アメリカのドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長の予測不能なやり合いを見ていると、これまでの国際政治の常識が通じなくなっているのを痛感する。こんな規格外の時代には、規格外の発想で対応するしかない。日本の現状を憂う石原慎太郎氏(84)と亀井静香氏(80)、2人の“不良老人”が、大胆提言でこの国の進むべき新たな道を示した。
「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢代表は1日、東京都内の自宅で、親しい国会議員らを集めた新年会を開いた。 出席者によると、小沢氏は、「野党がバラバラに戦っても全く意味がない。大同団結を目指すべきだ」と述べ、自公連立政権に対抗するため、野党が結集する必要性を改めて強調した。 新年会には、民主党の鈴木克昌、小宮山泰子両衆院議員や、維新の党の松木謙公、木内孝胤両衆院議員ら、小沢氏と関係が深い他党議員も含め約50人が出席した。小沢氏は、「野党がしっかりして、あぐらをかいている自民党をやめさせよう」などと呼びかけたという。 先の衆院選の結果、所属国会議員が4人となった生活の党は昨年末、山本太郎参院議員の入党を受けて「生活の党と山本太郎となかまたち」に名称変更した。新党名について小沢氏は、「批判的な声もあるが、好意的な反応も多い」と語ったという。
東京の五輪招致を打ち出した前都知事で日本維新の会の石原共同代表は7日、福島第一原発の汚染水問題がクローズアップされていることについて報道陣に対し、「被曝(ひばく)体験のない外国人は放射能について非常にナーバス(神経質)になっている。ハンディキャップになっている」と語った。
日本維新の会の石原慎太郎共同代表は21日、社民党の福島瑞穂党首を「バカみたいな社会党の生き残りの女」と酷評。野中広務元官房長官にも「売国奴だ」と矛先を向けるなど、自らと主張が異なるハト派をこき下ろした。川崎市内での維新の参院選立候補予定者の集会で語った。 石原氏は福島氏を「『憲法を変えると戦争を始める』とキャッキャと言う。まだ生きているのが不思議なくらいの化石みたいな人だ」。今月上旬に訪中し、日中国交正常化の際に尖閣諸島の領有権の「棚上げ」で両国が合意したと発言した野中氏について「このごろ気が狂ってね。わざわざ北京まで行っておうかがいをたて、何を考えているのか」とまくし立てた。 一時は連携を探った亀井静香元国民新党代表についても「なかなかの男だったんだけど、このごろちょっとおかしくなった」と批判した。 関連記事維新・石原氏、松井氏の発言<要旨> 橋下氏発言めぐり5/15「軍と売春、つき
日本維新の会の石原共同代表が、自身の簡易投稿サイト「ツイッター」を開設した。夏の参院選に向け、発信力を強化する狙いがありそうだ。 石原氏は今月25日の1回目の書き込みで、「安倍内閣は公明党と肩を組むまま果たして、諸悪の根源の憲法を改正出来るのだろうか」「世界で孤立し軽蔑にさらされている原因の憲法を今変えなければこの国は沈んでしまうのに」などと、憲法をテーマにつぶやいた。作家でもある石原氏はツイッターを始めた理由について、「(短い語句で人の急所をつく)『寸鉄人を刺す』ような文章は俺はうまいんだ」と語った。維新の会の橋下共同代表もツイッターを利用しており、フォロワー(閲覧者)は100万人近くに上る。
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