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  • 緒方林太郎『LGBT法について』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 今日、国会にLGBT法が提出されるはずです。元々存在していた議連案と(党内議論で若干の変更を加えた)自民党・公明党案が併存する形になると思います。審議するのであれば、私が所属する内閣委員会に付託されるでしょう。先日、自民党の提案者と衆議院法制局からお話を聞きました。 自民党による変更点の一つとして、「性自認」を「性同一性」という表現に変えました。普通に読むと「性自認」は主観、「性同一性」は客観の要素が強いです。ただですね、用語の定義規定に変更が無いのです。いずれであっても「自己の属する性別についての認識に関するその同一性の有無又は程度に係る意識」です。「意識」である以上、「性自認」も「性同一性」も主観であるはずです。その点を衆議院法制局

    緒方林太郎『LGBT法について』
    BUNTEN
    BUNTEN 2023/05/18
    どっちも主観ならなぜ自民党は言葉を変えた案を出したのか。俺ならそこも追及する。
  • 緒方林太郎『孤独と孤立』

    私の所属する衆議院内閣委員会で「孤独・孤立対策推進法」が審議され、先日、衆議院を賛成多数で通過しました。  非常に気になったのが「孤独」と「孤立」を並べて大半の議員が「孤独・孤立」と繋げて議論していた事です。そうやってこの2つを括ってしまうのは事の質を見誤ると思い、私はこの2つを明別して議論しました。私の質疑に対して、政府も孤独は感情、孤立は客観的状態だと答弁していました。そして、私の参考人質疑でNPO法人「あなたのいばしょ」の大空理事長が喝破したように、今回、「孤独」にフォーカスを当てた事に意義があります。 (なお、大空理事長は当に卓見の持ち主で、その一言一言に感銘しました。)  これまで法令用語で「孤立」という言葉はそれなりにあったのですが、「孤独」という言葉は初出です。つまり、これまでの日のアプローチはどちらかと言えば客観的状態である孤立にフォーカスしていたのが、そうではなくて

    緒方林太郎『孤独と孤立』
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    BUNTEN 2023/04/30
    俺みたいにネットのつながりが主力で、リアル(この言い方でいいのか?)では孤立状態(定義:世間話する友人がいないこと)な人間の扱いはどうなるのだろうか。▼ちなみに親族関係では息子から絶縁される程度である。
  • 緒方林太郎『日本学術会議法改正案』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 日学術会議法改正案の国会提出が断念されました。学術界の反対が強い事がその理由です。私の所属する内閣委員会に付託される予定だったので、それなりに準備だけはしていました。実は今日この時点で内閣委員会には「孤独・孤立対策推進法」の審議です。もう1「DV対策法改正」が入って、その後に日学術会議法改正案の予定でした。衆議院で審議入りできるのは、恐らくは5月中旬以降。参議院での審議まで念頭に置くと、そもそも6月21日の会期末までに成立させるのは日程的に無理なのではないかと当初から思っていました。 事の発端は、防衛研究に悉く反対を出し続ける日学術会議に対する政府の苛立ちが背景にあります。政府はこれを認めたがりませんが、どう見てもそうです。だか

    緒方林太郎『日本学術会議法改正案』
    BUNTEN
    BUNTEN 2023/04/21
    戦前戦中の経過から言って学術会議側の懸念は正当。民生用の技術を自衛隊が使うなというのは無理だが、軍事技術扱いの場合民間が使えなくなるのが基本なので軍民共同開発も好ましくないと考える。
  • 緒方林太郎『危険運転致死傷罪』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 最近、自分の主たるテーマとして「危険運転致死傷罪」に取り組んでいます。報道を見ていて、「聞くに堪えない事例」に接する事が多い事から国会で取り上げています(1、2、3)。その中で幾つか首を傾げる事案が出ています。 まず、「危険運転致死傷罪」という名称。これだと「危険な運転をして他人を死に至らしめた人に対する罰」と思うでしょう。しかし、違います。これは危険な運転をすべて罰する法律ではありません。危険な運転の内、悪質なものを犯罪化する法律だとされています。被害者や遺族と接していて強く感じるのが、この法律論と国民意識の乖離です。この乖離を埋めるべきだと、私は強く主張しています。 そして、構成要件、責任についていずれも信じられないくらい厳しく取ら

