【読売新聞】 立憲民主党の岡田幹事長は、ロシアから侵略を受けるウクライナを巡り不適切な発言をしたとして、同党の原口一博・元総務相を口頭注意した。同党が14日発表した。 原口氏は12日にユーチューブで配信された番組で、「日本はネオナチ
【読売新聞】 中古車販売のビッグモーターが、アルバイト従業員を含む全社員に対し、社内の情報を口外、流出させないよう、誓約書を書かせる通達を出したことが分かった。社内のパワハラや顧客の不利益となる販売の実態などが、社員による報道機関へ
【読売新聞】 1960年代のテレビアニメ「マッハGoGoGo」で主人公が乗る「マッハ号」や、イタリアの名車「ランボルギーニ・カウンタック」風の車を自作した男性が群馬県前橋市にいる。自動車整備工場「福田モータース」を営む福田博之さん(
福井県坂井市の東尋坊の海で10月、滋賀県東近江市の嶋田友輝さん(20)の遺体が見つかった事件で、滋賀県警は24日、嶋田さんを崖から飛び降りさせたとして、とび職上田徳人容疑者(39)(滋賀県長浜市)と17~19歳の少年ら6人(監禁容疑などで逮捕)を殺人容疑で再逮捕した。 上田容疑者らは以前から嶋田さんに継続的に暴行を加えており、県警は、暴行が発覚しないよう自殺に見せかけようと計画し、車で東尋坊まで連れて行ったとみている。 発表では、7人は10月18日午後6時頃、東尋坊の崖で嶋田さんに「はよ落ちろ」などと命じて約20メートル下に飛び降りさせ、脳挫滅で死亡させた疑い。県警は7人の認否を明らかにしていない。
4月19日に発生し、12人が死傷した東京・池袋の暴走事故から5日間で、読売新聞は読者から100件近いご意見を頂戴しました。その大部分は、事故の加害者である「旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長」の表記に関するご指摘でした。 なぜ「飯塚幸三容疑者」ではないのか? 最も多かったのはこうしたご質問でした。「2人も殺しているのだから容疑者ではないか」「(加害者が)入院して逮捕されていないからといって、この人がやったことに間違いないではないか」。このような内容です。 ちょっと回り道をしますが、読売新聞に「容疑者」が登場したのは30年前です。それまでは逮捕された人(法律用語では被疑者といいます)は呼び捨て、刑事裁判中の人には「被告」を付けていました。 1989年12月1日の読売新聞は<呼び捨てをやめます>と宣言し、容疑者を使い始めました。<刑事裁判の被告人に「被告」を付けながら、捜査中の被疑者を呼び捨
アルバイト2人が不適切な動画をインターネット上に投稿した問題で、回転寿司(ずし)チェーン大手くらコーポレーションは2人を8日付で退職処分にしたと発表した。偽計業務妨害容疑での刑事告訴や損害賠償請求の準備も進めているという。 動画を投稿したのは「無添(むてん)くら寿司守口店」(大阪府守口市)のアルバイトで、魚をゴミ箱に捨て、再びまな板に戻す様子が映っていた。批判が相次いだことなどから、現在2人は憔悴(しょうすい)し、受け答えができる状態ではないという。 同社は日本、米国、台湾の全463店舗で、全従業員(約3万3000人)を対象に、衛生管理の徹底や、動画投稿がもたらす結末などについて勉強会を実施し、再発防止を図る。監視カメラによる調理場チェックやスマートフォン持ち込み禁止などのルールも徹底する。
三重県内のスギ花粉の飛散量は平年の3倍程度と非常に多く、本格的な飛散開始は2月中旬になるという予想を、津市修成町の耳鼻咽喉科「ゆたクリニック」院長の湯田厚司・元三重大准教授(55)がまとめた。ヒノキ花粉も過去最大の飛散量になる可能性があるという。湯田院長は「花粉の飛散が始まる前に医療機関を受診し、早めの対策を心がけてもらいたい」と呼びかけている。 一般的には、前年夏の気温が高いとスギ花粉が多くなるとされる。津地方気象台によると、昨年7月の津市の平均気温は28・7度と平年(26・3度)に比べてかなり高く、日照時間も261・9時間と平年(188・8時間)を大きく上回った。ただ、近年は地球温暖化の影響で、気象条件だけでは予想が難しくなっているという。 そこで、湯田院長は県林業研究所(津市)の協力を得て、昨年11月初旬から津市内で約150本のスギの雄花の生育状況を調査。今年度は雄花の着生が非常に良
政府は、各府省庁や自衛隊などが使用する情報通信機器から、安全保障上の懸念が指摘される中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を事実上、排除する方針を固めた。10日にも各府省が申し合わせ、政府機関の調達の内規を改める。機密漏えいやサイバー攻撃を防ぐ狙いがある。 米国は8月に成立させた「国防権限法」により、政府機関や政府との取引企業で2社の機器やサービスの利用を禁じた。米政府は、2社の携帯電話や半導体にはウイルスなどが仕込まれ、中国による不正傍受やサイバー攻撃に利用されているとして、日本を含む同盟国に利用の自粛を要請していた。 これを踏まえ、日本政府は、国の安全保障の脅威になると判断した企業の製品やサービスは、購入しない仕組みとする。中国を過度に刺激しないよう2社を名指ししない方向だが、「現段階でファーウェイとZTEの2社は排除対象」(政府関係者)となる。国内企業の
