東急東横線妙蓮寺駅近くの「石堂書店」(横浜市港北区菊名1)が2月15日、コワーキングスペース「本屋の二階 まちのしごとば」とブックスペース「まちの図書室 こいしどう」をオープンした。 石堂店長と有志の皆さん 「まちの本屋さん」として70年以上営業してきた「石堂書店」。老朽化した店舗建物の建て替え話が持ち上がったことをきっかけに、「まちの本屋リノベーションプロジェクト」を始めた。 プロジェクトには、「石堂書店」のファンとして集まった建築不動産会社「住まいの松栄」の酒井洋輔さん、出版社「三輪舎」の中岡祐介さんら、街の有志が参加。昨年から協力をしてイベントやクラウドファンディングなどを展開し、今回石堂書店の2階部分を「本屋の二階 まちのしごとば」、店舗向かいの支店を「まちの図書室 こいしどう」としてそれぞれ改装した。 「本屋の二階 まちのしごとば」は広さ約22平方メートルのスペースに10席を用意
絵本を積んだ車が都筑区内各所を回る移動図書館企画「走らせよう!つづきブックカフェ~ひと・まちを本でつなぐプロジェクト~」が現在、実現に向けて寄付を募っている。 区内の有志が企画したこのプロジェクト。キャンピングカーを改装し、内部を本棚にした「つづきブックカフェ号」が公共の図書館サービスが届かないエリアなどにイベント的に駆けつけ、3時間のブックカフェをオープンする。 車内では本を閲覧できるほか、車外にはパラソルやテーブル、イスを設置し、近隣カフェなどと協力してカフェ空間も提供する。 2019年1月からの運用に向けて現在、横浜の地域課題解決クラウドファンディング「ローカルグッドヨコハマ」で資金調達に挑戦中。最低必要金額100万円、目標金額240万円を設定してプロジェクトをPRしている。 運用当初は小田原市の川田製作所が所有する「ものづくりの出張ワークショップ」用に作られた車を借りる予定。9月1
港北図書館(横浜市港北区菊名6)で現在、慶應義塾大学日吉キャンパスに残る戦争遺跡「日吉台地下壕(ごう)」を紹介するパネル展示が開催されている。 太平洋戦争中、旧海軍連合艦隊司令部が置かれた日吉キャンパス。寄宿舎などは兵舎として使われていたが、地下には作戦室や司令長官室のほか、海軍省人事局・航空本部なども構築され、広大な地下壕が作られた。「レイテ沖海戦」の作戦命令や戦艦大和の出撃命令などはこの司令部から発せられたといわれている。 地下壕は現在、同校の旧教職員やOB、地域住民を中心に発足した「日吉台地下壕保存の会」の活動によって、戦争遺跡として語り継がれている。同会は定期的に地下壕の一部を見学する企画も行ってきた。 今回は「日吉台地下壕保存の会」の協力で、同会が所蔵する地下壕(ごう)や戦時中の写真を展示している。8月6日には同会の佐藤宗達さん、小山信雄さんを講師に迎えた講演会も予定する。開催時
杉山神社は港北・都筑など鶴見川流域に密集している神社。江戸時代には70以上の杉山神社があったとされるが、現在は約40社が確認できる。 平安時代に編纂された「延喜式神名帳」にその名前が記載されており、当時朝廷から認められた社格の高い神社とされるが、記載された杉山神社はどこか、祭神はなにか、なぜこの地域に密集しているのかなど謎も多い。 今回は地域の歴史に詳しい大倉精神文化研究所の平井誠二所長を講師に招いた講演。杉山神社について調べている人向けに、すでにわかっている杉山神社の情報とこれから研究や調査を行う上で押さえておくポイントなどを紹介する。 平井さんは「とても謎の多い神社で、ライフワークとして調べている方も多い。鶴見川水系の支流の早渕川沿いの4社が延喜式に記載された式内社として有力な説もあるので、当日は私の仮説なども紹介したい」と話す。 開催時間は14時~15時30分。参加無料(要予約、先着
