本連載では、『武器としての決断思考』『僕は君たちに武器を配りたい』『君に友だちはいらない』 の著者で、エンジェル投資家の瀧本哲史・京都大学客員教授が、各界で新たなロールモデルとなる注目の若手と対談、これからのビジネスパーソンと日本企業の生き方を探ります。第2回目は、リクルートで37歳にして、経営企画室室長、人事統括室室長を兼任する今村健一氏をゲストに迎えます。ホールディングス化、グローバル化で大きく変わるリクルートの、今と未来について聞きました。 ※前編はこちら:リクルート、37歳の司令塔が描く「新戦略」 リクルート的なもの vs. グーグル的なもの 瀧本:今村さん個人としては、リクルートのビジネスの中で、どこにいちばん関心が高いですか。 今村:そうですね。やっぱり「ゼクシィ」にせよ、「スーモ」にせよ、「じゃらん」にせよ、「ホットペッパー」にせよ、日本で培ったビジネスモデルが海外でも通用す