◆概要 相国寺塔頭慈雲院の境内地に隣接する児童養護施設和敬学園は、大正13年(1924)に慈雲庵(昭和17年(1942)に慈雲院に改称)住職であった樋口琢堂によって創設されました。琢堂は、慈照寺(銀閣寺)の徒弟時代に大正天皇と出会ったことが契機となって「一日一善」活動を展開し、運動の機関紙『衆善』を刊行します。さらに琢堂は、和敬学園の園長として少年保護へ乗り出し、多くの少年を立ち直らせました。今回の研修会では、琢堂の足跡を通じて、伝統仏教集団による社会事業の特質について考察します。 ◆日時 1.2022年10月31日(月)午後2時~ 第一講 樋口琢堂と「一日一善」 (第一講動画配信URL:https://youtu.be/3-Hq2b2BQzo) 2.2022年11月7日(月)午後2時~ 第二講 京都仏教護国団の発足と改組 (第二講動画配信URL:https://youtu.be/lel8