半導体関連装置、FPD(フラット・パネル・ディスプレイ)関連装置、レーザー顕微鏡関連製品を手がける。「太陽電池変換効率分布測定機」の開発で太陽電池関連装置にも進出している。半導体や液晶パネルなどの検査・測定分野に強い。 ■第2四半期までの実績は予想より大幅に上振れ 2月1日に発表した10年6月期の第2四半期決算は、累計売上高が前年同期比18%減の36.60億円となった。一方、累計営業損益の赤字幅は前年同期に比べて縮小しており、0.8億円の赤字(前年同期2.47億円の赤字)となっている。 これは、期初時点での予想から大幅に上振れている。会社側は期初時点で、第2四半期の業績を累計売上高で30.5億円、累計営業損益で7.8億円の赤字と見込んでいた。 半導体市場では需要に回復の兆しが見え始めるなか、DRAM、フラッシュメモリーの価格が安定したことによって、設備投資の動きが一部で活発化している