現在でも「キンタマ系ウイルス」もその放流データもWinny上に残っている。脅威はいまだに去っていないといえるだろう 筆者にとって、すでに終結した事象と思っていた「Winnyによる情報漏洩」が最近また相次いで「発覚」している。そこでもう一度、Winny系のウイルス、特に「キンタマ系」と呼ばれるものについて、4回に分けて考えてみたい。 そもそも「コンピュータウイルス」はアイディアの産物といえる。他のプログラムに寄生することで利用者が意図せずにPC内へと取り込まれ、実行によってPC内の別のプログラムにも寄生するという、古典的なコンピュータウイルスはある意味画期的なアイディアだったと筆者は思っている。 コンピュータウイルスはその後、プログラムだけでなくマクロでも作成可能ということをExcelウイルスで実証し、従来Windowsマシンではありえないと思われていたワーム(ネットワーク越しに感染する)が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く