芸能と食品に関するBUNTENのブックマーク (54)

  • 「ムーンライト」のキューバ料理 - FoodWatchJapan

    「ブラック・ムービー」とその中に登場するべ物について取り上げていくシリーズの最終回は、2010年代ブラック・ムービーの代表作と、劇中に登場する料理について述べていく。 ブラック・ムービーの過去・現在・未来 ブラック・ムービーはサイレント期の1910年代以来アメリカ社会における黒人の状況とリンクし、紆余曲折を経ながら発展を続けてきた。前回の「黒いジャガー」に代表されるブラックスプロイテーション映画、前々回の「ドゥ・ザ・ライト・シング」に代表されるスパイク・リーの作品群もその中で生まれてきたものであるが、近年流れが変わった。 2016年製作のバリー・ジェンキンズ監督作品「ムーンライト」が第89回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞(フアン役のマハーシャラ・アリ)、脚色賞の主要三部門で受賞した。また、2018年製作のマーベル映画「ブラックパンサー」(ライアン・クーグラー監督)が大ヒットを記録した。

    「ムーンライト」のキューバ料理 - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2020/10/09
    (映画)「ムーンライト」見たくなってDVDを検索したが最安で3135円(ブックマーク時点)。今金がないのでとりあえずぶくま。
  • 「日本は呼んでいる」を待望する - FoodWatchJapan

    第10位 「レディ・マエストロ」の中華弁当とタマネギ 「女性は指揮者になれない」と言われていた1930年にベルリン・フィル管弦楽団で指揮者デビューを飾り、女性指揮者のパイオニアとなったアントニア・ブリコの伝記映画である。 ただの音楽映画かと思いきや、キーフードが二つ。一つは連載第178回で取り上げたオイスターペイルの中華弁当である。1920年代のニューヨークやベルリンにチャイナタウンが存在したことは承知していたが、アントニア(クリスタン・デ・ブラーン)のお気に入りとして時代考証が怪しいこの弁当が登場したことに驚かされた。 もっともこれには演出意図があり、貧しいオランダ移民の家で育ち、コンサートホールの案内係をしながら登壇する指揮者のテクニックを盗み見て指揮を学んでいたアントニアが、演奏中で誰もいない化粧室で箸をタクト代わりに指揮の練習をしていたところを、後に恋仲となるフランク(ベンジャミ

    「日本は呼んでいる」を待望する - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/12/07
    既に12月になっているので見たいと思った作品(複数)もさすがに上映終了だったが、「お料理帖〜息子に遺す記憶のレシピ〜」の、「憎い夫のサバのキムチ煮」に噴いた。一度味わってみたいものである。
  • わけあって空腹のランナーたち - FoodWatchJapan

    2020年の東京オリンピック開催にちなみ、スポーツを題材とする映画とその中に登場するべ物にスポットを当てるシリーズの2回目は、人間の基動作である走りを競う、スポーツの原点とも言える陸上競技を取り上げる。 「炎のランナー」の豚の足 「炎のランナー」より。ユダヤ人のハロルドが女優のシビルと行ったレストランで出てきたのは豚の足の料理だった。 1981年製作のヒュー・ハドソン監督作品「炎のランナー」は、名門ケンブリッジ大学の主力短距離ランナー、ハロルド・エイブラハムズ(ベン・クロス)と、プロテスタントの宣教師の家に生まれ、走ることで神の祝福を感じることができるスコットランド人、エリック・リデル(イアン・チャールソン)という二人の若者を対比しながら、陸上競技のイギリス代表選手たちが1924年のパリオリンピックでメダル獲得を目指す実話を基にしたドラマで、第54回アカデミー賞の作品賞を受賞した名作で

    わけあって空腹のランナーたち - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/09/28
    「世界各地で日本軍の戦時中の行いがどのように見られているのか現状を把握しておくことは相互理解に役立つと思われる。」これは必要だと思う。
  • 「異人たちの夏」死者との食事 - FoodWatchJapan

