大分県由布市湯布院町で10日開かれた「第37回牛喰い絶叫大会」で、近藤和義県議=同市選出=が、地元産牛肉が安全であるとアピールした後、「セシウム牛はいりません」と絶叫していたことが11日、分かった。 大会は参加者が地元産の牛肉を食べ、日ごろの思いを叫ぶイベント。地元関係者として本番前にステージに立った近藤氏は「汚染された稲わらを食べた牛肉が出回ることがあったが、今日食べる牛肉は汚染の心配はありません」と前置きして「セシウム牛はいりません」と叫んだという。 近藤氏は「国はセシウム汚染牛の対応を県や生産者側に任せっぱなし。国を批判する意味合いを込めたが、言葉足らずだったかもしれない」と釈明している。