北海道警察などによると、北海道七飯町東大沼の山中で5月28日から行方不明になっている北斗市の小学2年(7)とみられる男児が3日午前7時50分頃、鹿部町の陸上自衛隊駒ヶ岳演習場内で見つかった。
「牛乳の日」の1日、明治(東京)は、牛乳の主力品「明治おいしい牛乳」の新商品を発表した。容器の紙を厚くして光を通しにくくし、上部の注ぎ口にプラスチック製のキャップを付けて味の鮮度を保つよう工夫した。9月20日から九州地区で先行販売する。 少子化などを踏まえ、容量は従来の1リットルから900ミリ・リットルに抑え、容器も横幅を5ミリ小さくして持ちやすくする。約6億円を投じ、九州工場(福岡県八女市)に新しいラインを設ける。店頭の想定価格は税抜き250~270円。同社は、九州は酪農が盛んで様々なブランドの牛乳があり、新商品を受け入れやすいとして、九州での先行販売を決めた。九州での販売動向を踏まえ、全国展開を検討する。 福岡市で開かれた発表会にゲストとして参加した読売巨人軍の原辰徳前監督は「プロ野球界で大事な飲み物。開けやすくて持ちやすい」とPRした。明治の川村和夫社長は「牛乳は栄養価が高く、高齢化
アニメ「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造の声や洋画の吹き替えなどで活躍した声優の大平透(おおひら・とおる)さんが12日、亡くなった。 86歳だった。 東京都出身。ラジオアナウンサーとして活動を始め、1956年、米国のテレビ映画「スーパーマン」でスーパーマンの声を担当。字幕から切り替わったばかりの生吹き替えに苦労しながらも、魅力的な低音で一躍人気者となった。「おはようフェルプス君」で始まる「スパイ大作戦」の指令テープの声や、映画「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーの吹き替えも担当した。 アニメでは「おらぁグズラだど」「ハクション大魔王」の主役のほか、米アニメ「ザ・シンプソンズ」のホーマーでも印象を残した。1989年に始まった藤子不二雄(A)原作の「笑ゥせぇるすまん」は、大人向けのアニメとして放送され、喪黒の「ホオーッホッホッホッ」という不気味な高笑いが話題を集めた。そのキャラクターは、近年のウ
日清食品ホールディングスは1日、東京・新宿の本社に新設した社員食堂「カブテリア」を報道関係者に公開した。 「株価連動型社員食堂」と銘打ち、自社の株価が上がれば豪華な食事を味わえるが、逆に下がれば学校給食のような質素なメニューに格下げとなる仕組みだ。 月末の株価の終値が前月の株価の平均値を上回ると、翌月に2日間「ご褒美デー」を設け、マグロの解体ショーを催したり、「世界三大珍味」を使ったメニューを提供したりする。逆に下回った場合は2日間を「お目玉デー」とし、メニューはアルミ製の食器に盛られた揚げパンや冷凍みかん、牛乳などになる。役員が社員への配膳も行うという。 1日に入社した男性(22)は、「先輩方に質素なメニューを食べさせるわけにはいかない。僕らが新戦力として会社を支えていけるようになれれば」と気を引き締めていた。
いまや国民の3人に1人が使うとされるアンドロイドOS※のスマートフォン。だが、発売から1年前後でOSのサポート対象から事実上外れてしまう端末が多いことをご存じだろうか。OSの欠陥が放置されればサイバー攻撃などの危険は増す。ソフトウェアの「賞味期限」について、メーカーも販売会社も、そして私たち利用者も考える時期にきているのではないか。 コンピューターの世界では、利用が始まった後にプログラムにセキュリティー上の脆弱性(弱点)が見つかることは珍しくない。脆弱性が見つかるとパッチ(絆創膏)と呼ばれる修正プログラムが作られ、利用者がアップデートすることで安全を保っている。「パッチを当てる」ともいい、いわば傷口を絆創膏で塞ぎ、バイ菌の侵入を防ぐようなものだ。 例えば、ウィンドウズOSの入ったパソコンの場合、OSを開発したマイクロソフトから定期的に更新プログラムが配布されている。スマホでも、iPhone
厚生労働省宮崎労働局は2日、管轄する宮崎県内のハローワークの職員に、超過勤務代(残業代)の一部を支払っていなかったと発表した。 未払い額は、2014年4月~15年2月の11か月間で計約440万円に上り、同局はすでに全額を支払った。 同局によると、14年12月、ハローワークの常勤職員から「非常勤職員がサービス残業をしている」との指摘があった。このため、ハローワークの常勤・非常勤職員約330人について、14年4月以降の超過勤務の実態を調査した。 その結果、県内に7か所あるハローワークのうち、4か所の非常勤職員計47人が残業した延べ618時間の残業代約118万円が支払われていなかった。残業時間は1人当たり1~77時間で、未払い額は同約1000円~約17万円。常勤職員3人についても、延べ4時間計1万1000円分が未払いだった。 このほか、5か所のハローワークでは始業時間の午前8時半より前に上司の指
