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kvsに関するyukungのブックマーク (3)

  • 1台だけ読み書きすると2.2倍に

    読み込みの場合、ONEではコピーを持つ全ノードに一斉に読み出し要求を出し、最初に返ってきたデータをアプリケーションに渡す。QUORUMは過半数のノードから返答が来た時点で、最も新しいタイムスタンプを持つデータを渡す。ALLは全ノードの返答から最新データを選ぶ。 制御方式の組み合わせで性能高まる 検証の結果、最も性能が高かったのがONEで、最低のALLと比較した結果が2.2倍だった。データの一貫性の高さよりも、性能向上を優先する場合は、ONEを選ぶのが有効だ。 ただし実際に性能向上を重視し、読み出しと書き込みの両方でONEを選ぶと、アプリケーションは想定した動作をしない恐れがある。検証用アプリケーションで、ショッピングサイトの商品閲覧履歴をONEで書き込むと、まず1台のサーバーにデータが書き込まれ、コピーが残りの2台に書き込まれるのはその後になる。ONEを使った読み出し要求が書き込みの直後に

    1台だけ読み書きすると2.2倍に
  • リニアには性能が上がらない

    Cassandraのスループットの変化を調べた結果を図2に示した。Cassandraのノード(サーバー)数が2、4、6台のそれぞれにおいて、実行する検証用アプリケーションのスレッド数を徐々に増やした。各スレッドで、書き込み、または読み出しを繰り返し実行し、スレッド数を増やしていくことで、Cassandraの負荷を高めていった。 Cassandraに対する負荷を高めていくと、スループットは曲線を描いて向上していくことが分かった。負荷の増加に対して、十分に性能が向上しなくなったポイントを探し、2、4、6ノードの場合を比較した。検証用の機器は、プリファードインフラストラクチャーから貸与を受けた まず分かったのは、アクセス負荷を高めたとき、Cassandraのスループットは曲線を描いて、向上していくことだ。RDBなど多くのデータベースは負荷を高めていくと、スループットはほぼリニアに伸び、あるしきい

    リニアには性能が上がらない
  • ノード数3倍で性能が2.3倍に

    KVS(Key-Value Store)は、既存のRDBと比べてシンプルな機能しかない代わりに、データを分割して多数のサーバーで分散処理できるスケーラビリティーの高さが特徴である。その代表例として、米Facebookが開発し、オープンソースソフトウエアとして公開されている「Cassandra」がある。 KVSは従来にはなかった膨大なアクセスをさばくため、大手のWebサービス事業者などが続々と開発している。米Googleの「Bigtable」と米Amazon.comの「Dynamo」がその先駆であり、Cassandraは両者の設計思想を受け継いだものだ。 Facebookは同社のSNS(Social Networking Service)において、ユーザー間で交換するメッセージの保存や検索などを行うデータベースとしてCassandraを開発し、最大150台程度のサーバーで運用した実績がある。

    ノード数3倍で性能が2.3倍に
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