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ブックマーク / oda-senin.blogspot.com (9)

  • 「国際バカロレアと学校図書館」公開シンポジウム(追加:翻訳書割引購入のお知らせ)

    主催:「国際バカロレアと学校図書館」研究会(科学研究費補助金19K12721) 後援:文部科学省IB教育推進コンソーシアム事務局 日時:2021年11月23日(火・祝日)午後2時〜午後5時 開催方法:Zoomによるオンライン会議方式、事前申し込み制、参加無料 [開催趣旨]アンソニー・ティルク著『国際バカロレア教育と学校図書館——探究学習を支援する』(根彰監訳、中田彩・松田ユリ子訳、学文社刊)の刊行を機に、国際バカロレア・ディプロマプログラム(IBDP)のカリキュラムの中心にある探究学習を進めるのにあたり、学校図書館がどのような位置づけをもつのかについて、広く関係者の意見交換の場にする。 [プログラム]総合司会  松田ユリ子(神奈川県立新羽高等学校司書) 主催者挨拶 根彰(東京大学名誉教授) ビデオメッセージ(日語字幕付き) アンソニー・ティルク(オランダ・ハーグ、アメリカンスクール図

    「国際バカロレアと学校図書館」公開シンポジウム(追加:翻訳書割引購入のお知らせ)
    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2021/09/24
    今のところ時間が空いているので申し込みました。勤労感謝の日ではあるのですが
  • 『アーカイブの思想』の書評(2)

    前回の書評紹介に続けて、その後に出た書評を紹介し、若干の応答をしておきたい。 書評者:福島幸宏氏『図書館界』(日図書館研究会刊)73巻2号, 2021年7月 p.146-147. https://www.jstage.jst.go.jp/article/toshokankai/73/2/73_146/_article/-char/ja/ (エンバーゴによって現在は会員以外は半分しか読めない。発行1年後にエンバーゴが解けたら全部読める) 自主的な研究会で直接コメントしていただいたものと基的に同じ内容なのでそのときの回答文書を転載しておく。なお、福島氏は現在、慶應大学の文学部図書館・情報学専攻に所属している。それも奇しくも私が出た後の机を使っておられる。部屋ではなく机である。というのは、この専攻の教員が大部屋にいることは知る人ぞ知ることであり、それはここがジャパンライブラリスクールだった頃

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2021/09/04
    ありがたいです。お答えうちの「悩み」など、僕自身の課題でもありますので。また直接でなくとも仕事のなかで応答します。もっとも、最初の机の話はこう、どういうメッセージか悩んでしまった
  • 『アーカイブの思想』の書評

    今年の1月に刊行された『アーカイブの思想』はおかげ様で多くの読者を得つつある。あえてタイトルに「図書館」を入れないで出版してもらったことで版元には心配を掛けたが、それ自体は杞憂に終わった。確かに「図書館市場」というのがあって、そこに焦点を当てれば一定の部数が捌けるのだろうが、今回はこちらの我が侭を通させてもらった。4月に増刷されて当初の目標の販売部数は確保できたものと思う。 最初に、『週刊読書人』4月9日号に掲載された、「アーカイブ図書館を知り、よりよく活かす 対談=根彰・田村俊作『アーカイブの思想』(みすず書房)刊行を機に」を紹介しておく。 https://dokushojin.com/reading.html?id=8084 田村俊作さんは慶應の図書館情報学専攻にずっとおられた方で辞められた後に、私が入れ替わりで入った経緯がある。その意味で互いによく分かっている者同士の話し合いとい

  • 「サブジェクトライブラリアンの将来像」に参加して

    日3月15日、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門の主催で標記のシンポジウムがオンラインで開かれ参加した。この図書館は昨年10月に開設され、この4月からここに3名の「サブジェクトライブラリアン」が配置されるということである。東京大学にこうしたポストができるというのは画期的なことであるだろう。 http://u-parl.lib.u-tokyo.ac.jp/archives/japanese/mh4 プログラム [ 第1部 ] 9:30 〈開会の辞〉 蓑輪 顕量(U-PARL部門長、人文社会系研究科教授) 9:35 〈アジア研究図書館の紹介〉 小野塚知二(アジア研究図書館館長、経済学研究科教授) 9:50 〈趣旨説明〉 中尾道子(U-PARL特任研究員) 10:15 〈報告1〉 吉村亜弥子(シカゴ大学図書館研究ライブラリアン) ■  米国サブジェクト・ライブラリア

  • 博士論文(「教育改革のための学校図書館」)について

    年2月に慶應義塾大学から「教育改革のための学校図書館」の研究業績により博士(図書館・情報学)の学位を頂戴した。その経緯について書いておきたい。 私たちの世代の文系の研究者は、大学院博士課程を単位取得退学のまま就職し、そのまま定年近くまで博士の学位なしの人が多い。当時、文科系では、博士はある分野に長期間携わって一定の成果を上げた人のための名誉的な称号であるという見方が支配的で、若いうちにとることは一部の分野(心理学、社会学、経済学などの実証科学的分野)を除くとあまり考えられていなかった。だから、外国の研究者人と交流して博士号がないというと少し肩身が狭い思いをしながらそのような事情を話さざるをえないことも何回かあった。私自身は、一定の研究分野でじっくりと研究を継続することができず次々といろんなことに手を出して中途半端にしたまま違うことに手を染めることを繰り返してきたので、博士号をとることもな