千葉市中央区の市立小学校で昨夏、男性教諭がプールの給水栓を閉め忘れて18日間放置し、県水道局から料金約440万円を請求された問題で、同市教委は22日、この教諭と同校の校長と教頭の計3人が全額を弁済したと発表した。 市教委は3人を厳重注意とした。 市教委保健体育課の発表では、体育主任を務める20歳代の男性教諭は昨年7月21日、同校で行われた水泳教室の後に給水栓を閉めるのを忘れた。学校職員が8月7日に水道使用量の数値の異常に気付いて閉栓するまで注水は続き、プール脇の排水口にあふれて無駄になった水は、少なくとも9200立方メートルに上った。 校長らから昨年12月に水道代全額を弁済する意思が示されたが、市教委は弁護士も交えて責任の所在や問題の経緯の調査を続けてきた。今年2月になり、校長らから改めて文書で水道代全額を支払う意思が示された。市教委は、職務に関して生じた損失を私費で穴埋めすることの是非も
文化庁の文化審議会漢字小委員会は9日、漢字の手書き文字について、「はねる」「とめる」など細かい違いで正誤はなく、多様な漢字の形が認められていることを説明する指針案をまとめた。 今春までに指針の確定版を作成して文化庁ホームページに掲載し、書籍化も予定している。 現在の常用漢字表でも、漢字には様々な書き方があり、細かい違いは許容されるとしている。しかし、2014年度の国語に関する世論調査で、「はね」「とめ」や点の向きなどの違いで、人によって正しいと考える字形が違うことがわかった。 指針案では、点や線の「長短」「方向」「つけるか、はなすか」「はらうか、とめるか」「はねるか、とめるか」など、違いがあっても同じ漢字として認められる事例を示した。常用漢字表にある全2136字でも、1文字につき2~3個、手書き例を示した。 また、学校のテストなどでは、指導した字形以外の字形であっても、柔軟に評価するよう求
バス乗降口とバス停との段差と隙間を解消する「バリアフリー縁石」について、新潟市と新潟交通が導入に向けた検討を始めた。 高齢者や車いす、ベビーカー利用者らの乗り降りを容易にするため、バス停ぎりぎりにバスが寄せられるように設計されたものだ。 通常のバス停の縁石は車道と直角になっているが、バリアフリー縁石は緩やかな傾斜になっている。バスは傾斜でできた空間を生かして車体をバス停に密着させることができ、バス停と乗降口の間隔が従来より狭まる。運転士は傾斜に合わせてバス停に進入し、タイヤをこするようにして止める。海外ではドイツやフランスなどですでにバリアフリー縁石が導入され、普及しているという。 先月29日、公益社団法人「日本交通計画協会」(東京)が新潟市と新潟交通の協力を得て、同社新潟南部営業所(新潟市江南区)で導入に向けた実証実験を行い、報道陣に公開した。 実験にはバス高速輸送システム(BRT)の萬
スマートフォンの基本ソフト(OS)「アンドロイド」端末向けに国内で提供されているアプリに、本来存在しないはずの「バックドア」(裏口)があると指摘されていたことが分かった。 情報セキュリティー会社はスマホを乗っ取られる可能性も指摘しており、アプリ提供会社が利用者に対し、今月中のアプリ削除などを呼び掛ける事態になっている。 このアプリは、中国検索大手の 百度 ( バイドゥ ) が提供するアンドロイド用アプリ「Simejiプライバシーロック」(SPL)。他人に見られたくないスマホの写真やアプリなどに個別に鍵をかけ、非表示にする機能を持つ。国内で約4500人がダウンロードしたとされる。 情報セキュリティー会社トレンドマイクロ(東京)が昨年秋、百度の提供するアプリ開発キットに、外部からの侵入を許すバックドアを確認した。このキットで作られたアプリにはバックドアが仕込まれる。
大津市教委は11日、市立中の男性教諭(26)が免許停止期間中に車を運転したほか、市立小の女性教諭(36)が育児休業中に万引きをしていたと発表した。 滋賀県教委が処分を検討する。 男性教諭は9月26日に市内の国道161号で、制限時速30キロ超のスピード違反で免許停止処分を受けた。11月16日に罰金7万円を支払ったが講習を受けず、翌日から運転。12月4日夜に無免許運転が発覚した。免許停止処分を学校に報告しておらず、「罰金を払ったことで運転できると思った」と説明している。 女性教諭は7月29日、市内のリサイクルショップで衣類など4点(9000円相当)を万引きし、窃盗容疑で書類送検された。12月1日に起訴猶予処分となった。
インフルエンザワクチンの国内シェアの3割を製造する一般財団法人・化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)が、血液製剤やワクチンを国の未承認の方法で製造していた問題で、化血研が国の調査をすり抜けるため、製造過程に関する書類に紫外線を浴びせて変色させ、作成時期を古く見せかけるなどの隠蔽工作をしていたことがわかった。 国から求められた過去の書類が存在しなかったため、虚偽の書類を作った上で作成時期を偽ろうとした可能性がある。化血研の第三者委員会は、2日に開かれる厚生労働省の専門家部会で不正を報告する。 化血研を巡っては今年5月、国の承認書と異なる方法での製造が発覚。これを受けて厚労省が、血液製剤やワクチンなど計29種類について出荷自粛を化血研に要請するなど影響が広がっていた。