    日(8月16日)は月遅れ盆の送り火。お盆でこの世に戻って来ていた死者の霊をあの世に送り出す日と言われている。映画においても死者がこの世に戻って来るシチュエーションの作品は古今東西数多存在する。 今回はその中から1988年製作の「異人たちとの夏」と劇中に登場する印象的なべ物について述べていく。 作の原作は、「男たちの旅路」(1976〜1982)、「岸辺のアルバム」(1977)、「ふぞろいの林檎たち」(1983)等、多くの人気ドラマを手がけた脚家、山田太一が第一回山周五郎賞を受賞した小説。「傷だらけの天使」(1974〜1975)の市川森一が脚、「HOUSE ハウス」(1977)、「転校生」(1982)、「時をかける少女」(1983)の大林宜彦が監督、「蒲田行進曲」(1982)の風間杜夫が主演を務めている。 彼岸と此岸をつなぐ浅草のべ物 子と別れて一人暮らしの脚家、原田英雄(風

    「異人たちの夏」死者との食事 - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/08/16
    「「異人たちの夏」死者との食事」さすがの目の付け所。俺だったら「冷たいものに縁があるのも両親が異人(幽霊)であることを暗示していると思われる。」このあたりはきっと見過ごすだろう。
  • お弁当のコミュニケーション - FoodWatchJapan

    コミュニケーションツールとしてのお弁当の機能にスポットを当てた日映画の2作品を取り上げる。 連載ではこれまで、手作りのお弁当が登場する映画を数多く紹介してきた。「のんちゃんのり弁」(2009、グルメ映画100選〈7〉)、「スタンリーのお弁当箱」(2011、第53回)、「めぐり逢わせのお弁当」(2013、ごはん映画ベスト10 2014年洋画編)、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(2016、第129回)、「パターソン」(2016、第161回)、「恋家宮」(2017、第160回)、「彼らが気で編むときは、」(2017、ごはん映画ベスト10 2017年邦画編)といった古今東西の諸作品のお弁当に共通するのは、母から娘へ、母から息子へ、から夫へ、彼氏から彼女へ、彼女から彼氏へ、息子から母へ、夫からへ、疑似家族の“母”から娘へといった身近な人への愛情がこもったメッセージだということであ

    お弁当のコミュニケーション - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/07/19
    弁当はコミュニケーションであるという映画二題。▼俺も調理能力があったら、とか言って逃げるのは「パパのお弁当は世界一」に失礼か。
  • トゥインキーの妖エネルギー - FoodWatchJapan

    「ジャンクフード」と言うと、ある種の品を栄養のバランスが悪く健康によくないと見なすネガティブな言葉だが、そのようなそしりを受ける品であっても「早い、安い、そこそこうまい」といった長所から愛着を感じている人がいるのも事実である。 そんな、「ジャンクフード」と呼ばれるものを愛する人々が登場する映画をシリーズで取り上げてみようと思う。第1回は、前回「ダイ・ハード」で紹介したトゥインキーとその愛好家が登場する映画を見ていこう。 「ゴーストバスターズ」怪物になり損ねたトゥインキー まずは、ダン・エイクロイドとハロルド・ライミスの脚をアイヴァン・ライトマンが監督した「ゴーストバスターズ」(1984)から。 ニューヨークのコロンビア大学で超常現象の研究をしているピーター・ヴェンクマン(ビル・マーレイ)、レイモンド・スタンツ(エイクロイド)、イゴン・スペングラー(ライミス)の三博士。彼らが、ニューヨ

    トゥインキーの妖エネルギー - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/07/06
    「「ゴーストバスターズ」怪物になり損ねたトゥインキー」大昔にテレビで見た。まさかあれが怪物に、という意外さには噴く。
  • 日米貿易摩擦時代の米国映画 - FoodWatchJapan

    昨今の米中貿易戦争は当事国同士にとどまらず世界経済全体に影響を及ぼしつつあるが、20世紀後期には日米間の貿易摩擦が問題とされ、ジャパンバッシングが起きるなど、アメリカの憎悪の標的は日に向かっていた。 なかでも1980年代後半から1990年代初期にかけてのバブル経済を背景とした日企業のアメリカ進出や企業買収を彼の国の人々は相当脅威に感じたらしく、そうした動きを題材とした映画が数多く作られている。 今回はそれらの作品を通して日アメリカ文化について考察する。 「ガン・ホー」のカップラーメンとミートローフもどき 1986年製作のマイケル・キートン主演、ロン・ハワード監督作品「ガン・ホー」は、長引く不況によって下着工場と自動車工場が相次いで閉鎖に追い込まれたアメリカ田舎町ハドレービルが舞台。 自動車工場の職長だったハント・スティーヴンソン(キートン)は、仲間たちの雇用確保のため来日し、