神奈川県大井町で昨年6月に起きた東名高速道路の夫婦死亡事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)と監禁致死傷罪などで起訴されている福岡県中間(なかま)市、石橋和歩被告(26)の弁護人が6日、両罪については争う方針を明らかにした。初公判は12月3日。 横浜地検は昨年10月、石橋被告の乗用車が夫婦のワゴン車の前に割り込み、減速するなどの「あおり運転」を繰り返し、追い越し車線で止まらせた結果、大型トラックの追突を誘発して夫婦らを死傷させたとして、危険運転致死傷で起訴した。同罪は運転中の事故を想定しているため、認められない場合を考慮し、監禁致死傷罪を予備的訴因として加えた。 初公判を前に、弁護人が報道陣に方針を説明。追突事故が停車後に起きたことなどから危険運転致死傷は当たらないうえ、監禁致死傷罪も路上で被害者を移動困難にしたとの状況が2分と短く、「監禁の認識があったかは疑問」とし、争う
自動車のナンバープレートに地域の風景や観光資源を描いた「図柄入りナンバー」の交付が1日、全国で始まった。東京都内では世田谷と杉並区で導入されたが、申込件数は全国ワースト1、2位。申し込みが15件の世田谷区の担当者は「3桁はあると思っていた。非常に残念」と肩を落とす。 図柄入りナンバーは、国土交通省が全国の自治体に呼びかけ、41地域で交付された。世田谷区は区民から公募した中から、投票で多摩川と区の花である「サギソウ」をあしらったデザインが選ばれた。杉並区は区の公式キャラクター「なみすけ」を起用した。 しかし国交省によると、1日現在で申し込みが15件の世田谷は全国ワースト1位、22件の杉並は同2位だ。 全国トップの広島県の福山地域(2532件)はプロ野球・広島カープの「カープ坊や」を取り入れ、2位の熊本県(1329件)は「くまモン」のデザイン。両区の担当者は「知名度が高いキャラクターにはかなわ
「まさか被害に遭うなんて……」。昨年12月、大学時代の友人らと5人でさいたま市の大宮南銀座(南銀)のキャバクラに入店し、90分の滞在で68万円余を請求された東京都大田区、男性会社員(26)は、そう振り返る。 5人は客引きに「90分飲み放題で7000円」と言われ、入店。飲み放題の焼酎以外にシャンパンを頼み、店の女性5人も酒を数杯ずつ飲んだため、十数万円の請求を想定していた。 しかし、請求額は68万6000円。明細を見ると、5人の女性は2000円の酒を計300杯飲んだと書いてある。「絶対におかしい」と反論したが、「金を払え」とすごまれた。 店員と近くの交番に行き、手当たり次第、埼玉県内の弁護士に電話をかけた。つながったのが偶然、民事介入暴力対策委員会の弁護士。駆けつけてもらい、料金を18万円に下げてもらった。男性は「二度とこのような店には行かない」と話した。
関西空港に大きな被害をもたらした台風21号の近畿上陸から11日で1週間を迎えた。国際線の一部で運航が再開されたものの、1日2万人超の訪日外国人客(インバウンド)を迎え入れていた「関西の玄関口」の全面復旧は見通せていない。関西各地の観光地に影を落とし始めており、関係者に不安が広がっている。 大阪・ミナミの道頓堀。以前は平日でもスーツケースを引っ張る外国人客がひしめき、ぶつからずに歩くのが難しいほどだったが、関空が機能停止した4日以降、激減。通りには買い物客が少し見えるだけで、閑散としていた。 「売り上げは半減。こんな状態が続けば、つぶれてしまう」。通り沿いにある土産物店の中国人従業員(50)は肩を落とす。 中国人観光客の多くは、日本で大量に購入した家電や日用品をまとめて持ち帰るため、帰国前にスーツケースを購入する。その需要を当て込み、数年前からスーツケースを多く仕入れるようになったが、4日以
女児がはねられた現場。乗客は降車後、横断歩道上に停車したバス後方を対向車に注意し横断する(8月31日、横浜市西区で) 横浜市西区北軽井沢の市道交差点で8月30日、市営バスが横断歩道上に停車し、バスの後方から横断しようとした女児が車にはねられ死亡する事故があった。横断歩道と停留所の距離は約5メートルしかなく、死角ができないよう30メートル前後離すことを求めた基準に適合していない。この停留所は基準を定める前に設置され、市は「法令違反などはない」としているが、専門家は「安全性の観点で位置を変えるなどの対応が必要だ」と指摘している。 神奈川県警によると、死亡したのは現場近くの小学5年渡辺ゆり愛(え)さん(10)。停留所は交差点の角にあり、バスは幅約4メートルの横断歩道を塞ぐ形で停車。降車した渡辺さんはバスの後方から横断し、対向車線を走ってきた軽ワゴン車にはねられた。信号機はなかった。
津地方気象台は午前5時頃か正午頃の時点で、その日の最高気温が35度を超えると判断すると、高温注意情報を発表する。県警によると、同情報が発表された11~16日に死亡事故が5件、重体事故が2件発生。そのうち4件は日中に見通しのよい直線道路上などで発生し、「なぜ事故になったか分かりにくい。暑さで注意力が低下し事故につながった可能性がある」としている。 4件は、▽志摩市で乗用車の69歳男性が道路脇の物置に衝突し死亡(13日)▽松阪市でバイクの55歳男性が電柱に衝突し死亡(15日)▽伊勢市で自転車の66歳男性が電柱に衝突し重体(同)▽津市で81歳男性が軽乗用車ごと川に転落し死亡(16日)――。 県警は「体調がすぐれない時の運転は避ける」「運転中に疲れを感じたら早めに休憩を取る」など運転の注意を促す店内放送を17日、大型小売店に依頼。「運転時にもこまめな水分補給をするなど体調に留意して運転してほしい」
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