洗濯物を畳む時間は一生で9000時間。375日を解消するランドロイド 千葉県・幕張メッセで10月4日~7日開催「CEATEC JAPAN 2016」のseven dreamers(セブンドリーマーズ)ブースでは、10年以上の歳月をかけて開発されたという「全自動衣類折りたたみ機」(laundroid:ランドロイド)の紹介と発売予告、そしてデモが行われた。 ランドロイドは、洗濯して乾燥の終わった衣類を自動的に畳んで分類する製品だ。洗濯機、乾燥機、そして次の工程(畳む)を自動化する。洗濯物を畳むために一生で9,000時間を費やすとして、その省力化を実現する新しいジャンルの家電製品となる。 【左】seven dreamersで公開されたlaundroidの試作機。後述する「laundroid 0」の原型となるようだ。カーボン調のデザインとなっている 【右】洗濯物を畳む、整理するために費やす時間は一
■連載/ヒット商品開発秘話 スーツ専門店チェーンの「はるやま」「P.S.FA」「フォーエル」といった業態を全国展開する、はるやま商事が2009年4月に発売した『i-Shirt(アイシャツ)』が売れている。ポリエステル製のニット生地でつくられており、ストレッチ性や通気性、吸水速乾性に優れているが、何よりも目を引く特長は、完全ノーアイロンを実現したこと。シワにならないため洗って干すだけでよく、アイロンがけを不要にした。ビジネスマンや就活生に支持され、2016年1月に販売数が100万枚を突破した。 ■きっかけは北京オリンピック 『i-Shirt』誕生のきっかけは、2008年に開催された北京オリンピックにある。同社は北京オリンピックでJOC(日本オリンピック委員会)のオフィシャルパートナーを務め、選手にオフィシャルスーツとシャツを提供していた。このときJOCは同社に、シワにならず吸水速乾性に優れた
洗濯物を全自動で洗って乾かす。珍しくも何ともない、日常的な風景だ。だがもう間もなく、洗濯物を「畳んで仕分けて収納する」までも全自動でできる家電が登場するかもしれない。 洗濯物を洗う、そして乾かす。ここまで全自動でできる洗濯機はあるのに、なぜその先の「たたむ」はないのか――。この疑問が、全自動洗濯物折り畳み機「laundroid(ランドロイド)」が誕生するきっかけとなった。 seven dreamers laboratories(以下、セブンドリーマーズ)とパナソニック、大和ハウス工業は2015年10月7日、開幕したばかりの「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)で会見を行い、laundroidの共同開発をスタートしたと発表した。一般消費者向けに、2016年度中の先行予約販売を目指す。ただし、価格は未定。 laundroidは、文字通り全自動で洗濯物を
プログラミングの最大の楽しさは,「手作業では不可能なことが,プログラムを書くと可能になる」という快感ではないでしょうか。Part1の「Visual Basic,C#,C++でプログラムを作ってみよう」に続いて,Part2からは,12万件を超える日本全国の郵便番号データを操作するプログラムを書いてみます。手作業では時間がかかりすぎて現実的ではない大量のデータ処理が,プログラムを書くと可能になるということを体感してもらえればと思います。 これから作るのは,郵便番号検索プログラム「yubin1.exe」(図1)です。図1の例では「富塚」という地名を入力して,それに対応する郵便番号の一覧を得ています。地名から郵便番号を検索したり,郵便番号から地名を検索したりできます。 データは一括ダウンロードする 最新の郵便番号のデータは,日本郵便(正式社名は郵便事業株式会社)のWebサイトからダウンロードできま
“Think GAIA”のビジョンのもと、中期経営計画において「環境・エナジー先進メーカー」への変革を掲げている三洋電機にとって、太陽電池事業は、それを実現するためのコア事業の1つだ。 同社では、2008年には、全世界電力の0.1%に過ぎない太陽光発電が、2040年には25%にまで成長すると予測。そのなかで、長期的な取り組みとして、HIT太陽電池および薄膜太陽電池技術により、2010年には世界シェアの10%、2020年には10~15%を獲得し、4GWの生産能力にまで高める計画を掲げている。 三洋電機は、今後、太陽電池事業をどう成長させようとしているのだろうか。 ● 2010年度には600MWの生産能力にまで拡大 三洋電機の太陽電池のシェアは、2007年生産量実績で全世界で4.3%。世界では第7位。国産メーカーでは、シャープ、京セラに続き、3番目の位置にある。 同社では、同社独自のHIT太陽
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