    緒方林太郎『危険運転致死傷罪』
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    BUNTEN 2023/04/12
    俺が「いいね」を押したら速攻でボタンが撤去された。でもこの話とかはいいねを押したい。
  • 緒方林太郎『子育て支援と少子化対策』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 私の強い信念として「子育て支援と少子化対策は(結果として連関性はあるものの)まずは切り離して考えるべき。」というものがあります。その観点から「子育て支援で鳴らしている自治体の取組を国レベルで持て囃してはならない」と思っています。これは説明が必要です。 私は、例えば兵庫県明石市の子育て支援の取組は素晴らしいと思います。それによって若年層の流入から人口増にもなっています。投資的経費(水道事業)等を削り込みながら財源を捻出し、様々なアイデアを出して来た泉市長の手腕は地方自治の一つのあるべき姿です。ただし、ああいう人口増の政策が可能なのは巨大な神戸市が隣にあるからです(ただ、神戸市は人口減が著しく、数年前には川崎市に抜かれました)。彼我の差を見

    緒方林太郎『子育て支援と少子化対策』
    BUNTEN
    BUNTEN 2023/04/06
    国レベルでは社会増を招く人口増加策は取れないという意見。▼正式に移民を入れるべきという俺の考えだとどういう位置づけになるのだろうか。
  • 緒方林太郎『異次元の少子化対策』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 異次元の少子化対策という言葉が躍るようになって久しいです。嫌な予感がしているのが「少子化対策と子育て支援を同一視した議論が横行するのでは?」という事です。子育て支援予算を倍増したら少子化は解消するのかというと、それが解消のトレンドに機能する事は間違いありませんが、どの程度の推進力となるかは確信を持てません。国会の議論を聞いていると、予算倍増ばかり言う方は、それさえ言っていれば少子化対策をやっている体裁は整えられるという意味において、実はただの無責任なのではないかと思いたくなる事があります。 という事で、最近、「あえて異次元の方向に突っ走ってみたらどういうアイデアがあり得るか」について断片的に考えてみました。いずれも大反対の方々が居られる

    緒方林太郎『異次元の少子化対策』
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    BUNTEN 2023/03/30
    男女とも30歳くらいから肉体的に子作りが難しくなっていくが、経済的に成功するのは早くても30過ぎ(成功できない層は別途)という矛盾をどう解決するか。今のままでは不妊治療業界以外総沈没である。
  • 緒方林太郎『予算委員会第二分科会(総務省所管)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 昨日の予算委分科会(総務省所管)では多岐に亘る質問をしました。実務的な答弁が欲しかったので、金子大臣には全く当てていません。 それぞれのテーマについてリンクを張りますので、見ていただければ幸甚です。 【消防関係】 ①(https://youtu.be/ehwlplu4xkw?t=24s)準中型免許(3.5トン以上)の導入により、消防団員が3.5トン以上の消防車を運転する際、準中型免許が必要。一部地域では、普通免許で運転できるよう新しく調達する消防車のスペックを下げる事も行われている。不都合が生じないようにすべきでは。 ②(https://youtu.be/ehwlplu4xkw?t=2m56s)今般、消防団員の「出動手当(非課税)」が「

    緒方林太郎『予算委員会第二分科会(総務省所管)』
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    BUNTEN 2022/02/17
    復活お祝い致します。ご活躍されんことを。
  • 緒方林太郎『無報酬と公職選挙法』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 橋聖子参議院議員が、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長としての給与を辞退したとの報道がありました。これは公職選挙法の「公職の候補者等の寄附の禁止」に当たるのではないか、と気になります。 【公職選挙法(一部省略の上、抜粋)】 (公職の候補者等の寄附の禁止) 第百九十九条の二 公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄附をしてはならない。(以下略) そして、この「選挙区内にある者」については以下のような統一見解があります。なお、この質疑自体は議員の歳費返納に関するものです。 【衆議院予算委員会(平成27年1月30日)】 ○高市国務大臣 公職選挙法

