時折、米国の無線の友人から、いつ無線を再開するのか、是非早くカムバックしろと催促のメールやら、メッセージを頂く。ありがたい気持ちになるのだが、もう一つモチベーションが湧かない。面倒な手続きをもう一度やって、それにアンテナの修理をしてと想像しただけで気持ちが萎える(というのが正直なところだった)。 が、先日、家電の修理に来てくださった昔からの友人のNさんと話しをして、少し気持ちが動いた。彼は、私と同学年。ここで生まれ育ち、家業の電気屋さんをずっと経営してきた。力仕事、高い場所の仕事が多いのだが、身軽にさっさとこなしてしまう。本人の弁だと、屋根の端での作業ではちょっと怖い思いをしたが、まだまだ仕事を続ける由。彼の店の前の幹線道路が「砂利道」だったことを私同様に覚えていた。もう半世紀前後前の話だ。もし私の両親が、私が5歳の頃上京せず、ここで生活を続けていたら、彼と高校で同級になっていたかもしれな