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NECソリューションイノベータは1月12日、北九州市とともに、マイナンバーカードで本人確認を行う図書館アプリの実証実験を2022年1月より開始することを発表した。 図書館アプリの利用者登録から利用者番号発行までの流れ 同アプリは、図書館の利用者登録の際にマイナンバーカードをNFC対応スマートフォンにかざすことで本人確認を行い、アプリ内に利用者番号を発行してデジタル利用者カードとして使用できるもの。 これまで利用者登録を行うには、図書館にて対面での本人確認が必要であったが、同アプリを活用することで、利用者は、図書館が閉館している夜間や年末年始等でも、時間や場所を気にすることなく、非対面かつ遠隔で利用者登録を行えるようになる。 また、同アプリをデジタル利用者カードとして使用するため、図書館窓口で利用者カードを作成する必要がなく、カードの物理的な紛失リスクやなりすましリスクの軽減につながるという
2019年中に気になっていて、個人的に注目している図書館システム関係(公共図書館中心)に関する覚書です。独断と偏見でとりとめなく書いています。 システム担当から外れて幾星霜、でも去年は久しぶりに図書館総合展にも行って、面白そうなことも見聞きしたので、忘れないうちに。ちなみに昨年分はこちら。 図書館業務システム関係 業務も扱う品物も、大きく変わっていないのだから、システム自体もそれほど変わるわけもないのだけれど、それでも少しづつ変化はしている模様。 読書履歴(貸出履歴)をシステム上で利用者自身が管理できる仕組みを採用する館が現れている。県立だと福井県立図書館さんとか*1。需要もあるだろうし(あたしも年取って、前に読んだ本のタイトルが思い出せないこともしばしば)、自己情報のコントロール権みたいなものが論ぜられる昨今、当然の流れかと思う。 それにしても、10年くらい前、「図書館の貸出履歴の利用(
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は11月6日、同社の公共図書館システムである「ELCIELO」と同社グループのRistが提供する画像解析AI(人工知能)を組み合わせた、蔵書点検システムの開発を開始したと発表した。まずはタブレットなどで撮影を行うことを想定し、2020年2月の提供開始を目指す。 同社が開発を進めている蔵書点検システムでは、まずスマートフォンやタブレットなどで図書館の書架一面を撮影し、画像データをRistの画像解析AIに取り込む。 続いて、画像に写る複数冊の書誌の背表紙からタイトル・著者名・分類番号をAIが分析、図書館が保有する書誌登録データベースとマッチング・照合し、蔵書点検を行う。 これにより、手作業で1点ずつ点検する必要が無く、写真撮影によりまとめて蔵書点検できるようになるとしている。 蔵書点検のイメージ なお、書架の撮影については、将来的にはドローンなどを駆
2018年中に気になっていて、これからも個人的に注目していきたい図書館業務システム(主に公共)、ウェブサイト及びサービス、デジタル資料などについて、ざっとまとめる。システム担当から外れてはや2年なので、最新情報を追っかけてるわけではまったくないのだが、こういうのをものしてると色々教えていただけることも多いので。 なお、主に公共図書館を対象とした、2019年1月27日現在のお話です。ちなみに昨年のはこちら。 図書館業務システム関係 書影付きのウェブOPACが珍しくなくなってきた。書影については、多くがGoogleブックス由来と思われる。OpenBD由来は野田市立図書館さんくらいか。2018年6月から、国立国会図書館サーチのAPIでも書影が扱えるようになったのだが、新刊中心のせいか、利用している館はまだない模様。 (2019年1月28日追記:BOOKデータASPサービス(日外アソシエーツ)の採
早稲田大学と慶応義塾大学は、図書館システムの共同運用を2019年8月にも始める。こうした取り組みは国内で初めて。図書検索に必須の書名や著者名などの「書誌情報」を両大のみが世界標準で整備しており、海外ベンダーのクラウドシステムの共同調達を実現した。システムや書誌情報入力のコストも大幅に減らせる。延べ1000万冊超の両大の書籍や、電子ジャーナルを一度に検索でき、研究力強化を後押しする。 両大が8日発表した。両大の図書館は86年から協力している。和書に強い早大、洋書や医学書に強い慶大という補完性で、学内にはない図書の4割程度を貸借し合っている。 図書館における書誌情報は、各言語の洋書の表記統一など厳密にする必要があり、登録の手間がかかる。国内では国立情報学研究所の独自仕様による登録データを各大学が活用するのが一般的だ。 一方で両大は国際化を見据え、世界標準の仕様で別ベンダーのサーバ型システムを使
早稲田大学図書館・慶應義塾大学メディアセンター共同運用図書館システムにEx Libris社のAlma・Primo VEの採用を決定 早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンター(図書館)は、日本初の図書館システム共同運用に向けた覚書に基づき、イスラエルに本社を持つEx Libris社のAlma(*1)およびPrimo VE(*2)を共同運用図書館システムに採用することを決定しました。 早稲田大学と慶應義塾大学は、1986年4月1日より「早稲田大学および慶應義塾の図書館相互利用に関する協定書」を締結し、専任教職員・大学院生・学部生が図書館を相互利用できる仕組みを活用してきましたが、2017年5月12日にこの枠組みをさらに拡大して、図書館システムの共同運用に向けた覚書を締結し、システム選定の準備を進めてきました。 このたび採用を決定したEx Libris社の同システムは、ケンブリッジ大学やハ
