衆院国土交通委 日本共産党の穀田恵二議員は、21日の衆院国土交通委員会で、東急電鉄の列車追突事故と、不祥事が相次ぐJR北海道の問題について、政府の責任をただしました。 15日未明に東急東横線の元住吉駅で発生した列車追突事故では、大雪の影響でブレーキがききにくくなっていたにもかかわらず、同社は徐行運転を指示していませんでした。穀田氏は「徐行運転を指示していれば事故は防げたのではないか。事業者まかせにしてきた国の責任は重い」と指摘しました。 また、JR北海道について穀田氏は、国鉄労働組合が22年前から線路巡回の手抜きや報告書のデータ改ざんなど現場の実態を会社側に告発してきた記録を明らかにし、「監査の際に現場の声を聞き、労組の意見にも真しに耳を傾けていれば、問題は発見できたはずだ」と追及しました。 国土交通省の瀧口敬二鉄道局長は「当時われわれは情報を得ていなかった」などと答えました。 穀田氏は、