    日米貿易摩擦時代の米国映画 - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/06/22
    バブル期の日本企業のメリケン進出をネタにした映画あれこれ。文化摩擦の面が強かったらしいことがうかがわれる。
  • 食べ物の恨みが歴史を動かす - FoodWatchJapan

    人類の歴史上、べ物が原因で戦争や革命に発展した例は枚挙にいとまがない。そこで今回は歴史上の大きな出来事を題材とした映画と、その出来事を誘発したべ物について見ていこう。 「マリー・アントワネット」のブリオッシュ シャルダン《ブリオッシュのある静物》 1789年に起こったフランス革命では、飢饉と貧困によってパンをべられないという国民の訴えに対し、フランス国王ルイ16世の妃マリー・アントワネットが「パンがないのならケーキをべればいいじゃない」と言い放ったことが国民の怒りを買ったと言われている。 ここでいうケーキとはフランスの菓子パン(ヴィエノワズリー)の一種であるブリオッシュのことで、通常のパンとは違ってバターや牛乳、卵、砂糖等がふんだんに使われていることからケーキと意訳されたようだ。今でこそ一般的なべ物となっているが、当時は富裕層向けの贅沢品であった。発言の真偽はともあれ、王侯貴族の

    食べ物の恨みが歴史を動かす - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/06/03
    漫画で「パンがないのならケーキを食べればいいじゃない」を王妃に言わせているのを見た記憶があるが題名は記憶していない。▼「戦艦ポチョムキン」検索して1000円のDVDを楽天で発見。思わず注文。
  • 「家族のレシピ」の日星料理 - FoodWatchJapan

    今回は、日とシンガポールを舞台に家族のドラマを通してアジアの文化の融合を描いた「家族のレシピ」をご紹介する(シリーズ「平成のごはん映画を振り返る」は次回以降に続きます)。 父の味、ラーメン(拉麺) 映画は群馬県高崎市で行列を作る人気ラーメン店「すえひろ」から始まる。余談だが、昨年公開の「ラーメンいてぇ!」(連載第191回参照)も高崎のラーメン屋が舞台だった。国産小麦の産地である北関東の主要都市、高崎はラーメンの穴場なのかも知れない。 「すえひろ」は店主の山和男(伊原剛志)と弟の明男(別所哲也)、和男の息子、真人(斎藤工)の家族三人で切り盛りしている。かつて、和男はバブル期にシンガポールに渡り、海外赴任の日人向けの懐石料理店で板前として働いていた。そして、行きつけの堂の娘、メイリアン(ジネット・アウ)と恋仲になり結婚し、真人が生まれた。真人が10歳のときに一家で和男の故郷の高崎

    「家族のレシピ」の日星料理 - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/03/15
    「同氏が経営する都内6店舗で1日20食ラーメン・テーを販売している」うぉっ、と思ったが東京限定か。辺境地方在住者には足が届かない。
  • クレーム・ブリュレとマカロン - FoodWatchJapan

    映画に登場するフードを通して平成を振り返るシリーズの2回目は、平成にブームとなったスイーツの出てくる映画を取り上げる。 「アメリ」のクレーム・ブリュレ わずか1カット数秒でブームを起こした「アメリ」のクレーム・ブリュレ。 平成の30年間においては、ティラミス、ナタ・デ・ココ、パンナ・コッタ、タピオカ等、今まであまり知られていなかったスイーツがブームを経て定着するということが繰り返されてきた。これは昭和の高度成長期に洋化を果たした日人が、さらなる未知の味覚を求めたあらわれの一つだったのかも知れない。 平成の初頭ののブームに火をつけたり、拡散したりという役割を果たしていたのが雑誌「Hanako」で、毎号、その掲載内容によって消費者の行動と飲店に大きな影響を及ぼしていた。そんな「Hanako」が「ティラミスの次はこれ」という形で紹介しながら、当時は結果的にはやや不発に終わったのがクレーム