    緒方林太郎『無報酬と公職選挙法』
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    BUNTEN 2021/02/21
    無報酬と報酬辞退の違いについて。
  • 緒方林太郎『お魚商品券』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 先のエントリーを書いた後、今度は「(国産)お魚商品券」の話が出て来ていました。通商ルールからすると、これは和牛の何倍も筋が悪いです。多分、考案している方は通商ルールそのものを知らないのだと思いますから、どちらも「筋が悪い」という事になるのですが、何故水産品の方が遥かに筋悪なのかは知っておく必要があります。 通商ルール上、「農林水産」の内、「農」は農産品特別のルールがあります。GATTウルグアイ・ラウンド(1986-1993)からそういうふうになったのですが、何故かと言うと農業の重要性、保護の高さ等から、特別のルールを設けて自由化を進める必要性があると判断されたからです。一方、「林」と「水」というのは「農」以外の分野で規律される事になりま

    緒方林太郎『お魚商品券』
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    BUNTEN 2020/03/26
    国産魚商品券のぎょっとするほどの筋の悪さについて。
  • 緒方林太郎『和牛商品券』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【告知】 4月1日に新著「国益ゲーム」を上梓します。今日のテーマのような通商分野に関するです。農業、自動車、保険、著作権等幅広い分野について書いております。注文はお近くの書店又は上記リンクにて。 与党において、経済対策の一環として「和牛商品券」のアイデアが上がっているようです。通商の世界では「補助金」に当たります。そして、これはどう見ても「WTO協定違反じゃないかな。」と思えてなりません。与党内でどういう検討がなされているのか分かりませんけども、私が考える法的論点を書いておきたいと思います。 GATT・WTOルールにおける最も重要な原則の一つに「内国民待遇」というものがあります(GATT第3条)。マーケットにおいては、国内産も外国産も

    緒方林太郎『和牛商品券』
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    BUNTEN 2020/03/26
    和牛券に関する別の角度(WTO協定)からの考察。
  • 緒方林太郎『静かなクーデター』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 東京高検検事長の定年を、国家公務員法の特例で延長しようとしている件はあまりに酷いですね。質的には「桜」の比ではないです。民主主義とか、法治国家とかいった先人の積み上げを否定するものです。法律は厳格なプロセスを経て作られます。内閣法制局で一言一句詰めます。世間的には色々と批判を浴びる事の多い内閣法制局ですが、誤解が生じる可能性が無いように最大限のエネルギーを注ぎます。 まず、一般の公務員に適用される国家公務員法を見てみましょう。この規定によって、東京高検検事長は定年を延長してもらった事になっています。 【国家公務員法第81条の3(定年による退職の特例)】 任命権者は、定年に達した職員が前条第一項の規定により退職すべきこととなる場合におい

    緒方林太郎『静かなクーデター』
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    BUNTEN 2020/02/18
    「行政法の解釈が容易に閣議決定で変わるのであれば、明日、刑法典の解釈が変わる事だってあり得ます。」ただでさえお友達とそれ以外で扱いが違うのにそれが法だと言われて通るようだとどうなるか。
  • 緒方林太郎『議論の作法』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 憲法改正について、今起こっている事の幾つかがおかしいような気がします。 まず、憲法改正を議論するのは、憲法が国民に与えた権利です。なので、改正を提起する事自体を批判するのは適当ではありません。批判の対象は、あくまでも改正案の中身であるべきです。そして、憲法第99条に「憲法尊重擁護の義務」という規定がありますが、憲法改正との関係で言うと「クーデターのような手法で改正してはいけない」という事です。憲法第96条の改正手続きに則った改正を提起する事は、尊重擁護義務に反するものではありません。 しかし、改正すべきでないという主張も当然、憲法が国民に与えた権利です。その主張に基づいて、何らの改正案も出さない事自体は批判の対象とすべきではありません。