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2020/12/22
    こう来ましたか。これはw
  • 「図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)中間まとめ」についての意見

    現在、著作権法において図書館関係の権利制限規定の見直しの議論が文化審議会著作権分科会で進められている。すでに、法制度小委員会の議論の中間まとめが公表されていて、これに対してパブリックコメントが求められている。 文化審議会著作権分科会法制度小委員会「図書館関係の権利制限規定の見直し(デジタル・ネットワーク対応)に関する中間まとめ」に関する意見募集の実施について こうしたものに個人の立場から意見を出してもどれだけ取り上げられるのか疑問はありながらも、以前よりも開かれた場で議論を進めようとしていること自体は望ましいものと思われるので、意見を伝えることにした。図書館関係者の間では今回の議論は唐突に来たもののようにも受け止められているが、背景には安倍ー管政権が進めようとしているデジタル庁の動きがあり、これに連動していることは明らかだ。そしてそのときに図書館がもつコンテンツに着目しているわけである。そ

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2020/12/22
    以下が重要。さすが“デジタル庁が開かれることを機会に、文化庁から文科省の他の部門に対して、著作権行政の観点から、図書館における著作物の権利制限条項が教育政策の要になることをもっと強く主張”
  • 子どもの本離れは解消されたのか — 飯田一史『いま、子どもの本が売れる理由』を読む

    飯田一史『いま、子どものが売れる理由』(筑摩選書, 2020年7月刊)に目を通した。読んだとは言えないのは、このの第1章「子どもの読書環境はいかに形成されてきたか」が目当てで、あとの章はマンガ雑誌が売れている理由や『おしりたんてい』をはじめとするヒットの分析に充てられているので走り読みしたからだ。それでも1章と「おわりに」は読む価値があると感じた。これまで、出版流通やベストセラーについて書かれた図書館が言及されるとすれば、それは図書館での貸出しが作家、出版社、書店などの関係者から問題視されている文脈でのことが多かった。大量の複貸出が売り上げを損ねているというたぐいのものである。それがこのはおそらく初めて、子どものというジャンルの話しではあるが、図書館(というより公費)が重要な市場を形成する要因となっていることについて論じたものだ。 子どもたちの読書量は増えているのか書の帯

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2020/10/24
    子ども読書活動推進法に切り込もうとされてる。課題意識は共通してます。というわけでとりあえず本書を手配
  • 映画「ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス」を観る

    6月13日(木)の夜に岩波ホールで「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」を観た。200人は入るホールに50人程度の入りだった。言われている評判より少ない感じだが、それはどうも終了時刻が21時50分に設定されていることに原因があるようだ。上映時間が3時間25分で途中で5分ほどの休憩が入るのでこういう時間になる。同館のサイトによれば、昼はそれなりの入りのようなので、この時間帯だと見合わせる人が多いのだろう。複数の観た人の話しでは、長いので座布団が必携とか、だんだんと疲れてくる、くらくらしてくるというのと、長いけれども飽きないで観られるというのとがあった。 というわけで、最近こんなに長い映画を観たことがないのでどうなることかと戦々恐々ではあったが、結果的には集中して観続けることができた。しかし、最近は名画座系でも座席は快適なところが多いから、前の座席の人の頭が画面の一部を遮る可能性があるこ

    映画「ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス」を観る
    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2019/06/15
    “映画で作家の声として示されているものは、図書館の資料を読む市民の内面の声の比喩的な表現である。つまり、利用者は資料を使うことでそこに含まれている「知」の声を聴くのである”
  • 「図書館はオープンガバメントに貢献できるか」報告(1)

    3月25日(日)の午後1時から4時まで慶應大学三田キャンパスで、公開ワークショップ「図書館はオープンガバメントに貢献できるか」を開催した。終了してからすでに4週間近くになるが、新学期になっていろんなことに時間をとられて書けなかった報告をここでしておきたい。公式の報告はホームページで行っているので、ここは個人的な視点からの報告である。 まず年度末の日曜日のお忙しいところ、ご参加いただいた講演者の豊田高広さん、コメンテータの伊藤丈晃さんに感謝申し上げる。研究者的な観点からではまったく成り立たないこのテーマについて、図書館現場、自治体行政現場からの生の声を届けてくれたので、議論はかなり現実に迫るものになった。そのことは後で報告する。 とくに事前登録もなしに開催したので、どのくらいの人が来てくれるのか読めず、いったん確保した70人規模の部屋を倍の人数が入る部屋に変更した。実際の参加者が70人だった

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