    クレーム・ブリュレとマカロン - FoodWatchJapan
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    BUNTEN 2019/03/01
    今回紹介される映画二本の舞台は現代のパリと王政最後期のフランス。「マリー・アントワネット」に出てくる「マカロン・パリジャン」は「時代考証としては誤っているのだが」など。雰囲気を想像させる。
  • 「メンタイのぼせ」と家族たち - FoodWatchJapan

    戦後の博多で辛子明太子を開発し、全国に普及する礎を築いた「ふくや」の創業者、川原俊夫をモデルにした「映画めんたいぴりり」をご紹介する。(シリーズ「平成のごはん映画を振り返る」は次回以降に続けます) 作は、俊夫の長男、川原健の著書「明太子をつくった男 ふくや創業者・川原俊夫の人生と経営」を原作にしたテレビドラマ「めんたいぴりり」「めんたいぴりり2」の映画化である。 2テレビドラマと同じく江口カンが監督、東憲司が脚を担当し、漫才コンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸が主演の海野俊之、富田靖子がの千代子を演じる等、福岡県出身者がメインスタッフ、メインキャストを務めている。 「博多式辛子明太子」を作った男 俊之は日々試行錯誤を重ね、辛子明太子を日人好みの味に改良していく。 作は博多の「ふくや」創業者の川原俊夫(映画では「ふくのや」店主の海野俊之が主人公)、その家族、従業員たちをモデルとし

    「メンタイのぼせ」と家族たち - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/02/15
    辛子明太子生誕映画。食が進むのだけれど貧民にはちょっと。(庶民的なお値段です。)
  • 「月とキャベツ」の宇宙の秘密 - FoodWatchJapan

    予定された改元まで4カ月。今回から数回に分け、平成ののシーンを映画を通して振り返ってみたいと思う。まずは1996年(平成8年)製作の「月とキャベツ」から。 宇宙のひみつはちみつなはちみつ 作は、鶴間香の第2回さっぽろ映像セミナー入選シナリオ「眠れない夜の終わり」を原案に、篠原哲雄監督と「演劇集団キャラメルボックス」の真柴あずきが共同で脚を執筆。バブル期に映画事業を積極的に展開してミニシアターブームを作ったセゾングループが製作したラブファンタジー映画である。作が映画初出演となるシンガーソングライターの山崎まさよしと当時19歳の新人女優、真田麻垂美が主演を務め、山崎は音楽と主題歌も担当している。 舞台はロケが行われた群馬県中之条町。人気バンド「ブレインズ」のボーカルだった花火(山崎)は、1年前のバンド解散後、中之条町の廃校に移り住んでキャベツを栽培する毎日を送っていた。梅酒造りが趣味

    「月とキャベツ」の宇宙の秘密 - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2019/02/01
    「キャベツステーキ」ググった。結構バリエーションあるのね。▼悲しいかな俺の頭に真っ先に浮かんだのは焼くのではなく大鍋か何かで丸ごと茹でたキャベツのイメージだった。
  • 茶席の美しい和菓子と心模様 - FoodWatchJapan

    第10位 「ラーメンいてぇ!」の引き算ラーメン 林明輝のweb漫画を原作とした熊谷祐紀監督・脚作品。 群馬県高崎市のラーメン屋「清蘭」の店主・紅烈土(石橋蓮司)はラーメン作りのパートナーだったを亡くし店を閉めようとしていたが、いじめに遭い自殺を図りながらも烈土の作ったラーメンスープを飲んで生きる力を取り戻した孫娘・茉莉絵(中村ゆりか)に頼まれ、麺の打ち方やスープの仕込み方等、清蘭のラーメン作りのすべてを教え込む。 どこか、故・伊丹十三監督の「タンポポ」(連載第149回参照)を想起させるストーリーである。 烈土は言う。麺、スープ、具材のどれかがおいしすぎてはいけない。それぞれが引き立て合ってはじめてうまいラーメンが生まれる。清蘭のラーメンは引き算のラーメンだと。茉莉絵を裏切りいじめの原因を作ったコジマ(葵わかな)と和解し調理のパートナーに迎え、生まれ変わった清蘭の試会に現れたのは