    緒方林太郎『議論の作法』
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    BUNTEN 2019/10/06
    改憲案を国民が出すのはアリだが国民の声があるわけではないのに国会議員が改憲を煽るのはナシ、が現行憲法の要請するところだと思う。さて、現在の改憲の動きはどっち?
  • 文化資本の差 | 治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【以下はFBに書いたものに加筆・修正を加えたものです。】 少し前にこういう記事を読みました。記事にもある通り、1990年代前半くらいには既に親の年収学歴との相関性はかなり顕著でした。私が平成3年に東京大学に入った際はまだバブルの残り香が相当に強くて、親の平均年収は1100万円くらいでした。私の親の年収はその半分をかなり下回っていました。勿論、親は管理職ではありませんでした。 その時くらいから「負けてたまるか。」という感情が芽生えて、現在に至ります。時折、私の父は「高校時代、自分と同じくらいの成績の同級生は一浪して九州大学に行った。自分は貧乏で大学進学の選択は無かった。」という話をしていたのですが、それが幾許か影響を与えているのだと思い

    文化資本の差 | 治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ
    BUNTEN
    BUNTEN 2018/10/14
    上層にいる者が文化格差に気付くのは超絶難しいということも格差の再生産に貢献して余りある、と俺は思う。加えて格差という才能で勝ち取った成果は努力の結果と思いがちなので自己責任論に堕ちる。
  • 緒方林太郎『えも言われぬ危機感』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 昨年末、報道された「昨年の出生数が977,000人から941,000人に減少した。」という報道に衝撃を受けました。更に衝撃を受けたのが、それ程大きくは報じられたりされず、報道の特集が少なかった事です。私はえも言われぬ危機感を持ちました。 一年で3.7%近い出生数減少です。とてつもない数字です。このトレンドが今年も続くとは信じたくありませんが、同じ率で減少していくと仮定すると、すぐに80万人くらいになります。また、そろそろ45歳の私は団塊ジュニア世代で、同世代はたしか210万人近い出生数ではなかったかと記憶しています。それと比べると、昨年は私の世代の45%くらいしか出生していない事になります。 私は日の抱える数多くの問題の根源は「人口減

    緒方林太郎『えも言われぬ危機感』
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    BUNTEN 2018/01/04
    卵子だけでなく精子も老化します。一方、正社員で雇われてもなお生活が安定するのは中年の入口にさしかかってから。この二律背反をなんとかするには若くして親になった人に大胆な再分配をかけるしかない。
  • 緒方林太郎『公文書の管理』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 自衛隊の日報、森友学園における協議記録、この2つに共通している事が一つあります。それは「行政文書の1年未満の廃棄」です。以下、財務省のケースについて述べていきます(が、防衛省も基的に同じです。)。 実は「1年未満で廃棄していい」と書いてある法律や規則は一つもありません。公文書管理法、財務省文書管理規則の何処を見ても、1年未満で廃棄して良いという規定は出て来ません。 では、何故、そんな事が可能なのか、という事になります。それは意外な所にあります。公文書管理法を踏まえ、内閣総理大臣決定であるガイドラインがあります。このガイドラインの「第四 整理」の「3.保存期間」という場所に以下のような規定があります。 【行政文書の管理に関するガイドライ

    緒方林太郎『公文書の管理』
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    BUNTEN 2017/03/04
    森友学園事件はきっと歴史に残るだろう。▼何がいつ歴史になってもいいように、行政文書は全部一定期間保管しておくことをおすすめしたい。
  • 緒方林太郎『児童養護施設退所後について』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 【要旨】 児童養護施設退所後、進学した時の身元保証制度が国の制度から漏れている事を地元で指摘され、それを国会で取り上げる。来年度から制度に入ってくることを言明。 【文】 国会質疑のテーマというのは、色々な所からアイデアを得ますが、よくあるのが「地元で伺う話」です。すべての原点は地元にある、私の信条です。 さて、先日、地元のとある児童養護施設でお話を聞いた際、「うちを退所した後、進学する時、身元保証に対する国の補助がないので、自分(施設長)が全額負担する形でやっている。どうにかならないか。」という指摘がありました。 私はすべての人に「チャンスは必ずある。だから、それを掴んでほしい。」と誰よりも強く思っています。普通の家庭に生まれ、金銭的

