(C) 帝国書院 「教科書的」という表現がありますね。「当たり障りのない」といったような意味で使われますが…。実際の「教科書」を覗いてみると、実に「当たり障りのある」世界が展開していたりします。 学校を卒業してから、かなりの年月が過ぎ去っているのですが、ふとしたきっかけで、「世界史の教科書」の読書を楽しむようになりました。それぞれに、著者の方々の想いがほとばしっており、とても読み応えがあります。これから、何回かにわけて、お気に入りの「教科書」をご紹介したいと思います。 帝国書院の『新詳 世界史B』(教科書番号:世B-020)は、高校世界史の革新をリードする「異端の教科書」です。著者の中心となっている川北 稔氏(阪大名誉教授)は、日本に「世界システム論」という歴史理論を広めた人。「世界システム論」とは、乱暴な言い方をすれば、世界史の流れを、“世界が一体化し「ひとつの生き物」のようになっていく
2023.09.29吉川勇一, 研究社, 英文法 研究社 大学入試納得できる英文法 吉川勇一著書 1994年4… 2023.09.1未分類, 数学, 代ゼミ, 代ゼミ, 山本矩一郎, 絶版, 講師 代々木ゼミ方式 山本の代数・幾何基礎解析中級問題集 山本矩一… 2023.08.4参考書, 正林書院, 渡辺久夫, 物理 正林書院 親切な物理Ⅱ 基礎編 渡辺久夫著書 1979年4月… 2023.07.7未分類 竹村保昭のQUESTION BOX 代々木ライブラリー 昭和… 2023.06.2参考書, 英語, 代々木ライブラリー, 英文法 鬼塚の英語マニュアル 1994年 鬼塚幹彦 代々木ライブラリ…
絶版になっていた『センター世界史B各駅停車』の販売です。資金上のことから自費出版は無理なので、このブログから売りだすことにしました。 以前の紙の本は、税込み、2880円で販売していました(http://books.parade.co.jp/category/genre05/978-4-434-07159-1.html)が、これをPDF書類で、1000円で販売します。 まず下の見本ページをご覧になり、気に入ったら、「先史・中国史(1)を送ってください」とメールをください(whnashi〇yahoo.co.jp 〇は@に変換)。送信された36ページを見て、全部手に入れたいと思われたら、1000円を以下に振込んでください。折り返し、つづきの中国史ほか全文をメールに添付して送ります。全部で455ページ、23.2MBあります。PDF書類なので、スマートフォンにダウンロードして見ることもできます。この
はじめに 2024年度入試は旧課程ラスト、浪人したら経過措置があるとはいえチャレンジか安全かで迷う人も多かったと拝察します。 今回は河合塾、駿台、東進、代ゼミの2024年度入試の分析を著作権の範囲内で引用し、大学入試センターや文科省の発表も参考にしながら、2024年度入試についてふり返ります。 参考 「実施結果等」を参照 www.mext.go.jp 駿台 www2.sundai.ac.jp 河合塾の営業さんから「公開されているものは出処を示せば引用OK」と許可をもらっています。文中の表・グラフはここから。 www.keinet.ne.jp 目次 はじめに 0 入試改革のゴタゴタ(テンプレ) 1 国公立大学編 ① 共通テスト 志願者は減少・受験者は微増 1)センター試験・共通テスト 志願者・出願者数推移 2)受験科目数の推移 ② 一般選抜倍率は昨年並み ③ 欠席率も昨年並み ③ 地域別動向
■ 教科書 1,山川出版社「詳説世界史B」(世B016) 2,三省堂「世界史B」(世B015) 3,東京書籍「世界史」(世B013) 4,実教出版「世界史B」(世B014) 5,帝国書院「新詳世界史B」(世B020) 6,山川出版社「新世界史」(世B021) とりあえず通読したものだけ。 これ以外にも教科書を買いこみましたが、あまり役立ちそうじゃなかったので結局読みませんでした。 1と2は、音読ファイルが別売りされています。私は二倍速にして聞きまくりました。家でも外でもこれを持ち歩けば、耳で聞くだけで楽々復習できるので、勉強嫌いな人にはこの二冊が双璧となります。 とりわけ「詳説世界史B」は、いろんな高校でよく採用されていると思います。ウチの高校もこれを使ってました。 何と言っても収録している用語の多さがピカイチです。東大の世界史で足を引っ張りたくないなら、最低でもこれに載っているものぐらい
ベストセラー「ローマ人の物語」のタネ本だという噂だが、それはウソ。もし本当なら、塩野七生はもっと面白い本を書いただろうから。 モンタネッリの「ローマの歴史」はそれくらい抜群の面白さで、文字どおりページ・ターナーやね。一方、これをネタにした類書は、水で割ったワインのように薄い。そういう意味で、本書は、ムダを削ぎ落としたモルツ100%の極上のウィスキーになる。 著者はローマ在住のジャーナリスト。歴史学者の「解釈」を鵜呑みにせず、一次資料にあたるところは、"小説家"塩野七生と同じ。自分の判断を信じ、迷ったらより面白いほうに倒す。「人物」に焦点をあて、キャラ化することで人間くさい感情の動きを再現し、判断の理由を生々しく描写する。すべての歴史は(それぞれの時代にとっての)現代史なのだから、過去の行動は原因と結果によって律せられているはず。歴史とは一連のストーリー付けされた因果なのだ。その真偽はともか
800ページで世界史を概観できる名著。 「シヴィライゼーション」という文明のシミュレーションゲームがある。暇つぶしのつもりで始めたのに、暇じゃない時間まで潰されてしまう危険なゲームだ。マクニール「世界史」もそう。それからどうなる?なんでそうなる?に次々と答えてくれる本書は中毒性が高く、読むシヴィライゼーションといってもいい。 ゲームのように面白がれないが、ゲームのように熱中して、マクニール「世界史」の最新完訳版を読む。世界で40年以上にわたって読み続けられており、blog/twitter/tumblr でスゴいスゴいと噂には聞いていたが、たしかに素晴らしい。何が良いかっていうと、「眠くならない歴史」であるところ。 話は少しさかのぼる。流行に乗っかって教科書開いたはいいが、あれだね、睡眠導入剤として最適だね、山川世界史。パブロフのなんちゃらのように、開いた途端、急速に眠くなる。「メソポタミア
【ニューヨーク=佐々木良寿】書籍データベース化を巡る米グーグル社と米作家組合、全米出版社協会との和解案について、グーグル社など和解当事者側は13日深夜(日本時間14日午後)、修正案をニューヨークの連邦地裁に提出した。 同案は、日本や仏、独などからの異議申し立てを受け、和解案の対象を「米国著作権局に登録済みの書籍、または米、英、オーストラリア、カナダの4か国で出版された書籍」に限定し、それ以外の書籍の著作権者を除外した。これで日本の出版物はほぼ対象外となり、影響を受けないことになった。 修正案は、米司法省が「米著作権法や反トラスト法に抵触する懸念がある」として、外国の著者や出版社の懸念への対応、著作権者保護策の強化、競合他社も利用可能な仕組み作りなどに関して変更を求めたことを受けたもの。和解成立には同地裁の承認が必要で、修正案提出を受けて、同地裁は関係者などからの意見聴取などの日程を決めるが
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