    茶席の美しい和菓子と心模様 - FoodWatchJapan
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    BUNTEN 2018/12/15
    「若おかみは小学生!」が面白そうに思えて調べたが上映館が遠い。▼もっと早くに調べていたら近場にもあったのかも。
  • “日本ワイン”夜明けの3人 - FoodWatchJapan

    “現代日ワインの父”麻井宇介とその弟子たちを描いた映画「ウスケボーイズ」をご紹介する。 消費者に選ばれる「日ワイン」の誕生 今秋、昨今の日のワイン事情を象徴するような変化が訪れた。 2015年10月30日に国税庁が制定した「果実酒等の製法品質表示基準」が今年の10月30日から適用され、国産ぶどうのみを原料とし、日国内で製造された果実酒のみが「日ワイン」と表示されることになったのである。それまでは輸入ものの安価なバルクワインに日のワインをブレンドしたものや、外国産ぶどうの濃縮果汁を輸入して日で醸造したものも「国産ワイン」として売られていたが、これらは表示上「国内製造ワイン」として明確に区別されることになった(「ワインラベルが語ること」国税庁)。 これは、ワイン用ではなく生用のぶどうを用い、ぶどうの生産者と醸造所が別という世界の常識とはかけ離れた製法で作られ甘口一辺倒のものが幅

    “日本ワイン”夜明けの3人 - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2018/12/01
    「教科書は破り捨てなさい」から「三人三様のワイン造り」に進むが「高品質でおいしいワインを作りたいというゴールは同じである。」という話がいい。
  • 「恋のしずく」西条の日本酒 – FoodWatchJapan

    BUNTEN
    BUNTEN 2018/11/17
    「日本酒は麹で米の澱粉を糖に変える糖化と、酛によるアルコール発酵とが同一容器で同時に進む並行複発酵によるもの。」アル中になるほど呑んでいたのにこれは知らなかった俺。
  • 神田/築地 やっちゃ場の人々 – FoodWatchJapan

    さる10月11日、築地市場の移転先である豊洲市場がようやく開場した。築地というと一般には“水産物の市場”のイメージが強いが、青果物の取り扱いも無視できない。 また、青果物の取り扱いの多さで知られる大田市場は、約30年前の1989年5月6日に神田市場から移転して開場した。移転前の神田市場は秋葉原駅付近で、現在はオフィスビルが立ち並ぶエリアとなっている。 これら神田と築地の青果市場が舞台の2映画で、昭和30年代の“やっちゃ場”(江戸言葉で青果市場)のにぎわいを見ていきたい。 市場人で青果オタクのカメラマン 秋葉原駅の目の前にあった神田市場。現在は高層ビルが立ち並んでいる。 「太陽の季節」(1955)で芥川賞作家としてデビューし“太陽族”ブームを生み出した石原慎太郎が原作・脚を手がけ、慎太郎の弟・裕次郎、後に裕次郎のとなる北原三枝、先日亡くなった津川雅彦が初主演した「狂った果実」(195

    神田/築地 やっちゃ場の人々 – FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2018/10/19
    「神田/築地 やっちゃ場の人々」紹介されている符牒が面白い。1960年公開というと俺がみっつの時で、年代的にテレビの普及前でまだ映画の方が娯楽の主流だった頃だ。きっと見応えがあるんだろうな。
  • 樹木希林と昭和・平成の食事 | FoodWatchJapan

    今回は、先日亡くなった樹木希林さん追悼として、今年公開された彼女の出演作2を取り上げる。 「モリのいる場所」ジュリーとアジの干物 1目の「モリのいる場所」は、“画壇の仙人”モリこと熊谷守一(山崎努)とその・秀子(樹木)と、夫婦を取り巻く人々を描いたコメディドラマである。監督は「南極料理人」(2009、連載第38回参照)の沖田修一。 モリは晩年の30年間は東京の豊島区千早にある自宅から一歩も出ずに、庭に住む生き物たちを観察し独自の作品を生み出していった。そのモリ94歳、秀子76歳、結婚52年目の昭和49(1974)年の夏を舞台にしており、映像からは作り手が昭和の風物を映し出すことに腐心した様子がうかがえる。もちろん、それはべ物にも表れている。 朝、秀子とお手伝いさんの美恵(池谷のぶえ)が七輪でアジの干物を焼きながら朝の支度をしている。美恵が口ずさむ鼻唄は当時のヒット曲、沢田研二の

