京都・丹波エリアで2000年まで発刊されていたタウン誌「丹の街」の全バックナンバーが、京都府亀岡市古世町の亀岡市文化資料館で公開されている。タウン誌は美しい写真が特徴で、丹波3市町を中心に祭りや景色の紹介、座談会など多彩な記事を掲載。当時の暮らしの息づかいまで伝わってくる、「地元の本音が刻まれた資料」(同館)を閲覧できる。 「丹の街」は、パンフレット印刷や自費出版などを手がける岡﨑写真企画の故岡﨑弘明さんが1984年に創刊した。年2~4回発行する季刊誌で、岡﨑さんが病に倒れるまで計47号発刊された。 巻頭には、亀岡祭など、その季節や時期に話題となっていることを岡﨑さんが活写したカラー写真を多用して紹介。毎号企画した座談会では、障害者の作業所など時代を反映したテーマを設定し、6~7人の地元関係者らによる議論をまとめている。住民にインタビューしてまとめたマイホーム紹介などもあり、地域に身近なタ
京都屈指の観光地として国内外から注目を集める京都・嵐山。古来、数多の文化人に愛され、美しい自然に囲まれたこの地に2019年10月、「日本文化の新たな発信拠点を目指す」、福田美術館が開館されます。 2019年秋の一大ニュースとあって「いったいどんな美術館になるのだろう?」と興味津々な私、とま子は、編集長の高木に無理を言って、急激取材を敢行! しかも、編集長まで連れて行ってしまいました。 館内を案内してくださったのは、福田美術館学芸課長の岡田秀之さん。今回の取材では、岡田さんの超私的イチオシ作品までも教えていただきました。これがおもしろいのなんのって! 福田美術館とは? 江戸時代から近代にかけて、日本画家を中心とする約1500点もの作品を所蔵する福田美術館。円山応挙、与謝蕪村、伊藤若冲ら江戸時代の絵師たちの作品をはじめ、横山大観、上村松園、竹内栖鳳などの近代の名画、さらに国内有数の竹久夢二のコ
後世に多くの影響を及ぼした近代日本画の巨匠、竹内栖鳳の生誕160年を記念して、栖鳳とその弟子たちの作品を展示いたします。
花ごよみ ー横山大観・菱田春草らが咲きほこるー 2022年04月23日 - 2022年07月03日 季節をあでやかに彩る花。 その美しさを留めておきたいと誰もが願い、古来多くの画家が筆をとってその姿を写しました。 「花ごよみ」展では、横山大観の「春」、菱田春草の「春庭」に加え幻想的な夜桜を描いた加山又造の大作「おぼろ」など近代日本画の巨匠たちによって描かれた花や果実の作品を展示いたします。 当展覧会は昨年4月末から始まりましたが、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言の発令を受けてわずか2日間で閉幕したため、この度展示内容を再編成し、さらに充実した内容であらためて開催する運びとなりました。 常設展 百人一首ヒストリー 2021年04月01日 - 2023年03月31日 誰もが一度は遊んだことのある百人一首。百人一首とは、百人の歌仙(歌人)の歌を一首ずつ選び集めたものです。最も有名なも
倉庫に眠ったままになっている古い養蚕の道具類(綾部市位田町) 養蚕にまつわる道具や写真などを長年にわたり収集してきた京都府蚕糸同友会が、資料の活用や保管場所の確保に頭を悩ませている。地域の発展を支えた養蚕の技術や往時の生活を物語る約350点の資料群。会員の高齢化が進む中、貴重な民俗遺産の引き受け手を探している。 会は1984年、京都府内の養蚕の歴史や技術を残そうと、蚕糸関連企業や行政機関のOBらで発足。88年から、養蚕農家や技術研究所、企業などに呼び掛け、明治期からの道具など計350点を所蔵する。昨年には、綾部市のNPO法人と「くらしを支えた蚕糸業展」と題した資料展も開催した。 資料は、蚕の餌となる桑の葉を摘む際に指にはめた鉄製の「摘桑爪(てきそうつめ)」や、繭のけばを取り除く「毛羽取機(けばとりき)」など、養蚕農家でかつては日常的に使用された道具がそろう。研究機関で使われた「繭専用秤」や
今からほぼ100年前の1919年、ドイツのヴァイマールで産声をあげた総合芸術学校バウハウス。1933年にナチスドイツの手によって閉校させられるまでの短い間に生み出された数々のデザインは、ヴァルター・グロピウスやミース・ファン・デル・ローエといった歴代の校長たちの偉業とともに、モダニズムの歴史のなかで最も印象深く、意義深いものとなっている。 京都国立近代美術館で開催中の展覧会「バウハウスへの応答」は、バウハウスの代名詞と言えるような、産業社会のプロトタイプとして工業化された素材を用いた家具や、合理性を追求したシンプルな幾何学形態の建築は存在せず、モダニズムのシンボルとしてバウハウスを求める人々の期待を、いい意味で裏切ってくれる展覧会ではないだろうか。 展覧会の冒頭に展示されているグロピウスによる「バウハウス宣言」では、第一次世界大戦後の急激な民主化と産業化のなかで、手仕事の訓練と習得を通じた