    緒方林太郎『児童養護施設退所後について』
    BUNTEN
    BUNTEN 2017/02/28
    俺自身の保証人問題も言いたいが、若者の問題は喫緊の課題である。こういう動きは全力で応援したい。
  • 緒方林太郎『サービス産業の生産性とおもてなし文化』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 「長時間労働」について議論をすると、よく出てくるテーマとして日のサービス産業の生産性の低さの議論があります。生産性が低いので、同じ収益を得ようとするための労働量が多いわけです。それは通常は長時間労働になります(外国のサービスとの競争性が相対的に低い産業では人を手厚く配することで対応している所もあります。)。 これはモノづくりの街に住む者としては、とても気になります。モノづくり産業は極限まで効率化を追求しているのを地元で実感しています。一方でサービスについては、「サービス貿易」という言葉がある通り、どんどん国際化が進んできていますが、それでも日常生活に絡むかなりの部分は地産地消である事が多いです(この表現が良いかどうかは分かりませんが)

    緒方林太郎『サービス産業の生産性とおもてなし文化』
    BUNTEN
    BUNTEN 2016/12/26
    「日本のサービス産業の生産性の低さ」の理由と思われることについて。
  • 緒方林太郎『放射線教育?』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 少し前になりますが、今国会、「放射線教育に関する質問主意書」というものを提出しています。これは堺市で頑張っている盟友森山浩行元代議士から話がありまして、私の方で責任を持って纏めた上で提出したものです。 私は決して「反原発派」というわけではありませんが、それにしてもこれはヒドい話です。質問の所だけでも読み物として(悪い意味で)面白いです。さすがに文部科学省も怒っているのでしょう。かなり詳細に答弁書が返ってきています。ご紹介させていただきます。 【質問】 先日、文部科学省の今年度委託事業である「科学的な理解をすすめる放射線教育セミナー」において、一般社団法人「エネルギー・環境理科教育推進研究所」から大阪府堺市の小学校に派遣された講師が「カリ

    緒方林太郎『放射線教育?』
    BUNTEN
    BUNTEN 2016/12/09
    「放射線教育?」大雑把すぎやしないか?
  • 緒方林太郎『SBS米価格偽装問題の本質』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 TPPの審議で大きなテーマとなった、SBS米の価格偽装問題ですが、私なりの思いを少し書いておきます。経済学的な視点から書きますので、ちょっと小難しいです。これまであまり議論にならなかった視点からの分析です。 まず、SBS米の輸入についてですが、マークアップというお金を取ります。これは何かと言うと、国産米と輸入米の価格差を調整するための課徴金です。「政府による中抜き」と理解していただいて結構です。まず、商社が外国からコメを買い付けます。そして、政府に一旦それを買い取ってもらいます。そして、マークアップ分を付加して、卸業者に売り渡します。 この政府予定買取り価格と政府予定売渡し価格には、それぞれ上限と下限があります。なので、一定の金額のマー

    緒方林太郎『SBS米価格偽装問題の本質』
    BUNTEN
    BUNTEN 2016/11/04
    「SBS米価格偽装問題の本質 」の、経済学的解説。
  • 緒方林太郎『軽減税率の利権化』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 軽減税率については色々な論点がありますが、あまり議論されないものとして「将来の拡大・利権化」ということはとても大きいと思っています。 軽減税率の先輩であるフランスを見ているとよく分かります。あの国では、概ねこんな感じで税率が決まっています。まず、土で言うと、税率は20%、軽減税率として10%、5.5%、超軽減税率として2.1%があります。それに加えて、コルシカ用、海外領土用と別途の税率が定められていることもお分かり頂けると思います。 ただ、実際には色々と複雑でして、例えば、キャビア、フォワグラ、トリュフの三大珍味の内、キャビアだけが普通税率で後の2つは軽減税率です。理由は「国産品保護」です。 最近だけでも、フランスでは「家屋のエネルギ

    緒方林太郎『軽減税率の利権化』
    BUNTEN
    BUNTEN 2015/12/28
    「軽減税率の利権化」やっぱ消費税は廃止するのが最善。次善が、これ以上増税しない、だろうな。