[東京 25日 ロイター] トヨタ自動車7203.Tの豊田章男社長は米東部時間24日(日本時間25日)、米下院監督・政府改革委員会の公聴会に出席し、トヨタ車の安全性をめぐる問題について個人的な責任を感じると表明するとともに、顧客の苦情を一段と真剣に受け止めていく考えを示した。 2月25日、トヨタの豊田社長が行った米公聴会での証言に関する識者の見方をまとめた。写真は1月、米マサチューセッツ州の自動車販売店で撮影したトヨタのロゴ(2010年 ロイター/Brian Snyder) 豊田社長の米公聴会での証言について、米国の危機管理の専門家の間では評価は分かれている。証言はよかったか、事態の沈静化に役立ったかについて、ロイターが専門家4人に聞いたところ、2人は評価し、2人は評価しないと回答した。 謝罪に関する著作を持つローレン・ブルーム氏は「失敗だった」と断言。マネジメントやリーダーシップの専門家