宇宙エレベーター協会 会長 大野 修一 私たち、宇宙エレベーター協会では、ロケットの次に来る次世代の宇宙輸送機関である宇宙エレベーターを実現するために、さまざまな活動を行っています。今日は、宇宙エレベーターがなぜ望まれるのか、実現するとどんなことが可能になるのか、最新の開発状況や、その実現のための課題についてもお話させていただきます。 地球の周りにはさまざまな人工衛星が巡っています。それぞれの人工衛星は地上からの高さにより、地球を1周するのにかかる時間が異なります。なかでも、地上からの高さが3万6千キロの位置にある人工衛星は、ちょうど24時間で地球を1周します。地球も24時間で1回転していますから、この高さの人工衛星は地上から見ると、いつも同じ位置に見えることになります。こうした人工衛星を静止衛星と呼び、現在、気象観測や通信中継を行う、さまざまな静止衛星が活躍しています。 そして、地上から
本稿は2月に発行された「小寺・西田の『金曜ランチビュッフェ』Volume 116」に、ITジャーナリストの西田宗千佳氏が寄稿した「VRにおける『技術実現レベル』を無想する」の転載になります。VR・ARを広める上で、コンテンツをどう解説すれば適切に伝わるのか。業界にとって非常に大切な議論のため、広くシェアできるようにPANORAでも掲載させていただきました。 西田氏は「内容への意見をうけつけています。多くの方の意見を取り入れ、妥当と思える基準づくりをしてみたい」と呼びかけていますので、ぜひ読後に西田氏に感想を寄せて下さい。 PCが存在していなかった昔から、「こんな技術はおもちゃ。あれとは違う」という判断に基づく失敗は繰り返されてきた。35年前のPCはまさにそういう状況だったし、スマートフォンが生まれた時も、i-modeが生まれたときもそうだった。インターネットにしても、「あんな信頼性の低い技
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
※この記事には映画「シン・ゴジラ」の内容に関する記述が含まれています。 「シン・ゴジラ」、堪能した。 IT記者として、これほど心躍る映画があったろうか。 とにかく、緊急時の政府対応におけるITの描かれ方が、過剰とも思えるほどリアルなのである。政府内に会議体が立ち上がるたび、キャスター付きの複写機が大部屋にゴロゴロと運ばれ、仮設のネットワークが構築され、作業用PCの山が積まれる。 使うPCも組織ごとに異なる。私の記憶が正しければ、内閣府の職員は富士通か米アップル、環境省はパナソニック「Let'snote」、陸上自衛隊は同じくパナソニックの耐衝撃PC「TOUGHBOOK」を使っていた。 シン・ゴジラには、「科学特捜隊」とか「NERV(ネルフ)本部」とかのような、放送当時の技術水準からかけ離れた空想的ITの出番はどこにもない。劇中の年代は不明だが、「現実(ニッポン) 対 虚構(ゴジラ)」というキ
コンピュータにたくさん言葉を覚えさせると、ある日、意思を持ち、世界中のコンピュータとつながる――楳図かずおさん(79)が1982~86年、「ビッグコミックスピリッツ」に連載したSF漫画「わたしは真悟」は、30年前の作品にも関わらず、現代の人工知能やインターネット社会を予言したかのような内容だ。 主人公の小学6年生、悟(さとる)とヒロインの真鈴(まりん)は、町工場の産業用ロボットに興味をひかれ、コマンド入力用のキーボードでさまざまな言葉を入力し、ロボットに言葉を教え続ける。やがてロボットは知能と感情を持ち、自らを「真悟」と名付け、学習・成長していく。 「鉄腕アトム」など人型ロボットを描いた作品が主流だった当時、あえて産業用ロボットの「成長」や、機械化が変える社会を描き出した楳図さん。30年経った今、現実社会が作品に近づく中で、現代の人工知能やロボットをどう見ているのか。インタビューした。 そ
弁護士 福井健策 人工知能=AIがブームです。コンピュータが将棋でプロ棋士を圧倒しつつあるとか、自動運転カーの実用化が近い。あるいは、大手銀行がコールセンター業務を巨大コンピュータに委ねるといった、これまで人間の領域だった分野に進化したAIが進出するという話題が、その中心です。 ご覧頂いているのが、その中でも機械に奪われにくい、まだまだ人間が活躍するとされた職業の例です。なんだか弁護士もありますね。法律家の一員としてはうれしくもある反面、本当か?という気もするところです。さて、人類の職業のおよそ半数が機械によって代替可能とされる中、注目は、医師や小学校教師と並んで、上位に作家や音楽家のようなクリエイター達がランクされたことです。 そう聞いて納得する方も多いかもしれませんね。創作とは感性とひらめきです。それは機械では代替できない人間の最後の聖域だろうとも思えます。まあ元々経済的には必ずしも楽
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