愛知県常滑市の中部国際空港対岸部でガソリンの安売り競争が激しさを増している。 外資系と地場のガソリンスタンド(GS)2店が、レギュラーガソリンを1リットルあたり85~87円で販売、全国平均を45円ほど下回る極端な安値競争になっている。消費者からは歓迎する声がある一方、競合店からは「このままでは店が潰される」と悲鳴が上がっている。 安売り競争の火付け役は、今月18日に「地域最安値」をキャッチフレーズにオープンした米国の会員制量販店「コストコ中部空港倉庫店」のGSだ。レギュラー1リットルあたり115円で売り出したところ、前日まで117円で販売していた近くのGS「ユニーオイル常滑りんくうSS」が対抗値下げに踏み切った。 ユニーオイルを経営する石油販売業「バロン・パーク」(愛知県半田市)は「安売王が長いことウチの看板だ」(統括部長)と互いに一歩も譲らない値下げ合戦に突入し、翌19日にはいずれも10
東日本大震災の津波で千葉県山武市の自宅が全壊し、各地を転々としていた際に、体が不自由な姉を山林に置き去りにしたとして山武署は18日、同県香取市笄島、無職黒川勝雄容疑者(63)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。 同県君津市の川で発見されていた身元不明遺体が姉と確認された。 発表によると、2人は山武市の九十九里浜近くにあった自宅で暮らしていたが、黒川容疑者は震災発生翌月の2011年4月上旬、姉の幸子さん(当時60歳)を君津市黄和田畑の山林に連れて行き、置き去りにした疑い。今年10月、黒川容疑者が窃盗事件で任意の事情聴取を受けた際、姉を置き去りにしたと打ち明けた。「震災で家に住めなくなって転々としていた。足が不自由な姉が煩わしくなった」と供述しているという。同市の山林近くを流れる川では11年4月に溺死とみられる身元不明遺体が発見されており、同署の捜査で幸子さんと確認された。
経営再建中のシャープは、全従業員を対象に、自社製品の購入を呼びかけるシャープ製品愛用運動を20日から始める。 取締役や執行役員は20万円、管理職は10万円、一般社員は5万円と役職に応じて目標金額を設定し、売り上げ増を目指す。同様の取り組みは、経営危機に陥った旧三洋電機が2004~05年に実施した例があるぐらいで、異例のことだ。 「特別社員販売セール」として、来年1月29日まで実施する。セール専用のサイトから申し込む仕組みで、社員には購入額の2%分を奨励金として支払う。購入状況を会社側が把握できるため、目標金額は、事実上の「ノルマ」と受け止められている。 シャープは、家電部門を担当する長谷川祥典専務執行役員名で文書を配布し、「厳しい難局を乗り切れるよう協力してほしい」と呼びかけている。 シャープの従業員数は国内単体で1万7436人(9月末現在)。
建物の老朽化に伴い、建て替えられるJR鳥沢駅(山梨県大月市富浜町鳥沢)の新駅舎にトイレが設置されないことに地元住民が反発している。 JR側は建て替えを機に無人駅とするため、管理が難しいと説明。しかし、駅近くにトイレのある施設がなく、週末は近くの扇山に登山する利用客も多く、扇山を舞台にした地域活性化に取り組む住民らは水を差すものだとして、14日から設置を求める署名活動を始める事態となっている。 JR東日本八王子支社によると、鳥沢駅はJR高尾駅(東京都八王子市)から普通列車で約30分の場所にあり、2014年度の乗車人員は1日平均871人。10年前よりも300人近く減少したといい、同支社では「利用者の減少により、新駅舎は無人駅とするため、トイレの管理が難しいと判断した」と、トイレを設置しない理由を説明する。 これに反発し、署名活動を始めたのは、扇山を活用し、地域の活性化に取り組む地元の住民団体「
付近では数匹のサメも目撃されており、サメに追われたイワシが死んで漂着したとみられる。 イワシは14日朝に漂着したとみられる。同市宮津台の会社員(36)は、知人から連絡を受け、同日午後1時頃に様子を見に行ったところ、多数のイワシが打ち上げられているのを発見。近くには5、6匹のサメもおり、魚群を追いかけていたという。 会社員は「あまりに数が多く、異常だと思った」とびっくり。イワシは15日までにすべてなくなっており、地元住民によると、多くは、漂着を聞きつけた人たちが持って帰って食べてしまったという。
香川県警高松西署は14日、事情が分からない長男(6)におもちゃを万引きさせたとして、高松市のアルバイトの父親(25)と無職の母親(26)を、窃盗の疑いで逮捕した。 2人は容疑を認めているという。 発表によると、2人は8月1日と15日の2回にわたり、綾川町の大型ショッピングモールにあるおもちゃ売り場で、長男に命じてブロック玩具やフィギュアなど計7点(約8万9000円相当)を盗ませた疑い。母親は売り場の外で待って商品を受け取り、父親がそれを転売していたという。 一家は長女(2)を含め、4人暮らし。同署では、このほかにも数件の余罪があるとみて調べている。
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