米国などの戦闘機の音を収めた「敵機爆音集」 障害者が戦時に置かれた境遇や戦争動員について記録したDVD「障害者と戦争」を、日本機関紙協会京滋地方本部(京都市上京区)などが製作している。障害者は戦力にならないと差別された一方で、戦争に駆り出された歴史を伝える貴重な証言や資料を収める。北区の立命館大国際平和ミュージアムで31日に始まる「平和のための京都の戦争展」で初公開される。 今年、38回目を迎える同展が初めて「障害者」をメインテーマにするのに合わせて、「戦争展」実行委員会の構成団体である日本機関紙協会京滋地方本部のほか、きょうされん京都支部と日本盲教育史研究会が動画の製作を企画。京都で戦争を経験した障害者や、京都府立盲学校(北区)の元教諭で日本盲教育史研究会事務局長の岸博実さん(69)=宇治市=が出演する。 府立盲学校同窓会長の白畠庸さん(82)=右京区=は、戦時中に盲学校中等部の生徒が傷
2018年5月24日、京都府立図書館が、京都国立近代美術館の点字パンフレット等の作成に協力したと発表しています。 京都府立図書館の視覚に障害のある職員が、隣接する京都国立近代美術館が新たに発行した点字のパンフレットや、絵に触れる「さわるコレクション」の作成に協力したものです。 京都府立図書館 お知らせ https://www.library.pref.kyoto.jp/ ※「2018.05.24 京都国立近代美術館の点字パンフレット等の作成に協力しました」とあります。 京都国立近代美術館の点字パンフレット等の作成に協力しました(京都府立図書館) https://www.library.pref.kyoto.jp/?p=14783 点字・拡大文字による美術館パンフレットが完成しました!(感覚をひらく―新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業実行委員会) http://www.momak.go.j
琵琶湖疏水記念館(管理・運営:京都市上下水道局) 〒606-8437 京都市左京区南禅寺草川町17 TEL 075-752-2530 FAX 075-752-2532 (c) 2018 City of Kyoto. All rights reserved.
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
The Scott Reagent testing kit is a simple tool that is used for detecting cocaine. The test is conducted in three steps. The first step produces blue precipitates. These are dissolved in the second step, which turns the solution pink and then blue. This is an indication of the presence of cocaine. However, the blue color does not necessarily mean that a substance is totally safe. There are still i
東京都美術館に次ぐ、全国2番目の公立美術館として1933(昭和8)年に開館した京都市美術館(京都市左京区)=再整備工事中。多くの人に親しまれているが、駐留した米軍に一時接収されるなど、戦争で大きな影響を受けた。それでも当時の関係者は、「アートを守ろう」と懸命の努力を続けてきたという。歴史をたどってみた。【澤木政輝】 京都市美術館は、京都で開かれた昭和天皇の即位礼を記念する「大礼記念京都美術館」として、広く市民の寄付金を集めて建てられた。当時最大の美術展だった帝展(現・日展)をはじめ、数多くの大規模展覧会を開催してきたが、44年秋から米軍による本土空襲が本格化すると、文化財や美術品を守るための対策が急務となった。
博物館は変化している。その特徴を世代区分する考えによれば、第1世代は保存志向、第2世代は公開志向、第3世代は参加志向という。いわば宝物の保存施設から、人々に開かれた展示場、そして多くの人々に活用してもらう場へ変わった。しかし第3世代も1980年代後半に芽生えてからすでに30年も経過し、活用してもらうというどこか受け身の姿勢と異なる、もっと自発的な「提案志向」の博物館が現在は増えている。私はそう実感する。 博物館の一職員たる学芸員も、したがって、役割やマインドを変化させている。ただし誤解を招かぬよう言葉を補おう。第1世代の保存の仕事が不必要になったわけでは決してない。むしろ保存・修復も、研究・展示も、参加・活用も、そして提案も、と次々に役割が積み重なり、やりがいが増している。そんな多岐にわたる活動は学芸員ひとりではなく、博物館職員全体で盛り上げる。
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