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ブックマーク / proger.blog10.fc2.com (2)

  • volatileで最適化を抑制する - 職業としてのプログラミング

    C言語やC++,Javaにはvolatileという修飾子があります。組み込み系ソフトウェアやマルチスレッドのアプリケーションを書いている方にとっては、なじみ深い存在ですが、そうでない方にはあまり縁がないのかもしれません。しかし、volatileの使い方や存在意義を知らないままコーディングを行うと、思わぬバグを引き起こす場合があります。今回は、そのvolatileキーワードについて簡単に説明したいと思います。 volatileは初期のCであるK&Rには含まれていませんでしたが、ANSI C(C89)以降のC標準規格にはconstと一緒に含まれるようになりました(constとvolatileをあわせてcv修飾子と呼ぶこともあります)。一般的なCなら必ず備えている修飾子です。 volatile修飾子の意味ですが、「プログラミング言語C ANSI規格準拠」によると、 volatileの目的は,黙っ

  • ビットシフトの落とし穴 - 算術シフトと論理シフト - 職業としてのプログラミング

    C言語には、ビットシフト演算子というものがあります。左シフト演算子(<<)と右シフト演算子(>>)です。同じビット演算でも、ビット単位の論理和(|)や論理積(&)、NOT(~)等はの方は、フラグ型の変数の処理で使われる事が多い気がしますが、ビットシフトの方は使用されるケースはあまりないかもしれません。 さて、このビットシフト演算子で時々問題になるのが、符号ビットが立っている時の右シフト演算です。見逃されがちなポイントは、 型によって挙動(算術シフトか論理シフトか)がかわることがある C言語の規格として、算術シフトか論理シフトかは不定 Nbitの算術シフトと2のN乗での除算は等価ではない といったところにあります。 算術シフト(shift arithmetic)と論理シフト(shift logical:又は0充填シフト)という言葉をご存知ない方のためにちょっと説明を書いておくと、シフトによっ

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