イギリスには、絶望的になってネットで宣伝されている「自閉症など発達障害の奇跡的な治療法」に騙されている親たちがいます。 英国の警察当局は、2歳の子どもに毒性の化学物質を飲ませた家族へ事情聴取を行っています。 その治療法は、口からまたはおしりから二酸化炭素や「ミラクルミネラル溶液」を投与するものです。 この親たちのFacebookグループをみると、自閉症などの発達障害とは、この治療法によって駆除できる寄生虫により起こるものだと主張しています。 医師たちは、このような方法は子どもを殺してしまうことにつながると強く警告しています。 「発達障害は、お母さんのお腹の中にいる頃に起因するものです。 治せるものではありません。 この親たちは、全く理解ができていません。」 そう、ジェフ・フォスター博士は言います。 英国では100人の子どものうち一人が何らかの発達障害です。 発達障害を治す方法はありません。