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ブックマーク / bungeishunju.com (7)

  • 《論破王を「論破」する》ひろゆき本はなぜ売れるのか?「バカ」を出し抜く“危ない思想” 藤崎剛人|文藝春秋digital

    9月9日にサントリーホールディングスの社長である新浪剛史社長がオンラインセミナーで発言した「45歳定年制」は、大きな議論を巻き起こした。どちらかといえば否定的な意見が多数となる中、肯定的な意見を述べる者もいた。西村博之、いわゆるひろゆきもその一人だ。彼は19日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演した際、「45歳定年制に反対している人って、無能だけど会社にしがみつきたいという人だと思うんですよね」と述べた。また、9月19日には「仕事が向いてないならベーシックインカムで暮らす社会でいいかと。」とツイートした。 「論破」のカリスマと化したひろゆき 匿名掲示板2ちゃんねる』の創設者として知られるひろゆきは、近年このような「辛口」コメンテーターとして、テレビなどでの需要が急速に高まっている。YouTube の個人チャンネルや著作物等も、特に若い世代に人気だという。「論破」という言葉も流行っている

    《論破王を「論破」する》ひろゆき本はなぜ売れるのか?「バカ」を出し抜く“危ない思想” 藤崎剛人|文藝春秋digital
  • 林芳正「次の総理はこの私」聞き手・宮崎哲弥|文藝春秋digital

    我こそは「保守流」の政治家なり!/文・林芳正(前参議院議員)、聞き手・宮崎哲弥(評論家) 林氏(左)と宮崎氏(右)「自民党・最後の切り札」——林さんは今秋におこなわれる衆院選で鞍替えし、山口3区から出馬する決意を表明されました。山口3区は二階派の重鎮である河村建夫元官房長官の地盤であることから、すわ党内抗争勃発かと、大注目を集めています。7月の立候補表明会見では「この国の舵取りをしていくため、衆院議員への鞍替えというハードルを越えなくてはいけない」と、総理総裁への思いも滲ませました。 そこで今日は、この日をどのように舵取りされるつもりなのか、ビジョンを伺いたいと思います。 20年ほど前、一緒にBSのトーク番組のレギュラーになったとき、あなたに付けたキャッチフレーズが「自民党・最後の切り札」でしたね(笑)。 林 それを聞いて、「じゃあ、私が出る時に自民党が終わっちゃうということですか?」

    林芳正「次の総理はこの私」聞き手・宮崎哲弥|文藝春秋digital
  • 【フル動画】片渕須直オンライン講義「なぜ『この世界の片隅に』をつくるのに、あんなに時間がかかったのか」|文藝春秋digital

    【フル動画】片渕須直オンライン講義「なぜ『この世界の片隅に』をつくるのに、あんなに時間がかかったのか」 ◆『この世界の片隅に』の完成には、なぜ6年間も時間がかかったのか。この次もかかるのか 文藝春秋digitalは、4月7日(木)20時〜、アニメーション監督の片渕須直さんをお招きして、オンラインイベント「なぜ『この世界の片隅に』をつくるのに、あんなに時間がかかったのか」を開催しました。 《フル動画はこのページ下部にあります》 片渕須直さんが監督を務め、2016年に単館公開されると、1133日間も続く異例のロングラン上映となったアニメ映画『この世界の片隅に』(原作マンガ:こうの史代)。戦時中に広島市から呉市へと嫁いだすず(声・のん)の暮らしを描く同作は、興行収入27億円越えの大ヒットとなり、第40回日アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞。2019年には約40分の新規映像を加えた

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  • ライフハック、やりがい搾取、個人主義…“NewsPicks系”な人々の「不自由な思考」 藤崎剛人|文藝春秋digital

    先日、何気なくテレビのニュースを見ていると、「世界的に原油価格が高騰」の話題が取り上げられていた。ガソリンや灯油価格が上がり、深刻な問題となっていると報じられたのちに、あるビニールハウス農家のインタビューが映った(テレビ朝日系『報道ステーション』10月27日放送)。答えているのは20代から30代くらいの青年で、今年は燃料費が15%上がっただけでなく、ビニールの値段も高騰しているので大変だという。 印象に残ったのはここからだ。彼はこの危機に対処するために、他の農家との差別化を図るなど創意工夫の営業努力で乗り切るつもりだと答えた。原油価格高騰に対しては、政府にも早急にできることがある。たとえば石油にかかる税金や消費税を一時的に減免するだけでも、事業者や生活者はかなり楽になるだろう。しかしこの青年は、政府に対する不満を口にすることも、何かを要請することもなかった。 すべてが“自己責任”でいいのか