昨年11月に開催された「横浜読書百貨展」内で行われた文豪ストレイドッグスコラボ展示「文豪本に親しもう!」の様子 都筑図書館(横浜市都筑区茅ケ崎中央3)で3月15日、異能力アクションマンガとコラボした展示「文豪ストレイドッグスコラボ企画 文豪を知ろう!」が始まる。 中島敦や太宰治、芥川龍之介などの文豪をモデルにしたキャラクターが登場する朝霧カフカさん原作・春河35さんマンガの「文豪ストレイドッグス」。現代の横浜を舞台にした作品であることから、これまで市内でさまざまな企画が展開されてきた。 昨年11月には「横浜読書百貨展」内で、同コラボ展示「文豪本に親しもう!」を開催。この展示が好評だったことから、3月から12月までの期間、横浜の市立図書館12館で巡回展示することが決まった。同館は巡回展最初の展示となる。 展示は同作品の複製原画やモデルになった文豪の作品などを紹介。若者の読書のきっかけになるよ
第三京浜道路「港北インターチェンジ」(横浜市都筑区川向町)の一般道からの進入路が12月12日に変更された。 路面標示の変更工事も行われた 2017年3月開通予定の「高速神奈川7号横浜北線(きたせん)」に関連して変更された同進入路。一般道・新横浜元石川線の港北ニュータウン方面・新横浜方面、両方向から第三京浜道路への進入方法が変わり、それぞれこれまでとは逆車線から進入するようになった。 港北ニュータウン方面からの進入は、これまでの左車線からの左折進入ではなく、右車線に新たに設けられた高架橋を通って、第三京浜へ進入。新横浜方面からは、これまで右折信号待ちで進入していたが、新設された左車線からそのまま料金所へ通行できるようになった。 当日は午前4時から進入路の切り替えが行われ、周辺道路は車線規制をして、車両の誘導、案内標識や路面標示の変更工事が進められた。 切り替えにより、これまでの港北インターチ
港北図書館(横浜市港北区菊名6、TEL 045-421-1211)と港北区役所地域振興課が取り組む「港北の昔ばなしを紙芝居にする」プロジェクトが、11月9日に図書館総合展で開催される「地方創生レファレンス大賞」の最終審査に残ったことがわかった。 港北区民と共に、横浜・港北で古くから伝わる昔話を掘り起こし、紙芝居を通じて地域に伝えていこうと活動しているこのプロジェクト。2014年から区役所主催の生涯学習のなかで創作昔話の紙芝居制作から始まったが、そのクオリティーが高く、区民の意欲もあったため、同図書館や地域の貴重な資料の所蔵と研究を行っている大倉精神文化研究所の協力も得ながら活動を続けている。 3年間の活動で制作された紙芝居の数は約40作品。同図書館では定期的に紙芝居イベントを行っているほか、地域のコミュニティーハウスや公立保育園、イベントでも披露してきた。あわせて紙芝居の貸出も行っている。
都筑図書館(横浜市都筑区茅ケ崎中央3、TEL 045-948-2424)で10月22日、読みたくなる本を紹介し合う書評合戦イベント「ビブリオバトルinつづき 横浜読書百貨展予選」が開催される。 ビブリオバトルとは、発表者が自身のおすすめ本をプレゼンし、観客の投票で一番読みたくなった本「チャンプ本」を決めるイベント。本を介したコミュニケーションの場として注目を集めており、同館でもこれまで開催されてきた。 今回は横浜開港記念会館で11月23日に開催される「ビブリオバトル@横浜読書百貨展」の都筑区からの出場者を決める予選会。「横浜読書百貨展」のビブリオバトルでは、各区内から推薦された発表者が出場する。 現在観覧希望者のほか、本を発表する発表者(バトラー)も募集中。発表する本のテーマはフリーで発表時間は1人5分となる。 開催時間は10時30分~12時。参加無料。
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