2017年中に気になっていて、これからも個人的に注目していきたい図書館業務システム(主に公共)、ウェブサイト及びサービス、デジタル資料などについて、ざっとまとめる。昨年からシステム担当ではなくなってしまったし、総合展とかにも全然参加できていないので、情報偏ってますがあしからず。なお、主に公共図書館を対象とした、2018年1月10日現在のお話です。ちなみに昨年のはこちら。 図書館業務システム関係 例によって大きな変更はないものと思われる。クラウド化のさらなる進展くらいか。図書館って、基本保守的なところだし、業務自体も今のところはまだ旧態依然なので、業務システム自体の進化は滞っているように思われる。でも利用者は確実に変わっているので、せめてインターフェースくらい今風に、例えば音声入力・フリック入力に標準対応したOPACとかは普通にどんどん出てきて欲しい。 また、マイナンバーカードの図書館利用実
みなさんこんにちは。SRE チームの内田(@uchan_nos)です。 サイボウズでは去年の 11/30 から 12/02 にかけて、4 回目となる毎年恒例の社内ハッカソンが行われました。 業務時間で好きなものを作ってよいので、図書委員でもある私は Raspberry Pi 3 と NFC リーダー、バーコードリーダーを使った図書管理システムを作ることにしました。 (ちなみに、この図書管理システムはハッカソンの審査で大賞に輝きました。うれしい!) 年明け 1 月下旬、ついに図書管理システムが本格的に稼働しはじめましたのでご紹介します。 使用機材やソースコードも公開しますので、興味があれば試してみてください。 作ったもの kintone 上の図書管理アプリの貸出・返却ステータスを、遠隔で変更する IoT システムです。 このシステムには社員証リーダーとバーコードリーダーが接続されていて、 誰
年初なので、2017年の図書館システム、デジタルアーカイブ関係のあれこれ(公立図書館中心)で、興味をひかれることがらをメモ的に。 図書館システム関係 なんといってもカーリルさんの動きから目が離せない。カーリルUnitradAPIは導入館も増えて、機能強化を続けるだろうし、openBDってのも面白そう。なお、その他各社の次世代OPAC風OPACは正直もういいです。 電子書籍貸出サービスについては、いわゆる障害者差別解消法の対策としての導入がもくろまれてるけど、当面大きな進展はないかな。何はともあれ、WebOPACで電子書籍が検索(できれば全文検索)できるようにならないと使ってもらえない気がする。「楽天いどうとしょかん」の電子図書館啓発にちょっと期待。 それから、図書館システムのデータ移行問題検討会が、そろそろ検討結果をまとめてくれるんじゃないかと思う。システム調達で仕様を組むときに役立つもの
カーリルは、横断検索向け高速連携プロトコル「Unitrad Fast-Link」を提唱し、図書館システムの開発企業と広く協力して革新的なサービスの提供に取り組みます。 Unitrad APIは横断検索システムの効率を飛躍的に向上することで大幅な高速化を実現しました。しかし、各横断検索先とのデータ交換プロトコルには、まだ大きな改善の余地があり、さらなる高速化と効率化が期待できるのです。そのため、各図書館のシステムと効率的にデータ交換できる負担が少なく実用的なプロトコルが求められていました。 今後、オープンソースとして公開した汎用的な蔵書検索インターフェース「Unitrad UI」でもこのプロトコルをサポートすることにより、カーリルのクラウドサービスを通過できない非公開OPACや館内OPACなどでもこのプロトコルの恩恵を受けられるようになる可能性があります。シンプルなプロトコルで実装されたシス
栃木県小山市立中央図書館は1日、富士通の公共図書館システム「FUJITSU 文教ソリューション iLiswing V3(アイリスウィン ブイスリー)」と富士通マーケティングのデジタルサイネージシステム「FUJITSU Software ChaMEO(シャミオ)」を導入し、稼働を開始した。 今回、中央図書館が導入した「iLiswing V3」は、Web蔵書検索サービスに、読書記録の自己管理サービスやブックリスト情報の発信機能を搭載。検索ワードの予測機能のほか、漠然としたキーワードから目的の書籍を探し出す「ファセットブラウジング」を搭載している。 また、中央図書館は、書籍管理として、栃木県内の図書館に先駆けてUHF帯ICタグを採用し、自動貸出機による貸出手続きのセルフ化を実現するなど、利便性の向上を図った。 今後、市民に役立つ図書館を目指し、デジタルサイネージを有効活用して、小山市の映像や図書
日販図書館サービスが提供しているNS-MARCが2017年3月末で終了します。MARCの変更は、書誌の一貫性を考えると、図書館システムの変更より大きな影響を与えます。 7月3日、名古屋市のアイリス愛知で開催された第63回図書館問題研究会の第8「システム」分科会「MARCとデータ移行」に参加してきました。難しい問題が微妙に絡まっていますが、私が感じたことを紹介します。 「システム」に関することを討議するシステム分科会は、毎年少人数で開催されるのですが、今回は30名以上の参加があり、MARC(注1)の今後に対する皆さんの不安の大きさを感じました。 当初NS-MARCは2016年3月末に提供を終了予定でしたが、図書館の強い要請を受け、2017年3月まで延長されました。この間に、有志で国会図書館書誌部を訪問し、公共図書館の現状を説明した経緯も報告されました。 国会図書館の全国書誌データ(注2)(以
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