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  • 塩野七生 老いて読む、『君たちはどう生きるか』 日本人へ208|文藝春秋digital

    文・塩野七生(作家・在イタリア)このコラムで、次に帰国したときは寺子屋をやってみたいと書いたのを読んだ人から、それならこんな感じですかと2冊のが送られてきた。いずれも『君たちはどう生きるか』と題した2冊で、1冊は岩波刊行のワイド版文庫。つまり全部が活字。もう1冊はマガジンハウス刊行のマンガで、岩波版での吉野源三郎は「著者」だが、マンガになると「原作者」。活字とマンガはまったくの別物であることは、2冊とも読了した後で納得がいったのだが。 まずはと岩波版を手にとって驚いたのは、この作品の初出は1937年。しかも新潮社から出ていたということ。昭和12年だから私の生れた年だが、この年は日にとって、以後つづく激動の時代の最初の年ではなかったか。日中戦争に突入し、日独伊防共協定が成立し、国民精神総動員運動が始まり、その余波か、東大教授矢内原忠雄の筆禍事件まで起きた年である。 その年に刊行されたのが

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  • “江戸時代のイメージを塗り替えた男”速水融を歴史家・磯田道史が語る。|文藝春秋digital

    昨年12月4日に90歳で逝去した速水融さんは、日に「歴史人口学」を導入した人物だ。歴史家・磯田道史さんは彼を師と仰ぐ。映画化されたことでも知られる著書『武士の家計簿』は、速水さんの手法に倣ったものだという。そんな磯田さんが、速水さんとの思い出を振り返る。/文・磯田道史(国際日文化研究センター准教授)高校時代に訪れた大学図書館 速水融(あきら)先生との出会いがなければ、私の学問人生はありませんでした。私の歴史家としての方向性を決める上で、最も影響を受けた人物です。 先生のことを知ったのは、私がまだ高校生の頃のこと。今でも鮮明に覚えています。 高校3年の3月、高校の制服を着て、地元の岡山大学の図書館を訪れました。当時、私は歴史を専攻することははっきりしていても、どの時代にするかは決めかねていて、受験を終えたところで早速、大学の図書館を訪れたんです。 ところが、入口で「高校生の利用は許可して

    “江戸時代のイメージを塗り替えた男”速水融を歴史家・磯田道史が語る。|文藝春秋digital
  • 日本人が「招かれざる客」として武漢へ殺到した時代|辻田真佐憲|文藝春秋digital

    ★前回の記事はこちら。 ※連載は第7回です。最初から読む方はこちら。 「武漢三鎮のうち、漢口が下町の商業地区とすれば、武昌は山の手の文教地区、漢陽は江岸の工業地区であった」と、武漢兵站司令部で1943年より慰安係長を務めた山田清吉は、その著書『武漢兵站』で述べている。 この記述が示すように、いまコロナウイルスで話題の武漢は、かつて3つの都市に分かれており、そして日軍の占領下にあった。 日軍が武漢を占領したのは、1938年10月のことである。「東洋のシカゴ」とも、「中国大阪」とも呼ばれたこの華中の要衝を落とせば、蔣介石も屈服するだろう。そんな期待も相まって、攻略作戦は華々しく喧伝された。 尾崎士郎、菊池寛、久米正雄、佐藤惣之助、佐藤春夫、林芙美子、吉川英治、吉屋信子ら22名の作家が、「ペン部隊」として大陸に渡り従軍したのはこのときのこと。かれらは帰国後、その従軍記を雑誌などに書きまく

    日本人が「招かれざる客」として武漢へ殺到した時代|辻田真佐憲|文藝春秋digital
    akakiTysqe
    akakiTysqe 2020/02/08
    武漢兵站』は1978年の本である。「慰安婦問題」の心配がなかったので、記述に遠慮がなく、著者はみずからの苦労話に終始する
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