    樹木希林と昭和・平成の食事 | FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2018/10/05
    樹木希林さんの話なら「万引き家族」のことも当然出てくる。繰り返しになるがすごい映画なので見れるものなら見ておくべきです。
  • 怖いアルコール依存症の映画 - FoodWatchJapan

    映画に描かれた女性と酒とたばこを紹介してきたが(第177回、第181回)、今回は男女問わず心配されるアルコール依存症の恐ろしさを描いた映画をご紹介する。 「失われた週末」の宙づりボトルとテルミン まずは第18回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚賞、主演男優賞を受賞した1945年製作のビリー・ワイルダー監督作品「失われた週末」から。 作は、レイ・ミランド演じる作家ドン・バーナムが、3年もの間アルコール依存症に苦しんだ末に、兄ウィック(フィリップ・テリー)と恋人の女性記者ヘレン(ジェーン・ワイマン)の助けを得て立ち直りのきっかけをつかむ週末の数日間を描いたドラマである。 冒頭、ニューヨーク摩天楼の高層ビル街が映し出され、カメラがパンすると古びたレンガ造りのアパートの窓から酒瓶がぶら下がっているのが見える。これは、ドンが兄の目を盗んで隠した虎の子の酒で、回りくどい説明抜きでドンがアルコール依存

    怖いアルコール依存症の映画 - FoodWatchJapan
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    BUNTEN 2018/08/10
    アルコール依存症はシャレにならない。(個人的実感)
  • 「トリス」と昭和戦後の男たち - FoodWatchJapan

    1990年代から2000年代にかけて低迷していた国内ウイスキー需要は、2009年頃からのハイボールブームの影響もあって近年はやや持ち直している(図1)。このブームにサントリーの「角瓶」と並んで貢献したのが、かつてトリスバーやアンクルトリスで一世を風靡した「トリス」。今回は戦後の洋酒ブームの火付け役となった「トリス」と、トリスバーが登場する映画を通して、戦後の昭和を振り返っていく。 「トリス」とトリスバーの時代 [図1]ウイスキー移出数量の推移(平成10〜29年。日洋酒酒造組合「酒類の統計」) サントリーの前身である寿屋の初代社長、鳥井信治郎(2014年度NHK朝のテレビ小説「マッサン」で堤真一が演じた鴨居欣次郎のモデル)の姓がネーミングの由来となった「トリス」は、終戦から1年後の1946年、「うまい、安い」をキャッチフレーズとしたブレンデッドウイスキーとして発売された。 寿屋の宣伝部に勤

    「トリス」と昭和戦後の男たち - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2018/04/21
    「馬鹿な野郎が威張る」そういう時代だったと聞いている。▼俺は馬鹿だけど軍国主義者にはなれないから抑圧される側だな。
  • 映画に描かれた「芝浜」の酒 - FoodWatchJapan

    落語を題材にした映画にスポットを当て、との関わりについて考察するシリーズの2回目は、古典落語の演目「芝浜」の関連作品を取り上げる。 「芝浜」のオリジナルストーリーは以下のようなものである。 江戸時代、芝浜(東京都港区、JR田町駅の近く、芝公園辺りにあった海岸。現在は埋め立てられている)の裏長屋で酒浸りの生活を送っていた魚屋の勝五郎が、女房にせかされて魚河岸に仕入れに行く。その途中、浅瀬で顔を洗っていたところ、波打ち際に大金の入った革の財布が落ちているのを見付ける。勝五郎は大喜びで長屋に戻り、仲間を呼んで大酒を飲み、泥酔する。翌朝、目が覚めると財布はなくなっており、女房に聞いてもそんなものは知らないとの返事。あの幸運な拾いものと酒盛りは夢だったのかと落胆するが、心を入れ替え、断酒して仕事に励むようになる。天秤棒1の行商だったが、ついに3年後には店を持つまでに出世する。そこまでになった勝

    映画に描かれた「芝浜」の酒 - FoodWatchJapan
    BUNTEN
    BUNTEN 2018/02/09
    禁酒中だが真人間になれた気がしないアル中俺には酒の噺は切ない。