本屋で立ち読みしたテニスマガジンで修造さんを初めて知りました。たしか全小(年齢は4つ違い)の優勝のスナップだと記憶していますが、ボールを凝視する目が記憶に焼き付いています。 その後、世界のプレゼンスが皆無だった日本テニス界を単身飛び出して、世界で活躍されたプレイヤー。ウィンブルドンベスト8進出の時は、
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